カテゴリー「修理・工作」の97件の記事

2024年12月28日 (土)

自損・対物事故でSBI損保にお世話になった

2024年の我が家の大きな出来事として挙げられるのが自車での対物事故である。

嫁さんが某施設の駐車場に止める時にブレーキとアクセルを間違え、車の前方からフェンスに突っ込んでしまい、フェンスとその先の駐輪設備を破壊してしまったのだ。

家の近くだったので私もすぐに現場に駆け付け、その場で警察を呼び、契約していたSBI損保にも電話した。
かれこれ40年近く車に乗ってきたが、ロードサービス以外で保険会社のお世話になったのは初めてであった。ここ10年は、保険会社は数社のネット損保を切り替えてきたが、以前のロードサービス利用の時も偶然SBI損保であった・・・

今回は、幸いにも対人はなかったのと損傷した施設側の方にも紳士的に対応いただいたので、SBI損保とのやり取りは数回の電話と、その後は書類やメールのやり取りで完結した。フェンス他の修理費は意外に高額で約200万であったが、免責0の契約であったので当方の持ち出しはなく、SBI損保側にも淡々と支払に対応いただいた。私の人生の中で、初めて保険のありがたさを実感した1件であった。

一方で、自車は20年近く乗っていて車両保険には入っていなかったので、こちらの修理は自腹である。

 事故直後の状態
 黄色い枠のところでフェンスの支柱に衝突
 Regacy_accident_001

 衝撃でボンネットが浮き上がりバンパーが横に押し出された(赤矢印)
 Regacy_accident_002

幸いにもオイルなどの漏れはなく自走はでき、ボンネットも一応2段階目のロックがかかっている状態なので、近くを走る程度であれば問題ないのだが、この外観でずっと乗っておく気はしない。近々車の買い替えも考えていたのだが、まだ検討もこれからの状態なので、とりあえず見た目だけでも修理することにし、近くの修理屋をあたってみた。
なるべく安くあげるため、ボンネットとバンパーを中古パーツと交換することを念頭に数件廻ってみたのだが、最終的には、店主に気さくに相談にのっていただいた、小平市のコイケボディスペシャルさんに引き受けてもらった。
当初の見積もり費用は10万弱というとであったが、2週間近く待っても同色のボンネットの中古パーツが見つからず塗装してもらったことで、修理費用は最終的に14万円弱となったが、納得できる仕上がりとなった。

 修理後
 Regacy_accident_004

数か月経った今は、事故ったことも忘れて乗っているが、次の車検までには買い替えるつもりである。
なお、SBI損保さんにはお世話になったので次の年度も保険を継続したが、3等級ダウンしたことで保険金額はほほ倍になった。

では。

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2024年8月17日 (土)

PCを更新した その2 ~ Windows認証編

前回の記事「PCを更新した その1 ~ 部品購入・交換編」の続編で、今回はWindows認証編である。

私の場合、10年前に購入した Windows 8.1 64bit DSP版 から (時期は忘れたが)Windows10 に無償アップデートしており、ライセンスはMSアカウントに紐つけていた。
今回、マザーボード、CPU、Cドライブまで総入替となるなので再認証が求められるのは想定内であるが、問題は私の経緯を辿った場合、再認証は認められるのかと言うことである。
事前にネットで調べたのだが、この再認証問題は諸説流布されており、認証される条件は謎のままである。

以下に私の場合の再認証作業の流れと結果を記載する。

  1. 設定 - アカウント
    PC更新後、ライセンスの再認証が必要というメッセージ
    202408_pc_replace_003

  2. 設定 - 更新とセキュリティ - ライセンス認証
    ハードウェアが変更されたことでエラー表示
    トラブルシューティングをクリック
    202408_pc_replace_004

  3. 「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」をクリック
    202408_pc_replace_005

  4. 「Windowsをライセンス認証できません」と表示
    「ダメかぁ~」と一瞬思ったが、よく見ると「現在、弊社のサーバーが利用できないためです」の文字が。
    こんなこともあるのか、と思いながら、数分開けて繰り返しでみたたが毎回同じ結果になるので、数時間開けて試すことにした。
    202408_pc_replace_006

