カテゴリー「通勤」の12件の記事

2023年11月23日 (木)

アナウンスしたら負け? 東京駅 京葉線ホームの謎

私は以前から通勤などでJR東日本の路線をよく使うのであるが、私鉄と比べて不満に思うのが、何かトラブルなどがあった時のアナウンスの酷さである。

例えば、乗車している路線で何らかのトラブルがあり、乗車中の電車が止まっているとき、
「現在、XXXX駅でXXXXが発生し停車しています。出発の準備ができ次第発車します」
といった内容だ。問題発生して5分や10分程度であれば、それでも構わないが、長い時間経っても同じアナウンスを繰り返されることが多い。
乗ったまま待たされている方からすれば、知りたいのは「出発の準備がいつ頃出来そうなのか」という点であるが、それについては一切触れず延々と同じアナウンスを繰り返すだけである。おおよそでよいので出発見込みさえ判れば、他の交通手段に乗り換えるなの判断ができるのであるが、それができず電車内ではイライラが募るばかりである。
恐らくであるが、そのようなアナウンスをした場合、仮にその見込みが外れた場合にクレームになることを避けていると推測するが、とてもサービス業とは言えない対応である。

しかし、JR東日本もアナウンスの酷さという点で、もっとどうしようもない事例を、最近立て続けに経験した。

場所は2件とも東京駅 京葉線の地下ホームである。
東京駅 京葉線ホームはプラットホームが2つで1番線から4番線まである。京葉線と武蔵野線の2路線が乗り入れて東京駅で折り返し運転をしており、通勤客に加え、東京ディズニーランドに行く乗客で朝から混んでいる路線である。
市川塩浜駅まではどちらの路線も同一線路上を走っており、東京ディズニーランドがある舞浜駅へはどちらの路線でも行くことができる。

【事例1】

某日の朝。この日は武蔵野線が遅れており私の乗ろうとしていた電車が定刻になっても到着しない。遅延などのホーム上のアナウンスは一切ない。
ホームで待っている乗客がざわつき始めたころ、武蔵野線電車の10分後くらいに出発予定の京葉線の電車がもう1つのプラットホームに入ってきた。京葉線ホームでは、特に朝夕は本数が多いため、到着したら5分程度で折り返して出発するのが一般的である。
この状況を見て、多くの人が(その電車の出発に間に合うように)階段を昇り降りして移動し、私もその1人であった。そして、京葉線の電車に乗車して数分したところで、なんと、遅れていた武蔵野線が到着してきた。そして、そのタイミングで初めて車内アナウンスがあった。「武蔵野線の電車が先に発車です。」
多くの群衆が、再度階段を昇り降りして移動したのは言うまでもない。
繰り返すが、その間も、ホーム上のアナウンスは一切ない。

【事例2】

これも某日の朝。この日は強風だったが、京葉線ホームに到着する10分前にYahoo!乗換案内アプリで確認した時点では京葉線、武蔵野線の遅延情報はでていなかった。
そして、京葉線ホームで武蔵野線電車の到着を待っていたのであるが、定刻を過ぎても到着しない。今回も遅延などのホーム上のアナウンスは一切ない。ホーム上には出発電車を示す列車案内板があるが、そこにも遅延などの情報は全くない。

列車案内板(その時のものではない)
202311_tokyo_keiyo_line_001

定刻を10分くらい過ぎても全く状況に変化がない。ホーム上で待っている人も相当ざわついている。
通常、列車案内板は、列車時刻表示とは別に、定期的に、近くの2, 3駅程度の電車位置を知らせる表示に切り替わるが、この時はその切替表示も一切なかった。(後から考えてみれば、その時点で表示範囲に列車がいなかっただけだった。)
結局、この時は20分程度遅れて到着/出発したのだが、この間、ホーム上のアナウンスは一切なかった。

 
事例は以上である。
この東京駅 京葉線ホームで「ホーム上のアナウンスを一切しない」「アナウンスしたら負け?とでも思っているのか」という点は非常に謎である。そういう、JR東日本のポリシー・決まりなのだと思うが、全く理解できない。

JR東日本の関係者または事情通などで、この理由をご存知の方がいれば、是非教えて欲しいものである。

なお、誤解ないように補足しておくと、この記事で言う「ホーム上のアナウンス」というのは、人がその場で話して情報を知らせるアナウンスのことである。2つの事例とも、電車が入線するタイミングなどで流される事前録音による自動アナウンスはされていた。

では。

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2012年7月16日 (月)

