カテゴリー「修理・工作」の70件の記事

2018年5月 4日 (金)

16年使ったラティスを交換した

家を建ててからほぼ16年、隣家との間に黒いスチール製のメッシュフェンスがあるのだが、当初から目隠しのためにフェンスに木製のルーバーラティスを取り付けていた。近くのホームセンターで購入したものであるが、この分野では超メジャーなアイリスオーヤマ(以下、アイリス)製であった。

今まで全くメンテはしておらず、木製なので当然ながら徐々に経年劣化していき、変色はもとより、木がやせてボロボロになったりルーバーが脱落したりと、かなり見苦しい状態になっていたのだが、今年、ついに重い腰を上げ交換することにした。

以下が現在の状態であるが、日当たりの良い場所で野ざらしということを考えれば、意外に持ったというのが正直な感想である。(普通の人は、こうなる前に交換すると思うが ・・・ coldsweats01
 

■全体

 ラティスのサイズは、手前の1枚が 幅90×高90cm、他は 90×120。
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 少し角度を変えて
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■劣化の激しい個所

 上側を中心に木はボロボロになっている
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 ルーバーも一部脱落
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■ラティスの取り付け方法

アイリスはラティス取り付け用の金具を数種類発売しているが、我が家の場合、「ラティス固定金具(格子用・下部) LK-5B」をラティス下面に取り付け、金具の先端をフェンスの溝に挿し込むことでラティスの重量を支え、更にフェンスの高さの位置でビニール被覆の針金でラティス両側の支柱をフェンスに固定している。この方法は、施工が簡単で安定性も抜群なので、今回もそれを踏襲することとした。
金具を取り付けているネジは全て錆びて劣化していたが、金具自体は一部が部分的に錆びている程度だったので、ネジは全てステンレス製に交換、金具は錆部分をやすりで削って再利用することとした。

 古いラティスに取り付けていた金具
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 表面
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 ウラ面(フェンスの溝に挿し込んでいるだけで固定はしていない)
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■新しいラティスの購入(本記事に記載の金額は全て税込)

新しいラティスを購入するために近所のホームセンターに行ってみた。置いているのは今でも定番のアイリス製であるが、90×120のルーバーラティスは常備していなかった。
そこで、アイリスの通販サイト「アイリスプラザ」を覗いてみると、4枚セットだとホームセンターで取り寄せるよりもお得な価格で売っていたので、まずは4枚セットをポチってみた。(送料無料で 12,744円)

 4枚組の荷姿
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あと必要なのは、90×90 が1枚、90×120 が3枚なのだが、ネットでは1枚単位だとかなり割高になる。そこで、コーナンに行ってみたところ、さすが大型チェーン店、オリジナルのラティスがリーズナブルな価格で置いてあった。それも以下の二種類があった。

  1. ACQ塗装 材質:杉
    90×120: 3,218円、 90×90: 3,002円
     
  2. 一般品 材質:天然木
    90×120: 3,002円

ACQというのは銅系の防腐防蟻剤で、ACQ加圧注入といって木材の中に加圧浸透させる加工が一般的のようであるが、「ACQ塗装」というのがどこまでやっているのかは不明である。いずれにせよ、防腐加工を一切謳っていない一般品よりも耐久性はありそうなので、本当は残り全部をACQ塗装品にしたかったのだが、廃版で在庫限りということで各サイズ1枚ずつしか手に入らなかった。
ちなみに、アイリスの製品には

  • 材質:天然木
  • 防腐・防カビ効果のある合成樹脂塗料(アルキド系)を使用しているので、耐候性に優れています

という説明がされている。

最後の 90×120の2枚を、アイリス製にするか、コーナンの一般品にするか迷ったが、製品によって色が少しずつ異なるという見映えの悪さよりも、耐久性がどのくらい違うのか見てみたいという興味の方が勝り、結局、コーナンの一般品を購入した。

それらの製品を並べたのが以下の写真で、上段手前から、16年前のアイリス製、新品のアイリス製、下段手前からコーナンACQ塗装品、一般品である。
※カラーは全てブラウンである。

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■交換完了

そしてすべての交換が完了。(一般品は木の陰で見えていない)
結局、一番時間がかかったのは、新品の取り付けではなく、古いラティスを一般ごみに出せるサイズに切断してまとめる作業であった。wobbly

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「製品によって耐久性がどのくらい違うのか見てみたい」とは言ったものの、すぐに興味を失ってしまいそうな気がするが、まあ気が向いたら数年後の状況を報告したいと思う。

では。

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2018年2月 4日 (日)

電子体温計の修理

ある日、我が家の電子体温計がいつの間にか新しいものに替わっていた。嫁さんに確認すると「古いものは電源が入らなくなったので買い替えた」とのこと。

古い体温計はテルモの C202という型で、10年近く前に買った記憶がある。

まずは、C202について紹介する。

 C202のケースと本体
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 本体ウラ側
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本体には電源(液晶)ON/OFFスイッチはなく、ケースから取り出すと自動で液晶表示ON、ケースに収めると自動で液晶表示OFFになる仕組みである。