  5. 再度、トラブルシューティングをクリック
    今度はライセンス認証する画面がでてきた。これで安心と思いながら対象のデバイスを選択して「アクティブ化」をクリック。
    202408_pc_replace_007

  6. また、「Windowsをライセンス認証できません」と表示
    今度は「再度ライセンスを認証することができません」とのこと。「やっぱりダメかぁ~」と落胆。
    202408_pc_replace_008

  7. しかし、その後、ほとんど時間を開けずに何故か再認証に成功
    ライセンス認証の画面も以下のように元通り認証済みとなった。
    202408_pc_replace_009


以上である。めでたし、めでたし。


なお、現在、PC更新後数日使用したところだが、正直言ってPCの起動時間も通常操作の反応時間もほとんど変わらない気がする。
とりあえずしばらく使ってみて、気が向いたら Windows11 にアップしたいと思う。

では。

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2024年8月16日 (金)

PCを更新した その1 ~ 部品購入・交換編

私の使用PCは、ちょうど10年前に以下の記事に書いた自作PCである。

PCを自作した その1 ~ パーツ購入編
PCを自作した その2 ~ 組立編

ゲームはやらないのでグラボはなし、当時の価格コムでコスパの良いパーツを集めた結果、メイン部品は以下の構成となった。

  • CPU: intel Core i5 4440 (4コア/4スレッド)
  • マザーボード: ASUS H87-PRO
  • メモリ: CFD W3U1600HQ-4G ×2 (DDR3  8GB)
  • Cドライブ: Crucial CT120M500SSD1(120GB, SATA接続 2.5inch SSD)

その後、Windows8.1から10へのアップグレード、ハードディスクや拡張ボードの増設などは行ってきたが、上記のメイン部品はそのままであった。この仕様で特に困ることはなかったのだが、

  • この構成では Windows11には(裏技なしでは)アップグレードできない
  • Cドライブの残容量が10%を切ってしまった
  • 10年経って突然死されては困るのでメイン部品をそろそろ更新しておきたい

という理由で、今回、PCを更新することにした。

すべての部品を更新すればスッキリするのだが、それほどのニーズ、気力、お金もないため、今回は上記のメイン部品だけ更新することにし、OS(Windows10 Home)は現ライセンスを再認証、既存ハードディスク4台も今のドライブ構成のまま継続使用することにした。

まず、部品の選択である。
CPUは今であれば AMDの一択で迷うことはないが、CPU、マザーボード、メモリの選択においては、

  • AM5ソケットでDDR5メモリ(B650チップセット)・・・高パフォーマンスだが高価
  • AM4ソケットでDDR4メモリ(B550チップセット)・・・どちらもほどほど

のどちらのラインにするかを最初に決めなければならない。
ここはかなり迷ったが、やはり私のPC利用目的から考えて価格優先の後者を選択することにした。

そして、価格コムのランキングなどを参考に以下に決定した。(全てネットで購入)

  部品 メーカー 型番 主な仕様
1 CPU AMD Ryzen 5 5500GT BOX 3.6GHzクロック、6コア/12スレッド
2 マザーボード MSI MPG B550 GAMING PLUS SATA×6ソケット、WiFiなし
3 メモリ Crucial CP2K16G4DFRA32A DDR4 PC4-25600 16GB×2枚組
4 Cドライブ EXCERIA PLUS G3 SSD-CK1.0N4PLG3J M.2 (Type2280) SSD 1TB


次に事前準備として現在のPCで以下を行った。

  • 新しいマザーボードの最新BIOSイメージをUSBメモリに格納
    マザーボード発売開始時のBIOSでは Ryzen 5000シリーズには対応していないため、BIOSを更新する必要がある。このマザーボードはCPUやメモリなしでBIOSを更新できる FLASH BIOS の機能があるので、それを使うための準備である。
  • 新しいSSDに現在の起動ドライブのイメージをコピー(クローン)
    現在のPCにはM.2 SSDが使える拡張ボードを付けているので、それを使ってPC更新前に現在のCドライブのイメージを新しいSSDにコピー(クローン)した。
    クローンソフトは EaseUS ToDo Backup Free 12.0 を使用(新しいバージョンではクローン不可)。クローンした直後は、新旧ドライブの容量の差分の約820GBの領域の真ん中に790MBの回復パーティションができ、前後を未割当領域に挟まれるという使い勝手の悪い配置になったので、それらを全て削除して1つの領域に統合した。