恋がつく駅・・・恋ヶ窪

Koigakubo_06

私がよく利用する駅の1つが西武国分寺線の恋ヶ窪駅である。

周りに無人の野菜販売小屋がいたるところにある田舎町のこれといった特徴のない駅だが、唯一の自慢と言えば(これがどれほど貴重なのかはよくわからないが)、冬の澄み切った日には駅舎から富士山が見えることくらいだ。
(→ココを参照)
私も最近知ったが、「謎解きはディナーのあとで」でブレークした東川篤哉さんの「鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ」に登場する鯉ヶ窪学園も、恋ヶ窪にあるらしい ・・・

その恋ヶ窪に、最近(と言っても数ヶ月前から)動きがあった。
駅に下のようなポスターが張り出されたのだ。

 ポスター全体
 
Koigakubo_01

 下半分の4駅の紹介
 Koigakubo_03

 そして恋ヶ窪
 Koigakubo_02

そう、日本には「恋」がつく駅が4つしかなく、恋ヶ窪がその中の1つらしい。

西武鉄道も「西武鉄道恋まちプロジェクト」を立ち上げるなどして盛り上げようとしているみたいだ。

 恋まちプロジェクト(西武鉄道のサイトより)
 
Koimachi

つい最近も、恋まちプロジェクトで募集していた「鉄道にまつわる恋のエピソード」の入選作品が駅に張り出された。私のようなオヤジにとっては正面から見るのは少し気恥ずかしい内容であるが、皆さん、結構見ているようである。

駅の掲示は明日の7月17日までとのことなので、興味のある方は恋ヶ窪駅へ急げ
(文章は、西武鉄道のサイトでも見れます。)

 ある休日の恋ヶ窪駅の情景
 
Koigakubo_04

 恋まちプロジェクトの掲示
 Koigakubo_05

まあ、どう転んでも派手なイベントにはなりそうにないが、それも恋ヶ窪らしさというもの。

恋まちプロジェクトの皆様、頑張ってください。

では。

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2009年6月20日 (土)

携帯が知らせる電車情報(その5 iNextTrainに変えてみた)

以前の記事「携帯が知らせる電車情報(その1 A-trainの紹介)」で、携帯用の NextTrain仕様の時刻表表示 iアプリ A-train を紹介した。

その記事でも

NextTrain シリーズの iアプリ版には、A-train 以外にも iNextTrain とかvNextTrain が存在するが、
・ iNextTrain は docomo 902シリーズ以降しか対応していない(私はまだ901シリーズ)
・ vNextTrain は 時刻表データをサーバ経由で送受信する必要がある
という理由で、私は A-train を利用している。

と書いたが、今回、めでたく携帯を P-06A に更新したので、早速 iNextTrain をインストールしてみた。

ちなみに、乗り換えた理由は、以下の2つである。
・ A-train の方はここ数年バージョンアップされていないので新しい携帯で動作するか不明であった
・ これまで機種制限で使えなかったので是非新しいものを試してみたかった
私自身、A-train でも基本機能しか使っていなかったので、正直なところ、A-train との機能比較をしたわけではない。

iNextTrain は みゅさんが開発し、すーさんが引き継いでいる iアプリだ。

iNextTrain のサイト
http://inexttrain.hp.infoseek.co.jp/index.html

ダウンロードサイト = アプリ★ゲットのiNextTrain紹介ページ
http://appget.com/im/pc/apview_043941.htm

画面サイズによって、ダウンロードするプログラムが異なるので、自分の携帯に合ったものを選ぶ必要がある。(種類については、上記「iNextTrain のサイト」の[ダウンロード] のページを参照。)
私の P-06A は画面サイズが 240×427 なので、「240x320(QVGA)版」を選んだ。

A-train や iNextTrain などの NextTrain仕様の時刻表表示アプリを使うためには、まず NextTrain形式の時刻表データを用意しなければならない。

NextTrain形式の時刻表データ作成ツールとしては、前回の記事で紹介した nTakさん作成の TrainConv5 が定番であり、私もこのソフトがなければ、A-train も iNextTrain も使っていなかったと言えるほど、NextTrainシリーズのソフトを使うにはなくてはならないツールである。

Welcome to nTak's Gadget Room(作者の nTak さんのブログ)
http://www.bzwind.com/ntak/

時刻表変換ツール「TrainConv5」のサイト
http://www.bzwind.com/users/ntak/tconv5.html

前回も書いたが、残念ながら現時点で「駅前探険倶楽部」や「JR東日本時刻表」からは時刻表を正しく取り込めないようで、「えきから時刻表」を利用するしかない。また、到着時刻表示も完全には動かないようだ。(私が試した限りでは、列車の種類が同じものは全て同じ所要時間になってしまった。)