 収納時は液晶OFF
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 取り出すと自動でON
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テルモの旧製品の体温計の説明書は以下のサイトからダウンロードできる。
http://www.terumo.co.jp/consumer/support/manual/past.html

嫁さんの話を聞いた時には「多分電池が切れただけなのでは?」と思ったのだが、実物を見てすぐに原因が分かった。
ケースのウラ側に貼り付けられていたシールが完全に剥がれていたのだ。

 ケースのウラ側と剥がれたシール
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 シールのウラ面 ・・・ 中央の黒い磁石をケースの穴にハメる
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この体温計がケースの出し入れで自動で電源ON/OFFになるのは、ケースに磁石が仕込まれており、それが体温計本体に近づくと電源がOFFになる構造だからである。

試しに一般の磁石で確認した映像が以下。

 Terumo_400

磁石によって電源が切れる仕組みであることは説明書にも記載されていおり、シールのウラに磁石らしきものがあるのを見て、記憶の片隅にあったその記載がフラッシュバックしてきた。

と言うことで、今回はシールを接着剤で貼って修理完了である。

 修理完了
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嫁さんは「電源が入らない」と言っていたが、実際は磁石が外れたことで常時電源ONの状態になったために液晶表示がおかしくなっていたようだ。

さて、久しぶりに説明書を読み直すと

  • 電池の誤飲事故を防ぐために、電池は交換できない構造になっています。電池が切れた場合は新しい体温計をお買い求めください。
  • 電池寿命は1日3回の検温で5年以上ご使用になれます。

とのこと。

これを見て、電池が切れた際には電池交換にチャレンジすることを心の中に誓ったのは言うまでもない。coldsweats01

では。

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2018年1月 3日 (水)

冷蔵庫の扉のバネ交換

ある日、嫁さんから、冷蔵庫の扉が閉まらないとのクレームが ・・・
見てみると、観音扉のうち左側の扉の先端(右扉と接触する面)のドアポケットの側面辺りに、90度回転して開閉する回転しきり(本記事ではフラップと記載)がついているのだが、これが開いたままのため左扉を閉めようとする時に右扉に干渉していた。本来は、フラップの下に付いているバネの力で通常フラップは閉じており、扉を閉めた時だけ強制的に開いて両扉の間の隙間を埋める仕掛けになっているのだが、バネが破損して通常時でも閉じなくなっていた。

 庫内側から見たフラップ(左が開、右が閉の状態で赤丸内がバネ)
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 正常なバネ(左)と破損したバネ(右)
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黄色い丸印の個所で完全に破断していた。
右の「破損したバネ」は、一巻き分をほどいてペンチでフック状に加工した後のものである。これでも一時しのぎにはなったが、やはり目分量で加工したためかフラップの開閉がスムースでなく、時々閉じない状況であった。

この冷蔵庫は2008年製の日立製で、型番と「バネ」でググってみると、このバネは補修部品として「日立冷蔵庫のバネ(Rドアシキリシタ) R-SF40VPAM 216」という名前で税抜300円で販売されていた。ちなみにバネの交換は工具も不要で素人でも簡単にできる。

 【販売サイト】
  ヨドバシ
  日立家電部品のカデンの救急社

ここで少し脱線・・・
ヨドバシのサイトでは東芝と日立のバネが販売されている。
他メーカーがないのは、バネを使っていないのか、または一般に流通させていないのかはわからない。
ヨドバシのユーザレビューを見ると、これらのバネが金属疲労で破損することは多いようなので、もし前者だとすると素晴らしいのだが、多分この辺りはメーカー横並びの設計だと思われるので、後者の可能性が高い気がする。(今度、量販店に行ったら覘いてみます ・・・ bleah
いずれせよ、全く儲かりそうにないこれらの補修部品を送料無料で配送するヨドバシはありがたい。
 
【2018年1月8日追記】
量販店で確認したところ、シャープ以外のメーカは全てフラップが付いていた。シャープは「フラップがない」ことを「センターピラーレス」と称して、節電のための独自機能として「ウリ」にしていた。(→
参考サイト

想像よりも安いので早速注文しようかと思ったのだが、念のため購入時の書類を探してみると某大手量販店の10年長期保証が付いており、まだ保証期間内であった sign03

消耗品なので保証対象外と言われるかも、と思いながらダメ元で保証書に記載の番号に電話してみた。
こちらから、「バネが破損している」「バネを郵送してくれるだけでよい」旨を伝えたのだが、
「郵送だけというのは不可で、必ず現物確認が必要」との回答。

「わざわざ出張してもらうのは申し訳ない」「出張して確認してもらった後に『消耗品で保証対象外なので出張費をいただきます』と言われても困る」とくいさがったのだが、
「現物確認は必須」「出張費の請求の有無については約束はできない」との一辺倒で、「約束はできない」というのは譲れないようなので、とりあえず来てもらうことにした。