    クローン実行時のメッセージ
    202408_pc_replace_002
     
    統合後のイメージ
    202408_pc_replace_001

 

新しい部品が揃ったところで交換作業に着手。
これまでも、ハードディスクや拡張ボードの増設などで何回もPCケースを開けることはあったが、マザーボードやCPUの交換は10年ぶりである。単なる部品交換作業自体は難しくないと想像していたが、今回は以下の点で苦労した。

  • マザーボードのBIOSアップデート
    ネット上では「うまくいかない」といった話も見受けるのでかなり緊張して慎重に行ったが、「手順」通りに実施し一発で成功した。
  • マザーボードのコネクタ接続
    老化により10年前より目が悪くなっており、特に Power SWやLEDなどの細かい1, 2pin端子の接続には相当な時間を費やした。いやはや、情けない・・・
  • CPUクーラーの取り付け
    今回はCPUに付属していた標準クーラーを利用したのだが、このクーラーは4隅のネジでマザーボードに留めるようになっている。しかし、マザーボード側のネジの受け口となる部分がマザーボードとは独立した金属板になっており、クーラーを取り付ける際にはマザーボードのウラからその金属板を手で押さえつける必要があった。今回は先にマザーボードをケースに取り付けてからCPUクーラーを取り付けようとしたのだが、最初はこの金属板がマザーボードの下に落ちていたためその存在に気付かず、ネジをいくら回しても一向にネジが噛むことがなく相当な時間格闘してしまった。
  • M.2 SSDの取り付けネジ
    SSDを取り付けようとした時にネジがないのに気付いた。マザーボードの箱の中を探したがやはりない。(説明書をよく読んでいれば付属品として記載されているのでもっとよく探したのだが・・・・)。
    結局、翌日になって説明書の間に挟まっているのを発見したのだが危うくネットでポチるところであった。それにしても何とネジの小さいことか。


部品の取り付けが完了したので、いよいよOSの起動である。
電源ONから、BIOSの起動、OSのログオン画面の登場までかなり時間がかかった気がしたが、これも一発でうまくいった。ログオンしても以前と同じドライブ構成で以前と全く同じように使える。

最後の難関は Windows 10 のライセンス認証である。
PCを更新した その2 ~ Windows認証編」へ続く。

最後に一句
「ひさびさの PC自作で 老い感じ」

では。

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2024年1月28日 (日)

レガシィアウトバック BP9 のウィンドウウォッシャーホース修理

半年か1年くらい前だったか忘れたが、愛車のレガシィアウトバック BP9 の前面ガラスのウィンドウウォッシャー液の勢いがよろしくない。「どぼどぼ」といった感じで、10cmくらいの高さまでしか上がらない。

まあ、あまり使う頻度はない機能なのでいつかノズルの清掃でもしようか、と放っておいたのだが、最近少し気になってきたのでネットで検索してみると以下のページが見つかった。

我が愛車は20年近く乗っているが、これらの記事を見るとウォッシャーホースの劣化が疑わしい。
そこで、ボンネットを開けた状態でウォッシャー液を出してみると、案の定、ホースからウォッシャーが盛大に噴き出していた。

 噴き出している個所(写真の赤印)
 Windowwasher_005

 拡大写真 - 矢印部分から全周に吹き出し
 
Windowwasher_007


写真のように、ウォッシャーホースを中継しているL字型の白いプラスチック部品があるのだが、そのウィンドウ側の差込口のところで黒いホースが劣化して外れかかっており、ここから漏れていた。
上記記事の wivern03 さんのように、ウィンドウ前面のホース全長を交換した方がよいとは思ったのだが、

  • ホース自体はそれほど劣化していないように見えた(触ってみてボロボロという感じではなくまだ弾力もあり)
  • 全長を変えるには、ボンネットのインシュレーター(ボンネットのウラのグレーの遮熱板)を取り外す必要がある