【2010年5月3日追記】
実はかなり前から気付いて利用していたのだが、駅前探検倶楽部やJR東日本時刻表に対応できる修正スクリプトが RSTさんより公開されているので、遅ればせながら以下に掲載する。(RSTさん、ありがとう
この内容で、駅前探検倶楽部であれば T01ekitan.pss、JR東日本時刻表であれば T03JReast.pss を置き換えれば、到着時候表示も含め全て動作した。(ただし、私が確認したのは2010年春改変以前である。従って
2010年春改変対応版は未確認である。)
  (非公式)TrainConv5 駅前探険倶楽部 2009年春改変対応
  (非公式)TrainConv5 JR東日本 2009年春改変対応
  (非公式)TrainConv5 駅前探険倶楽部 2010年春改変対応

余談だが、この時刻表変換ツールのメンテというのは、私の乏しい想像力で考えても大変だと思う。通常のフリーソフトであれば、ニーズ(やりたいこと)とシーズ(開発に必要な技術や労力)の妥協点を自分で設定して開発仕様を決めることができるが、時刻表変換ツールの場合は、自分の興味とは無関係に、変換元の時刻表サイトの仕様が変わるたびにそれに追随しなければならない。
特に「到着時刻表示」というのは、全ての電車について、各駅の到着時間をweb上で追いかける必要があり、素人目で考えても大変さがわかる。
「TrainConv5」の場合は、時刻表サイト毎に処理がスクリプト化され公開されているのだが、それぞれが想像以上にコード量が少ないのには驚かされる。しかし、残念ながら、Basic や C くらいしか馴染みのない私には相当敷居の高そうな言語に感じた。

特定の種類の電車を色付きで表示するやり方も、前回の記事に書いた A-train の場合とほとんど同じである。以下に手順を示す。

  1. TrainConv5 をインストールしたフォルダの下の libs\ColorDef.txt というファイルに以下のような行を追加する。(その他の行は#でコメントアウトしてもよい)

    AQUA=*特別快速,*特快,通勤快速

    これは、『「通勤特別快速」「青梅特快」「通勤快速」などの時刻はAQUA(水色)で表示』 という意味である。ここで * はワイルドカードである。使える色は、「iNextTrain のサイト」の[制限事項、仕様]のページの最初の部分を参考のこと。
    ※ iNextTrain で指定できるのは文字色のみ(背景色は不可)で、既定の17色の中からしか選択できない。A-train では、1行の中で電車の種類と行先は別の色を指定できたが、iNextTrain では1行はすべて同じ文字色となる。
     
  2. ウィンドウ左下の[色拡張エクスポート]→[iNextTrain]を右クリック→[iNextTrain形式で保存]で 色情報つきのNextTrain形式のファイルを作成する。

NextTrain形式の時刻表データの取り込み方法や iNextTRain の使い方については、「iNextTrain のサイト」の[使い方]のページを見て欲しい。また、[制限事項、仕様]のページも一読することをお薦めする。

iNextTrain では、時刻表データを取り込む方法として SDカード経由で行う方法と 赤外線で取り込む方法の2通りがあるようだ。
私は、マイクロSDカード経由で取り込んだが、以下にその場合の手順を簡単に記す。(手順は、[使い方]のページに記載されているのだが、私も少し迷ったので念のため。)

  1. iNextTrain を起動し、[メニュー]→[データ取得方法選択画面]→[方法選択]→[SDファイル環境初期化]を選択すると、SDカード内に、時刻表リストファイル(INT.FLT)、時刻表データのテンプレートファイル(INT0nn.TBL、ここで nn は 01~20の連番)、祝日データファイル(iholiday.dat)が作成される。
    後はPCを使って、これらのファイルを上書き修正する。変更内容については以下の通りである。
    ・ 時刻表データファイル: NextTrain形式の時刻表データで上書きする。基本的に、TrainConv5 で作成したデータがそのまま使えるが、#で始まるタイトル行の「(平日)」などの曜日情報は不要なので削除する。(このタイトル行の文字列がタイトルとして iNextTrain の時刻表メニューに表示される。)
    ・ 時刻表リストファイル: 内容は時刻表データファイル(INT0nn.TBL)の名称の一覧となっているが、実際に時刻表データを設定したファイルのコメントマーク(先頭のセミコロン)を削除する。
    ・ 祝日データファイル: 2009年の祝日の一覧が最初から設定されているので特別な理由がない限り修正不要。
     