後日実際に来たのは、メーカーの人ではなく量販店のサービスマン1名であった。
現物を数分確認した後、「フラップ自体も壊れているのでフラップごと交換する」と言って、持ってきた新品のフラップに交換。ネジ留めするだけなので全部で15分程度で作業が終了した。

フラップは、中に(多分結露防止のための)電熱線が通った電気部品で長期保証対象であり、これがたまたま壊れていたので無償対応になったらしい。

とりあえず結果オーライである coldsweats01
ちなみに、今回量販店名を記載しなかったのは、いろいろと忖度した結果である。

では。

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2017年8月17日 (木)

WDのRMA期限が短くなったらしい

Western Digitalの3.5inchハードディスクは、過去に保有していたものも含めると既に10個近く使用してきた。
品質の良さに加え、(私自身は過去に使ったことはないが)、RMA保証があり送付先が国内というのもポイントが高い。
※そういう意味では Seagateも同じであるが、残念ながら東芝は国内向けにはRMA保証がない。

先日、以前から所有していた Western Digital製のHDDのRMAの有効期限を WDのサイトで確認したところ、以前にメモっていたものより短くなっていた sign03

以前のメモが間違っていたのかと思い、他に保有している(複数の)HDDも合わせて確認したところ、どれもちょうど30日短くなっている。coldsweats02
最も直近で確認したHDDの確認日は 2017/7/16なので、その後の1ヶ月で何か事件が起こったようだ。

早速、WDのサイトから問合せを行ってみた。

返ってきた回答を整理すると以下のような内容であった。

  • 製品の保証期間は、出荷日から2または3年間(製品により異なる)。
  • いままでは、システム上で保証期間が1ヶ月間前後多く設定されていたが、システムを更新してその猶予をなくした。
  • その結果、これからすべて出荷日から計算して2または3年間ちょうどとなる。
  • システムを更新したのは「この1ヶ月」
  • このことに関するアナウンスは特にしていない
  • ただし、購入証明(納品書か領収書など)があれば、その写真かPDFをWDに送れば期限を修正する。(回答に記載はなかったが、多分ココから画像をアップすればよさそう)

以前「REGZAに雨だれ ・・・ 液晶パネルを交換した」で、『ヤマダ電機が過去に遡って保証規定を変えたが、消費者団体からの申し入れで結局元に戻した事例』を紹介したが、今回のWestern Digitalの対応もそれと似たグレーゾーンのような気がするが ・・・・
Western Digitalの回答は、そもそも「出荷日基準」との一点張りであった。

ともかく、皆様も手持ちの Western DigitalのHDDがあれば、RMA保証期限の再確認をお勧めする。

では。

【2017年8月19日追記】
本日、再確認したところ、また元に戻っていた。
この3日間に、またシステム更新をしたのであろうが理由は不明である。サポートはあのように回答したものの、単なるバグだったのではないかという気もするが ・・・

私が寝ぼけていたのではないことの証拠として、手持ちの7つのHDDのRMAの有効期限のWeb画像を貼っておく。左が8/16、右が8/19の表示である。
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2017年8月16日 (水)

スーツのパンツの裾の擦切れ補修

私はサラリーマンなのでいつもスーツ通勤である。
外に出歩いたりお客様と毎日会うような職種ではないので、スーツは人並みのものを購入しているが、私の場合、どのスーツでも数年使っていると、まずパンツの裾が擦り切れてくる。裾の長さを少し長めにしているのが一因と思うが、それはともかく、まだ上着の方は着られるのに、パンツの裾のために上下とも破棄するのはもったいない気がする。
上着だけ単独でジャケットとして使う手もあるが、やはりシルエットが少しタイトなので若干違和感がでてしまう。

今回、冬用のスーツで擦切れがかなり進展しているパンツが2本あったため、街中で見かける、別々の専門店に補修をお願いしてみることにした。
2本とも損傷個所や程度はほぼ同様である。

「洋服 お直し」でGoogle先生に聞いてみると、近所だけでもこの手のチェーン店は意外と多い。ただ、一口に衣服の補修と言っても、損傷内容も補修方法も千差万別なので、ホームページを見ても補修方法のサンプルや参考金額は掲載されていても、あくまでもガイドラインや参考レベルである。

実際、今回は比較的大きな2つのチェーン店(以下、MチェーンとGチェーンと記す)を選んだのだが、どちらも店頭で店員(おばさん)が実物を見て

  • 損傷内容の確認と補修方法の相談、決定
  • 金額の見積り

を行うシステムであった。

それでは、実際の補修結果と金額を載せる。
私は、この手のものは全く素人で良し悪しはよく判らないので、以下では(一部推測は含むが)事実のみを簡単にコメントする。

参考までに今回補修の概要は以下のとおりである。(2本とも同様)

  • 裾はシングル
  • 裾のうち前方の方が損傷が大きく、先端は完全に裾の下面が擦り切れほつれている状態。後方は「靴ずれ」(補強布)があるためか、ほつれはほとんどなし
  • どちらの店も、裾を10mm程度内側に折り込む方法を提案してきたのでそれでOKと回答。全周を均等に折り込むので、裾はその分上がる(股下が短くなる)ことになる。