という理由から、プラスチック部品から10cm程度だけを、新しいホースに交換することにした。

調達・準備した部品は以下の通り。

  • シリコンホース(内径4mm)
    上記の記事から内径は4mmと判断し近くのホームセンターで探してみた。しかし、園芸コーナーで肉厚1mm(つまり外径が6mm)の透明のものが、1メートル単位で切り売り(約1,000円/メートル)されているのは見かけたが、肉厚が薄いのが気になる。そこで、ネットで肉厚2.5mm(外径9mm)の自動車用のシリコンチューブ 黒色 を40cm購入した。
    AUTOMAXizumi シリコンホース 内径4mm x 40cm 220円(送料込み)
    Windowwasher_008

  • タカギ 二方型ホース継手(4mm) QG429
    既存のホースとの接続部に使用。近くのホームセンター島忠で100円近くで購入。

    Windowwasher_001

  • タカギ ワイヤバンド高圧ドライバ 外径7.5-9 QG117FJ
    既存のホースが継手から抜けないようにする目的で、これも島忠で100円近くで購入。後述のように、既存ホースを補修テープで巻くため、一回り外径の大きなものを購入。

    Windowwasher_002

  • 強力補修テープ ボンドストームガード
    既存ホースが、継手を挿し込むことに耐えられるかが不安であったため、以前、別の目的で購入していたこのテープを既存ホースの端部に巻いた後に、継手を挿し込み、その上をワイヤバンドで締めた。

    Windowwasher_010


上記部品を買いそろえて、某日、作業を実施。
既存ホースをプラスチック部品から10cm程度のところで切断し、代わりにシリコンチューブを取り付け、継手でつないだだけであるが、残った既存ホースにあまり負荷がかからないように慎重に作業した。

そして無事に完了。

 修理部分
 Windowwasher_009

 横から見たところ
 Windowwasher_004


これにより、従来のようにウォッシャー液が勢いよく噴射されるようになった。とりあえず、めでたし、めでたし。

あくまでも経験皆無の素人作業なので、これがいつまで持つか不明であるし、ワイヤバンドと補修テープの必要性についても不明である。

では。

 

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2023年1月 4日 (水)

日立の冷蔵庫が故障(その2:冷えない、14回点滅)

前回の記事「日立の冷蔵庫が故障(その1:庫内灯が点かない)」の続きである。
参考までに我が家の冷蔵庫は2008年製の日立 R-SF54YM である。

大みそかの31日に気付いた「致命的な不具合」とは、庫内が冷えなくなっていたということだ。
恐らく、庫内灯が点かなくなったのと同タイミングで故障していたと推測されるが、扉の前面の「真空チルド」の表示ランプは通常通り点灯していたのと、冷却されなくなっても庫内温度が急に上がるわけではないので、気付くまで1日以上かかってしまった。
確かに冷蔵庫の側面を触ってみると、本来であれば少し温かいのだが全く室温と同じだ。

「庫内灯が点かない」と「冷えない」とでは緊急度が全く異なる。

「1月1日から量販店廻りをするしかないか」と覚悟を決め、2023年に切り替わって数時間しか経っていないうちから市場価格調査のため価格ドットコムを覗いてみた。(我が家は種々の事情で、メーカーは日立、色はホワイト系限定である。)
容量が500Lクラスになると、ネット専用の激安店の方が大手家電量販店に比べると3~6万くらい安いようだが、今回は以下の理由から家電量販店で購入することに決めていた。

  • 冷蔵庫のように設置や旧品のリサイクル引取りがある場合は何かあった時に家電量販店の方が安心である。(これは単に私の持つ偏見かも知れない)
  • 激安店の中には設置や引取りには対応していないところもある。または対応していたとしても、通常、設置や引取りにかかる追加費用は家電量販店の方が安く設定されている。
  • 今回のように新年すぐに設置したい場合は、家電量販店の方が融通が利きやすい。(配送・設置業者とのパイプが太い。)

すると運がいいことに、現行と同容量の日立の型落ち(2021年販売)の冷蔵庫 R-HW54R が 某家電量販店のサイトで新年在庫特価で 18万円弱で販売されているのを発見。最新型の R-HW54S (こちらは激安店で19万、家電量販店で25万)と機能的に大差がないようなので思わずポチってしまった。配送・設置も1月4日指定が可能であった。

これで、新年早々の量販店廻りからは解放されたが、残された問題は1月4日まで冷蔵庫内の食材をどうするかである。

そこで、再度、冷蔵庫の様子を見てみる。
すると、庫内の左側面にある、自動製氷機の氷の大きさを示す「通常」というランプが点滅していることに気付いた。

「通常」ランプ
 Refrigerator_004

実はこれには前日に気付いていて取扱説明書を読んでみたのだが、1回点滅と3回点滅のケースしか書かれておらず、今回のようにずっと点滅を繰り返すケースの記載はなかった。
しかし、よくよく観察してみると、14回点滅毎に少し間があり、「14回点滅」のケースであることが判明。早速、「日立 冷蔵庫 14回点滅」でググってみたところ結構ヒットする。以下にヒットした情報のリンクと、記載されている故障個所・対応内容を記載する。ただし、どれもインジケータの「鍵マーク」の点滅である。

これらの記事を参考に、コンセントの抜き差しをやってみたがやはりダメであった。

そしてついに Youtube で以下の神動画を発見した。

日立 冷蔵庫 R-S42CM 鍵マークが14回点滅 @CUBE0319さん

この動画によると、冷蔵庫のインジケータの鍵マークが14回点滅している場合、制御基板のカバーを外して、基板上のリレー部品をドライバーの柄などでトントン叩いて振動を与えると直る可能性があるとのこと。

にわかには信じ難い内容であるが、驚くべきことに「私も直った」というコメントが80件近く投稿されている。

R-SF54YM には鍵マークのインジケータはないが、「14回点滅」が一致していることから期待値は高い。
早速自分でも試してみた。以下がその手順である。(神動画の内容と同じである。)

  1. コンセントを外す、
  2. 冷蔵庫上面の制御基板のカバーを外す。R-SF54YMの場合、ネジは上面に2個、背面に2個あった。

    背面上部から見たところ(黄色の丸がネジ頭)
    Refrigerator_002
     
  3. コンセントを挿した後、制御基板上のリレー部品を軽くたたいて衝撃を与える。
    点滅が止まるか、モーターが動き出せば成功。
     
    制御基板
    手前の黄色の丸がリレー部品、向こうにも似た形状の少し小さな部品があったので念のためこれもコンコンしておいた(笑)
    Refrigerator_003
     
  4. 制御基板のカバーを取り付けて終了。

 
なんと我が家の冷蔵庫もこれで点滅が止まり生き返った(歓喜!)

 
この神動画のおかげで、新しい冷蔵庫の到着を余裕を持って待つことができた。感謝である。

なお、新しい冷蔵庫は予定通り1月4日に設置を完了した。
業者が設置したので冷蔵庫の背面はよくみていないが、少なくとも上面(天板)には制御基板のカバーらしきものはない。そういえば、鍵マークもない。神動画の対応が、この冷蔵庫にも通用するのか不明である。

では。

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2023年1月 3日 (火)

日立の冷蔵庫が故障(その1:庫内灯が点かない)

2022年もあと数日となったある日、冷蔵庫の庫内灯が点かなくなった。
年末の大掃除をした時に誤ってブレーカを落としてしまったのだが、それが原因(きっかけ)かも知れない。

我が家の冷蔵庫は2008年製の日立製で型番「R-SF54YM」。
以前の不具合時の対応は以下の記事に記載した。

冷蔵庫の扉のバネ交換

今回は、庫内灯の球切れということで説明書を見るとちゃんと交換方法が書いてあった。ググってみて、交換部品の型番が「R-Y6000 620」であることは判ったのだが、ネット上で探してもどこも在庫切れである。

日立・純正部品のパーツショップ(在庫切れ)

冷蔵庫から取り出した庫内灯
 Refrigerator_001

実測サイズ(mm)は、長さ 24.5 x 幅 9.7 (先端の電球部分は直径 9.7の円形)
口金部分は、長さ 6.0 x 幅 9.2 x 厚(中心部)3.8 - 厚(端部)2.1

口金はネジ式ではなくウェッジ型というもので、私も以前、自動車部品の電球で見たことがあった。
電球表面の文字は消えていて読めないが「R-Y6000 620」でググってみると仕様は 13.5V 10W らしい。同仕様であれば別に正規部品である必要はなく、かえって汎用品の方が安いのであるが、かなりググってはみたものの同仕様のものは見つからない。