■ Mチェーン ・・・ 費用は2,700円(税込)

【補修前】

 両足の前方にほつれあり
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 ロゴが入っている布が「靴ずれ」
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【補修後】

 前方内側・・・元々下面にあったほつれ部分に別の布をあててミシンで広めに補強
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 後方内側・・・元の靴ずれは取りはずし、裾の内側の布を切って靴ずれとして使用
         なぜ、靴ずれを再利用しなかったのかは不明
 Mm_004

■ Gチェーン ・・・ 費用は2,484円(税込)

【補修前】

 擦切れ状況はAチェーンのものと同じ
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【補修後】

 前方内側 ・・・ 補修方法はAチェーンと同じだが補強範囲はAチェーンよりも狭め
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 後方内側・・・元の靴ずれは一旦取りはずし、裾上げ後に再度装着
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以上である。

今回、試しに2つのチェーン店に補修を依頼してみたが、結果として、金額や補修方法に大きな差はなかった。

では。

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2017年5月28日 (日)

Yahoo!カーナビとスマホスタンド

我が愛車では、以前の記事「PND JM-434N を買ってみた」で書いたポータブルカーナビ JM-434Nを使ってきたが、さすがに5年を過ぎると、

  1. 地図データが古いので道が変わっている
  2. 登録していた地点がいつの間にか消えてしまう(ソフトのバグ?)
  3. バッテリがヘタってきた

などの問題が目立つようになってきた。

そもそも私の場合、カーナビを使いたい場面は年に数回レベルということもあって、特に 1の理由から最近はほとんど出番はなかった。

そこで、遅まきながら最近 Yahoo!カーナビを試してみたのだが、あらっビックリ sign02 
問題がないというレベルではなく、(私のスマホサイズが少し大きいこともあって)見易さ、精度、設定のし易さのどの点でも JM-434Nを完全に超えている coldsweats01

これで地図データも最新ということであれば、もう誰もカーナビなんて買わないだろsign01 というレベルである。
また、利用環境面でも私の旧式の格安スマホと格安SIMの組合せで(少なくとも私の試した都市部では)画面更新など全く問題がなく、通信量も通常の日と比べて特に大きいということもなかった。

いやぁ~、これではカーナビメーカは商売上がったりである。happy02

私的に唯一困ったのが、スマホの固定である。とりあえず、PND JM-434N用のスタンドに無理やり輪ゴムで固定していたのであるが、輪ゴムが画面を横切るのでちょっとカッコ悪い。

 JM-434N用のスタンド
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そんな折、ダイソーでスマホを挟んで固定できるアイテム(商品名:携帯電話クリップ)を発見。下にカメラの三脚が取り付けられるネジ穴が空いているので、ここにネジを付けてスタンドにうまく固定できるのではないかと思い購入。

 携帯電話クリップ(矢印部を上下させてスマホを挟んで固定する)
 
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三脚用のネジの規格は、1/4インチネジというものらしいのだが、近所のホームセンターには取扱い無し。
amazonにも「三脚用ネジ」で探してみると色々なタイプのものがあるようだが、たまたま吉祥寺のじゃんぱら で、それらしきネジを発見。(税込280円)

 三脚用ネジ
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早速、付けてみるといい感じで固定できた。

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めでたし、めでたし。

でも、オートバックスなどでも安いスマホスタンドは1000円くらいからあるみたいなので、それでも良いかも。

では。

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2017年5月 7日 (日)

ブルーレイプレーヤのトレイが出てこないので修理した

以前の記事「REGZAサーバー D-M430改造計画」でも書いたように、私は東芝の全録サーバ機 D-M430を愛用しているのだがこれにはブルーレイドライブは搭載されていない。そのため、ブルーレイ視聴用に 東芝のブルーレイプレーヤ DBP-S450も持っている。

DBP-S450は 東芝の全録サーバ機に録画された過去番組をネットワーク越しに番組表形式で選択し視聴できるというのが1番の売りで、私もわざわざ DBP-S300からこの機種に買い替えたのであるが、結局この機能はほとんど使っていない。(過去番組を視る時は番組も決まっているので、別に番組表形式である必要はない ・・・・ coldsweats01
しかし、ブルーレイプレーヤとしてはコンパクトで持ち運びが楽なので、各部屋のTVに接続して利用している。

ところが、GWにたくさん借りてきたブルーレイディスクを視ようと本機を使っていたのだが、突然トレイが出てこなくなった。開閉ボタンを押すと、中でモータが回る音はしているのだが トレイは1mmも出てこない。
保証期間も終わっているので、分解修理にチャレンジしてみた。

本記事はその記録である。
なお、CDなどのディスクドライブの分解は初めてで試行錯誤だったので、やらなくても良い部品まで分解してしまったが、折角なのでその余分な情報も最後にまとめて紹介する。

 
写真1) 作業前の状態(前面にはビニルシートが貼ったままで白く反射しているが気にせずに)
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側面の各1ヶ所、背面の2ヶ所のネジを外して金属のカバーを外す。

写真2) 側面
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写真3) 背面
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写真4) カバーをはずしたところ
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BのネジをはずしてT字形の上面パーツを外す。

写真5) 上面パーツをはずしたところ
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真ん中の黄色の丸の部分がピックアップレンズなので、以降の作業で触って汚さないように注意する。
その少し上の丸い部分がディスクを回す回転軸(スピンドル)である。

 
写真6) 取りはずした上面パーツのウラ
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真ん中の凹状の丸い部分は自由に回転するようになっており、スピンドルとこの部分との間にディスクを挟んで回す仕組みである。なお、がっちり挟めるよう、スピンドルの外周は磁石になっており上面パーツの上面の金属板(写真4で白く見える部分)を引き付けている。

この状態で電源を入れてトレイの開閉操作をしてみる。
私の場合は、ここで正常に開閉ができたが、再び上面パーツを装着して試してみると開閉しない。happy02
トレイを開く際には、まず、トレイと干渉しないようにスピンドル部分を下方に逃がす(下げる)アクションをするのだが、それを動かす力が弱くなってしまって磁石から離すことができないため、次の、トレイを開く動作に行かないようだ。

 
ここで、少し横道に逸れてトレイの開閉動作に伴う各部品の動きについて説明する。

写真7
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まず、スピンドルの上下の動きであるが、上の赤丸の部分が支点となって、黄色で囲った部分(以下、「スピンドル一体部品」と呼ぶ)の向こう側、すなわちスピンドルのある方(本体の前面側)が上下するようになっている。

写真8) スピンドル周辺の機構(トレイを完全に引き抜いた状態)
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トレイの開閉操作をすると、写真8のモーターがベルトを介して①のプーリーを回し、更にプーリーの下に付いたギヤを介して②の白いギヤを回転させる。

写真9) トレイのウラ側(本体も上下逆さまの状態)
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写真9はトレイのウラ側であるが、写真8の白いギヤはトレイのウラのギザギザ状のラックにはまってトレイを前後に開閉させている。

再度写真8に戻って、緑色の記号で記した、横長の白いプラスチック部品を見てほしいのだが、この部品は、トレイの開閉に合わせて左右にスライドするようになっている。(トレイが開くときは左に、閉じる時には右にスライドする。以下、「スライド部品」と記す。)
これをスライドさせるのに、、写真8の③の短いラックと左側の緑の丸で示したピンが関与しており、このピンは写真9の「L字ガイド」の溝にはまっている。※L字のコーナー部分が完全な直角ではなく、斜めの部分が少しあることに注意。

それでは、トレイが全開状態から締まるまでのスライド部品の動きを脳内シミュレーションしてみるので、写真8と9を見ながら確認して欲しい。(両写真の左右方向は合っている)

まず、全開の時は、スライド部品はガイドの溝の位置に従い、左端にスライドした状態である。この状態は、トレイが閉まりかけるまでは変わらない。

トレイが閉まりかけた時、ピンはL字ガイドの斜め部分に到達し、更に閉まるにつれ、L字ガイドに誘導されスライド部品は右にスライドし始める。そしてトレイが完全に閉まった時(ガイドの方向が90度変わった時)、トレイのウラのラックのギザギザ部分はちょうどなくなってそれ以上閉まらなくなり、一方で、写真8の③の短いラックが②のギヤに到達し、スライド部品を右端へとスライドさせる。(ピンはL字ガイドの水平部を移動する。)

これが、スライド部品がスライドする仕組みである。

写真10) スピンドル一体部品の突起
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写真10は、無理やりスピンドル一体部品をスライド部品の上まで持ち上げたものであるが、ピン状の突起が付いているのが分かる。(白い付着物はグリスのようである。)

写真11) スライド部品の溝
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写真12
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写真11、12はスライド部品を元の状態に戻し別のアングルから見たものであるが、黄色の枠の中に黒い溝が見えているが、先ほどの写真10の突起はこの溝にはまっているので、スライド部品が右にスライドすると溝に沿ってスピンドル一体部品が持ち上がり、左にスライドすると下がる。(写真12の赤丸はスライド部品のピンである)
結局、トレイの開閉に同期してスピンドルが上がったり下がったりするように設計されているということである。

 
今回の故障の推定メカニズムは以下である。
トレイを開こうとした際に、写真8の③のラックを介してスライド部品が左に移動し、

  • スピンドル一体部品の突起が、スライド部品の溝の斜め部分に到達
  • スライド部品のピンが、L字ガイドの水平部分から斜めの部分に到達

がほぼ同時に発生し、本来は、更にスライド部品が左に行ってそれぞれの斜め部分を通過する勢いで

  • スピンドル一体部品が下がり始める
  • トレイが開き始める

のであるが、何らかの原因でそこで停止してしまっている。どうも、磁石の力が強すぎてスピンドルを磁石から離すことができず、そこで止まっているようである。

その原因として考えられるのは以下の3つである。

  1. 写真8のベルトの劣化や汚れによる伝達力不足
  2. スライド部品の溝を滑る抵抗が大きい
  3. トレイのウラのL字ガイドを滑る抵抗が大きい

そこで、それぞれに対して対策をとった。

1のベルトについては、手で触ってみても劣化したようには見えなかったので、とりあえずベルトの内側とプーリーの外周を無水アルコールで拭いた。
2、3の対策としては、それぞれの摺動部(2は写真11の溝と写真10の突起、3は写真9のL字ガイドの溝と写真8のスライド部品のピン)をいったん無水アルコールで古いグリスを取り除いてから、新たにグリス(タミヤのセラグリス)を塗った。