電球と口金のサイズが近いものは、 T10 という規格で売られている自動車部品であるが、最も大容量なものでも 12V 8W しかない。

T10規格のサイズ:小糸製作所 ランプの基礎知識

T10 12V 8W の販売サイト例:楽天市場 トップロード仙台 さんの KOITO P1586

安いので正月明けにダメ元で購入してみるか、と思っていたところ、大みそかの31日になって冷蔵庫に致命的な不具合が発生していることが判明した。

次の記事に続く。

なお、web上の情報では、庫内灯が点かなくなったのは、球切れが原因ではなく「致命的な不具合」の影響だった可能性が高いようだ。
しかし、上の庫内灯の写真を見ると明らかにフィラメントが切れているのが判る。これが、外した時から切れていたのか、それとも外した後に何度か落としたりしたのでその時の衝撃で切れたのかは今となっては不明である。

では。

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2023年1月 2日 (月)

REGZA全録サーバー D-M430 システムメンテナンスの長時間化

私は全録機として、REGZA D-M430を愛用している。

D-M430に関する過去記事は、以下を参照。

REGZAサーバー D-M430改造計画 ~ハードディスク換装~
REGZAサーバー D-M430改造計画 ~ファン騒音対策(その1)~
REGZAサーバー D-M430改造計画 ~ファン騒音対策(完結編)~
REGZA全録サーバ D-M430改造機が故障した
全録REGZA D-M430 故障 ~ 再生、録画、電源ランプが5回点滅

最後の記事は、2022年8月のもので、全録開始後、数時間で勝手に停止するという不具合に関するものであった。
今回もその3ヶ月後に、同じ個体で発生した別の不具合に関する報告となる。

症状は、記事の件名の通り、システムメンテナンス(以下、「メンテナンス」と記載)が1時間で終わらないというものである。
D-M430は全録機とは言うものの、1日24時間すべてでの録画はできず、24時間中の予めメンテンナンス時間として指定した1時間は一切の録画ができない仕様となっている。(私の場合はAM6~7時を指定)
この時間になると、D-M430は自動でメンテナンス作業を開始し、その間はハードディスク(以下、「HDD」と記載)がアクセスしっぱなしとなる。(当然、録画時間帯もHDDにアクセスしっぱなしとなるが、外付けHDDのアクセスランプで見る限り、録画時間帯は点滅となるが、メンテナンス時間帯は点灯状態となる。)

ある程度HDD内に過去の録画番組が溜まると約30分~45分程度を要するため、恐らく古い番組の削除の他に、HDDのデフラグをやっているのではないかと推測する。

さて、不具合に話を戻す。
最近、メンテナンスが既定枠の1時間どころか、いつまでたっても終わらない現象がでてきた。毎回発生するので、このままでは通常使用できない状態である。)
現象を以下に整理する。

  1. 中断させようとして、リモコンで電源をOFFにすると電源ランプは消えるが外付けHDDはアクセスしっぱなしの状態。
  2. 本体の電源ボタン長押しで強制シャットダウンすると外付けHDDのアクセスも停止し、以降は正常な状態になる。
  3. 中断させないまま全録の予約時間帯になると全録動作に切り替わり録画は行われる。ただし、録画中にタイムシフトの番組表を表示しようとすると異常に時間がかかる。(数分待てば表示されるが、実用的なレベルではない。)
  4. 全録中に本体の電源ボタン長押しで強制シャットダウンすると、以降は正常な状態になる。
  5. 電源長押しをしない場合は、録画終了時間で通常通り終了(電源OFF状態になる)。ただし、通常の電源ON操作をやっても「起動中」のまま進まず。電源長押しで強制シャットダウンすると通常に戻る。ただし、この後、1度手動で電源ON/OFFしておかないと、全録時間帯になっても録画は始まらない。

何とも不可解でやっかいな現象である。

ググってみると、同様の事象として、唯一以下の記事を見つけた。
この方は、ファームウェアをバージョンアップしたところ「不具合が解消されたっぽい」とのことだが、私の場合は既に最新バージョンが当たっている状態だ。