その結果、また無事にトレイが開閉するようになった。happy01   めでたしめでたし。sun

 
修理の内容は以上であるが、最後に、上では触れなかった分解のための参考情報を付記しておく。
私と同じ原因・対策の場合は、「トレイの完全引き抜き」以外は行う必要はない。

 
■トレイのフロントパネルはずし

トレイの先端にはフロントパネル(写真9の赤矢印より手前)が付いておりはずすことができる。はずしたものが写真13(表)、写真14(ウラ)である。

写真13) トレイのフロントパネル(表)
S450_010

写真14) トレイのフロントパネル(ウラ)
S450_011

フロントパネルの両端にはガイド(写真14の両端の黄色の丸)が付いており、それがトレイ先端の溝にははまって固定されている。従って、はずす時はフロントパネルを上にスライドすれば良いのだが、下面にはツメ(写真14の真ん中の2つの黄色の丸、写真9の赤丸)がはまっているので、下方を手前に引っ張りながら上方へ引き抜く必要がある。

 
■本体のフロントパネルはずし

写真15) 本体のフロントパネル
S450_012

本体のフロントパネルは、上面2ヶ所(写真4のA)、下面3ヵ所(写真16)のツメで固定されているので、それらを先の薄いヘラなどで開いてはずす。その際、本体の基盤と繋がっているコードは事前にはずしておく必要がある。(写真15の黄色の丸)

写真16) 本体下面のツメ
S450_002

なお、トレイが閉まった状態では、トレイのフロントパネルが干渉して本体のフロントパネルははずれない。トレイを開くことができない場合は、ドライブを本体に固定している写真4のCのネジを先にはずして写真17のようにドライブの背面側を持ち上げることによって、本体のフロントパネルが付いたままでも強引にトレイのフロントパネルをはずすことが可能である。

写真17
S450_013

 
■トレイの完全引き抜き

トレイを最も開いた状態では、トレイの突起(写真18の黄矢印)がドライブのツメに当たり、それ以上出てこないようになっているので、ツメを赤矢印の方向へ開いてトレイを引き抜く。(ツメはトレイの両側にある。)

写真18
S450_014

 
では。

【2018年2月25日追記】
最近、また同様の現象が再発したので、モーターのベルトを交換しようと思って、新年早々、秋葉原の千石電商に行って、寸法の合いそうなものをとりあえず2本買ってみた。(1本税込 155円)

家に帰って取替ようと思ったら、現象が再発しなくなっていた ・・・ confident
何事もこういうものだ。とりあえず、ゴムベルトは道具箱の中で出番を待っている状態だ。

ところで、本記事と同じ不具合について触れている動画を Youtubeで見つけた。

レグザ ブルーレイプレーヤー トレイ故障

動画の内容はさておき、説明文の最後に以下のように書かれている。

とりあえず開いたので、Discを入れて開け閉めしたらOKだった。
Disc入れっぱなしにすることにした。

これを読んでなるほどと思った。
本記事でも、不具合の原因は「駆動系の力が弱くなって磁石の力に勝てなくなった(磁石を引き離せなくなった)」と書いたが、Discが挿入されていれば、トレイを閉じているときもDiscの厚みの分だけ磁石が離れているので、引き離し易くなっているハズである。

現在、同じ現象で困っている方は、まずこの対策から試してみるのが良い気がする。

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2017年4月 2日 (日)

ハードディスク交換のためクローンを作ってみた

私のPCのドライブ構成は以下のとおりである。
 Cドライブ: 128GB SDD(OS用) 
 Eドライブ: 2TB HDD(メイン)
 Uドライブ: 2TB HDD(バックアップ用)

Cドライブは極力OSのみとし、容量が大きくなりそうなフォルダはシンボリックリンクを使って、実体をEドライブ上に置いている。
Uドライブはバックアップ用で、定期的に(といっても手動だが)、BunBackupを使って Eドライブ内の指定フォルダの内容をUドライブに差分バックアップを取っている。
ところが、最近、EドライブおよびUドライブが満杯になってきた。
そこで、それぞれ 3TBのドライブに交換することにした。

まず、ハードディスクの選定であるが、Eドライブは速度優先で 7200rpmのドライブ、Uドライブは発熱・騒音・耐久性優先で 5000rpmクラスのドライブにすることにした。

7200rpmのドライブで普及しているのは 東芝かシーゲート社製である。ヤフオクなどでしばらく使用時間の少ない中古品をウォッチしていたが、あまりお買い得感がなかったので、結局 秋葉原のツクモで シーゲートの ST3000DM008 を新品購入した。
値段は税込 8,294円、RMA保証は 2年強であった。

一方、Uドライブの方は、以前ヤフオクで買っておいた ウェスタンデジタル社の定番品 WD30EZRX (使用時間 5000時間超)を使うことにした。バックアップ用と言えど都度接続するのは面倒くさいので今までと同様にケース内蔵とした。ただし、コントロールパネル - 電源オプションで アクセスが一定時間なければ電源を止める設定をすることで通常は回転させないようにしている。

参考までに、今回使う ST3000DM008 と WD30EZRX の速度比較を載せておく。(あくまでも私の所有する個体での比較である。)
これを見ると確かにシーケンシャルアクセスだと2割程度違うが、ランダムだと差は見られない。

 左がST3000DM008 右がWD30EZRX
 Clone_01 Clone_02

 
さて、最後に、本記事の主題の Eドライブのクローンに話を移す。
ディスクのクローン作成については、以前にも

で紹介したが、今回は、EaseUS社のフリーソフト Todo Backup Free Ver10.0 を使ってみた。

実はこのソフトは普段から システムドライブ(Cドライブ)のバックアップに使用しているのだが、それ以外の用途に使うのは今回が初めてである。

 
以下が私のやった手順である。

アプリケーションを起動すると以下のメイン画面が表示される。

Clone_001
 

普段は「システムバックアップ」を使用しているが、今回は「クローン」を選択する。
ボタンの下に並んでいるのは過去にとったシステムバックアップの履歴である。

次に、クローン元のドライブを選択する。

Clone_003

今回は東芝の2TBのHDDを選択して「次へ」をクリック。

次にクローン先のドライブを選択する。
今回は新品の ST3000DM008 が対象である。

Clone_006

事前にGPTディスクにして全領域を1パーティションでフォーマットしていたのだが、何故か3つの領域が表示された。
今回は、ディスクサイズ(パーティションサイズ)も変更するので、まずは右の「編集」をクリック。すると以下の子ウィンドウが現れるので、マウスをドラッグして右端までサイズを広げる。

Clone_007

以下が広げた状態。

Clone_009

「OK」をクリックして子ウィンドウを閉じて「実行」をクリック。

Clone_010

以下のような進捗表示がでるのであとは待つだけである。

Clone_011

なお、ボリュームラベルもクローン元のドライブと同じにものになるので、クローン作成後に適当なものに変更する。

私の場合、その後、慌てて(新ドライブのドライブレターを変更をせずに)クローン元ドライブを外してOS(Windows10 home)を再起動したため、CドライブからEドライブにシンボリックリンクしている各種ファイルが読めないためか、いつもとは違った環境で立ち上がったが、ドライブレターをEドライブに変えて再起動することでいつもの環境に戻り、その後は何の問題も発生していない。

では。

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2016年11月13日 (日)

キーレスエントリの反応劣化に対処してみた

愛車のレガシィアウトバック(BP9)も既に10年を過ぎ、エンジン回りはまだまだ快調であるが、いろいろと問題が発生してきた。

最近も、嫁さんがキーレスエントリ(スマートキーではなくドアロックの開閉のみ)のボタンが効きにくいと騒いでいる。ボタンを押しても反応しないことが多いのだとか。(と言ってもちゃんと乗れているので、何度か押せば反応するようだ)

こういう場合、これまでは電池を交換すれば収まっていたのであるが、電池は少し前に交換したばかり。仕方がないので、私のキーと交換したのだが、それでも反応はイマイチのようだ。私は週末しか乗らないので使う頻度は少ないのだが、確かに1度で反応しないことが時々ある。

ということで、電池交換以外の手はないかと、キーを分解してみた。

 写真1:キーの外観
 
Keyless_002

 写真2:分解したところ(⑤は③の側面を覆う薄い金属板)
 
Keyless_001

 写真3:③のウラ ~ 素材は薄いゴム
 
Keyless_003

 写真4:④のウラ ~ 電池ソケットがある
 
Keyless_004

キーの写真1の黄色の〇印のネジを外すと、②~⑤の部分が一体となって外れて電池交換ができるので、通常は②~⑤をばらす必要はないが、今回はばらしてみた。
と言っても、それぞれは互いにはめ込んでいるだけなので、先の細い棒などを使って簡単にばらすことができる。

キーのボタンを押すと、そのウラ側にある写真3の〇印の突起が押されて、写真2の④の基盤の接点に接触する仕組みである。
※写真3の右上の突起は3ボタン用のものなので私のキーではダミーである

この仕組みは、以前の記事「リモコンを修理してみた」のDVDプレーヤのリモコンと同じなので、その時の対策が有効と思われる。ただし、その時は最悪壊れてもよいリモコンだったのでアルミホイルを貼って導電性を復活させたが、今回は壊れると代替手段がないキーなので、まずは接点復活剤での修復を試してみることにした。