2020_1109_REGZAサーバー D-M430

 
仕方なく、いろいろと試してみた。

  • 内蔵HDDの番組全消去
    「はじめての設定」でシステム全体の初期化を行うと、内蔵/外付けHDDの全ての録画番組が消去されるので、まずは内蔵HDDの不調を疑い録画済み番組を削除してみる。

    【保存番組の削除】
    HDD管理メニューで内蔵HDDの番組消去を実施。これで個別に保存した番組は消去される。(タイムマシンでの録画番組は消去されない)
    Dm430_setting_001

    【タイムマシン録画番組の削除】
    タイムマシン録画チャンネルメニューで、タイムマシン録画するチャンネルの設定を変更する。
    「設定完了」ボタンを押す前に、6つの録画チャンネルの設定を変更(一旦解除し再登録を含む)しても、チャンネル番号と録画先が以前と同じであればそのチャンネルの録画番組は削除されないので、一旦、011==>012などにチャンネルを変換して「設定完了」ボタンを押して削除する。(必要であれば、再度元の設定に戻して「設定完了」ボタンを押す。)
    Dm430_setting_002
    Dm430_setting_003

    ==> 残念ながら問題は解消ぜす。

  • 外付けHDDの登録解除(その1)
    HDD管理メニューより、外付けHDDの登録を一旦解除した後、再登録を実施。(外付けHDDの録画番組は消えてしまう。)
    Dm430_setting_004

    ==> 残念ながら問題は解消ぜす。

  • 外付けHDDの登録解除(その2)
    HDD管理メニューより、外付けHDDの登録を一旦解除した後、メンテナンスを実施したところ20分程度で終了。その後に再登録を実施。
    ==> 正常な状態に戻った。と、喜んでいたところ、数日後に再発。(涙)

  • 外付けHDDのローレベルフォーマット
    外付けHDDが怪しそうなのでWindows PCに接続して調査。
    CrystalDiskInfoでは「正常」であったが、NTFSでフォーマットしようとするとエラーで失敗してしまう。不良セクタが発生しているのかも知れない。
    それを解消するため、ローレベルフォーマット(全セクタへのゼロフィル)を試みる。具体的には、このHDDは WesternDigital社の製品だったので、Data Lifeguard Diagnostic で Erase を実施してみた。結果は特にエラーもなく終了。

    ==> その後、D-M430に接続して2ヶ月程度使用しているが、特に問題は発生していない。 めでたし、めでたし。

では。

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2022年11月13日 (日)

IO-DATA 外付けHDD HDJA-UT を分解してみた

IOデータ社の外付ハードディスク HDJA-UTシリーズは

  • 電源内蔵(電源アダプタは不要でコンセント周りがスッキリ)
  • 空冷ファン搭載

という特徴を持つ信頼性の高いモデルである。
特に型番の後ろに W が付く HDJA-UTWHDJA-UTRWシリーズは、 WesternDigital社の REDシリーズのハードディスクを採用しており、更に信頼性を高めている。

私は、REGZAの全録機 D-M430 の外付けハードディスクとして、4TBハードディスク内蔵のHDJA-UT4.0W を中古で購入して使用している。ところが、最近、D-M430 の調子が悪くなり、その原因切り分けのため内蔵ハードディスクを取り出そうと思い、「HDJA-UT 分解 殻割 換装」などでググってみたのだが HDJA-UTシリーズの分解方法を見つけることができなかった。
そこで、自分で(半分壊しながら)分解してみたので備忘録として記載しておく。
恐らくここで記載した分解方法は、HDJA-SUTHDJA-UTN など HDJAシリーズ全てで共通と思われる。

以下が、分解手順である。

本体ウラ側(ファンのある側)のネジ(以下の黄色の丸部分)を外す。
Hdjautw_0001

写真の赤線のスキマにプラスチックのヘラなどを挿し込んで、ケースの上部カバーを①の方向へずらしてスキマの広げた後、②の方向へカバーを持ち上げる。カバーは、アクセスランプのリード線で本体とつながっており完全には離れない。(端子を外すことができるかもしれないが、私はやっていない。)