使ったのは、以前買っておいた タミヤ接点グリス。これを写真3の突起の先端に薄く塗ってみた。

 タミヤ接点グリス
 Keyless_007_2

これでしばらく様子を見てみたが、嫁さん曰く、明らかに問題が解消したとのこと。
どのくらい持続するのかはわからないが、とりあえず一件落着である。

 

ついでに、激安電池についても一言。

このキーレスの電池は CR1620というボタン電池である。

通常量販店などでメーカー品を買うと200~300円するので、私はこれまで セリア系の100均で2個入りを買っていた。それでも特に問題はなかったが、最近、秋葉原の上海問屋で 5個100円、千石電商で1個40円のものを発見し試しに購入してみた。

 上海問屋オリジナルのCR1620
 
Keyless_005

  千石電商のCR1620(店舗ではバラで1個40円で購入可)
 
Keyless_006

キーレスに試してみると、千石電商のものはOKだが、上海問屋のものは(2つ試したが)全く反応しない。テスタで電圧を測ると定格の3Vはでているのだが ・・・・ sign02   理由は未だに不明である。

でも、最近、ボタン電池はヨドバシとかでも結構安く売っているようで ソニーのCR1620 は送料込みで 102円 安ゥ sign03  知らなかった coldsweats02

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2016年10月23日 (日)

特殊仕様HDD WD Purple EURX-14T0FY0

民生用の内蔵ハードディスクでは最も人気の高いのがウェスタンデジタル製であるが、いくつか種類があり、その比較は

【WD】Blue, Green, Black, Red, Purple, Goldの違いと選び方

というブログ記事が判りやすい。

通常の(極端な高速性を求めない)PCの内蔵ディスクに使用するのであれば、一番安価で低発熱のWD Blue(以前の WD Green)で十分であるが、少しお高いものになると NAS用の WD Red や 監視カメラ用の WD Purple がある。
どれも回転数は5000代と思われるのでパフォーマンスには大差なく、違いは信頼性や耐久性と思われるが、まあ、ハードディスクの信頼性なんて個体差の方が大きいという気がするので、正直安心感とプレミア感の違いだと思っている。coldsweats01

1年以上前の話になるが、私もそのプレミア感に魅かれてヤフオクで WD Purple の 3GBハードディスク WD30EURX を落札した。
中古であるが、使用時間が10時間代との記載があり、その割には安かったのでお得だと思ったのだが ・・・・

入手してから DiskInfo で確認をしてみると、型番 WD30EURX-14T0FY0 はよいとして、本来、WD30EURXの転送モードの仕様は SATA 600 なのだが SATA150 と表示される。coldsweats02
おかしいと思って、型番名でググってみたところ、この "14T0FY0" がつく WD30EURX の DiskInfoの画像がいくつか見つかったのだが、どれも  SATA150 となっていることから、どうも 14T0FY0 だけ特殊な仕様のようだ。
結構ショックを受けたが、この時は理由などはわからなかった。

出品者がこの事実を知っていたかはわからないが、

  • 本文に DiskInfoの情報(状態と使用時間)を記載していたこと
  • ハードディスク専門に多数出品していたこと
  • 画像としてハードディスク本体の写真1枚が付いていたが、拡大しないと型番まで判らないサイズであったこと

から、かなり怪しい気がする。(ちなみに、この出品者は6か月以上前に出品を止めている)

肝心の、実際の性能差であるが、その後、通常仕様の WD30EURX を入手したので比較してみた。

 DiskInfo(左が14T0FY0、右が通常)
 Wd30eurx14t0fy0_001 Wd30eurx14t0fy0_002

 DiskMark(左が14T0FY0、右が通常)
 Wd30eurx14t0fy0_003 Wd30eurx14t0fy0_004

見ての通り、シーケンシャルの読み書きには差がみられるが、現実的にはそれほど大きな差はないレベルと言える。(とは言え、気持ちの良いものではない)

 
その後、この 14T0FY0 の正体らしきものが判ってきた。
私がそれを知るきっかけとなったのは、価格コムの以下の書き込みである。

WD20EURXのインターフェイス(転送速度)について

そこに 撮る造さんという方が、「どうもWD20EURX-14T0FY0 というのはパナソニックDIGA(ブルーレイレコーダー)用のHDDのようです。」との回答を載せている。
この出典は記載されていないのだが、ukkiさんという方のブログ記事「DMR-BXT3000 No.4 パナソニックから届いた交換用HDDはWD20EURX-14T0FY0」によると、パナソニックから 交換用HDDとして 14T0FY0 が送られてきたとのことなので間違いなさそうだ。

とは言え、

  • なぜ、パナソニックはわざわざ転送速度を下げたものを採用しているのか(安定性重視?)
  • なぜ、パナソニック向け特殊仕様のハードディスクが一般に出回っているのか

は未だに不明である。

なお、今でも時々、ヤフオクで 14T0FY0 の出品を見かけるが、この特殊仕様を知っていると思われる出品者でも、「研究用」と記載したり、必要以上に「ノークレーム・ノーリターン」を強調したりしているだけで SATA150 であることを説明文に明記したものは見たことがないので、注意が必要である。

では。

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