Hdjautw_0002

カバーを開けた写真が以下である。

本体側
Hdjautw_0003

本体側の黄色の矢印や丸印のところにツメがあり、カバーを①の方向にずらすことで、ツメが下の写真の矢印の方向に外れて、②の方向に持ち上げられるようになっている。私の場合、①の動作をせずに強引に②の方向にこじ開けたため、本体側のツメやカバー側の「ツメをロックするプラ部品」が軒並み折れてしまった。

カバー側
Hdjautw_0004

カバーを開けたところ
Hdjautw_0005

製品ラベルを剥いで、ハードディスクを固定しているプラスネジを外す。

Hdjautw_0006

基板を留めている4本のネジ(以下の黄色の丸部分)を外す。

Hdjautw_0007

ハードディスク、基板、ハードディスクを固定している金具が丸ごと外れる。
基板上のSATAと電源コネクタがハードディスクに刺さっているので、基板を下の写真の矢印方向に抜いた後、ハードディスク側面のネジ(黄色の丸部分)を外す。なお、基板はリード線で本体と繋がっているが無理に切り離す必要はない。

Hdjautw_0009

ハードディスク下面側の2つの固定ネジを外す。

Hdjautw_0010

これで、ハードディスクが完全に取り外せる。

Hdjautw_0011

ファンを掃除したり交換する場合は、電源スイッチや電源コードを以下の写真の矢印方向に抜けば、ファンの固定ネジ(黄色の丸部分)が露出するので、ファンを取り外すことができる。

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組み立て方は、分解と逆にすればよい。

では。

 

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2022年10月 8日 (土)

Amazonで安いのに送料無料のもの(その2)

1年前前の記事「Amazonで安いのに送料無料のもの」で、売価は安いのに送料無料の商品として「フルカラー石膏ボード用C型ハサミ金具/P WN3992KP」について書いた。(なお無料配送は一時的なもので現在は有料である。)

最近、また別の商品で見つけたので、備忘として記録しておく。

今回の商品は、100mmm角 のゴムシートである。
外付けハードディスクの脚のゴムが取れてなくなってしまったので、その補修用途として探していたもので、購入日は2022/9/24である。

光 ゴム板 100角×2mm KGR-2100(無料配送の表示あり)
 
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注文画面の表示(送料分が値引かれて支払額は47円のみ)
 
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届いた商品の荷姿(注文の2日後に郵便受けに投函)
 
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商品 
 
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無料配送はうれしいが、少し申し訳ない気分だ。

ちなみに、昨日(2022/10/7)同じ商品を見てみると、単価は同じだがしっかり「2,000円以上で無料配送」になっていた。

10/7は単品では配送料が必要
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どういった商品が無料配送になるのか謎であるが、前回と今回の共通点を敢えて言えば、少しマニアックな商品ということか?

では。

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2022年9月19日 (月)

スーツパンツのポケットのほつれを補修した

先日、冬のスーツをクリーニングに出すのを忘れていたことに気付き、急ぎクローゼットから出してみたところ、何とスーツのパンツの右ポケットの下がほつれて、7~8cm程度の穴が開いていた。
これまで、スーツと言わずスラックスでこのような場所がほつれたことはなかった。このスーツは某オーダースーツ専門店で購入した、いわゆるパターンオーダーの製品なのだが、少し若者向けのせいか最初から太もも周りがきつかったのでそのせいかも知れない。
幸いにも生地が破れているわけではなく、縫製がほつれているだけのようである。ただし、内側はポケットの裏布に隠れており、そのステッチもほつれているので、それを一旦ほどく必要があると思われる。

スーツのパンツの補修については、以前「スーツのパンツの裾の擦切れ補修」について書いたが、今回はその第二弾となる。

今回、補修をお願いしたお店は、前回Mチェーンと記載した「マジックミシン」である。なお、前回Gチェーンと記載したのは「銀の糸」である。
前回、どちらも満足のいく内容であったが、今回は私の家から車で行きやすいMチェーン(前回の記事とは別の店)にお願いしてみた。

以下、補修前後の写真である。

 補修前:ほつれの位置
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 補修前:ほつれの長さ
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 補修前:内側のほつれ個所
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 補修後:外側
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 補修後:内側(濃い糸で補修)
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仕上がりは問題なく、金額も2,200円(税込)とリーズナブルであった。

では。

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