  2. データを設定したSDカードを携帯に戻しただけでは、まだ、それらのデータは有効とならず、iNextTrainへの「転送」作業が必要となる。(これが、私には分かりにくかった。)
    具体的には、iNextTrain で、[メニュー]→[時刻表データ取得]を選択すると、[取得データ保存先選択]画面になる。ここには、iNextTrain で管理する20番まで時刻表番号と、既に登録済みの番号の行には時刻表のタイトルが表示されるので、今回登録したい番号を選択する。すると、[取得データ読み出し元選択]画面になり、SDカードに設定した時刻表データのタイトル一覧が表示されるので、新しく登録したい時刻表を選択すると、先ほど選んだ時刻表番号にその時刻表が登録される。

手順は以上である。

そうして導入した、私の iNextTrain の画面が以下である。
(JR中央線 土曜日の 13:40 現在の東京駅発の時刻である。)

リストモード表示(左) と 時刻表表示モード(右)

 Inexttrain1_2  Inexttrain2

では。

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2009年5月30日 (土)

携帯が知らせる電車情報(その4 駅探も試してみた)

3月21日28日の記事では、防災@ニフティYahoo!路線情報 が提供している無料の運行情報メールサービスの比較を行った。自分的にはこれで一段落していたのだが、最近、乗り換え案内サービスをwebで提供している駅探も、1路線に限り無料で同様のメールサービスを始めたという情報(→ココ)を偶然見つけてしまった。
と、いうことで早速試してみた。

さて、サービスを申し込もうと思ったのであるが、どうやってよいのかわからない。最初に、駅探モバイルのページ内を探したのであるが、大きな画像が貼り付けてあるという非常に安直な作りで、「運行情報メール」についての情報もない。
結局は、情報料が有料と書かれている携帯版「駅探★乗換案内」(http://1069.jp/)に携帯でアクセスして、

 「4.運行情報 で受信 ・・・ 1路線無料」 をクリック
 → メールアドレス新規登録 で空メール送信
 → 送られてくるURLにアクセスし登録
 → 自分の知りたい路線を1つ登録

という流れが正解なのだが、もう少し判りやすく案内して欲しいものだ。

さて、私は先週末に JR東日本の中央線(快速) を登録したのであるが、今週、運行トラブルが4件あったので、早速、防災@ニフティ や Yahoo!路線情報 と比較してみた。

それぞれ、送られてくるメールは以下のような内容だ。(以前の記事のおさらいを兼ねて)

防災@ニフティ

中央線(快速)[東京~高尾]の情報をキャッチしました。最新情報は防災@niftyでcheck!
http://bousai.nifty.com/mgw.php

Yahoo!路線情報

XXXXさん <== 自分のYahoo! JAPAN ID

路線名:中央線快速電車

10:56ごろ  <== この情報の提供元(後述)から発信された時刻
中央線快速電車は、豊田~日野駅間での線路点検の影響で、上り線で運転を見合わせています。運転再開は12時00分頃を見込んでいます。
(5月25日10時58分現在) <== メールを送った時刻

最新の情報はこちらでご確認ください。
http://transit.yahoo.co.jp/・・・ <== URLは省略
配信停止・設定変更
http://transit.yahoo.co.jp/・・・ <== URLは省略

(C)ジェイアール東日本企画
(C)Yahoo Japan

そして、駅探

駅探から運行情報をおしらせ!

◎JR中央線

中央線快速電車は、豊田~日野駅間での線路点検の影響で、上り線で運転を見合わせています。運転再開は12時00分頃を見込んでいます。

▼JR中央線の最新情報
http://imode.ekitan.com/・・・ <== URLは省略
↑続報・復旧報もコチラ

▼乗換案内
http://ekitan.com/・・・ <== URLは省略
↑う回経路検索もできます

▼運行情報TOP
http://ekitan.com/・・・ <== URLは省略

───────
※このメールには返信できません
<駅探★乗換案内>
http://ekitan.com/・・・ <== URLは省略
このメールは駅探から送信しています

駅探では、Yahoo!路線情報 と同様に、トラブルの内容がメール本文に記載されている。記載内容も Yahoo!路線情報 と一字一句同じなので、情報提供元は JR東日本企画と思われる。トラブルの続報が送られてこないのも Yahoo!路線情報 と同じだ。

今週に発生した4件のトラブルで速報性(メール配信時刻の早さ)を比較してみると、全て以下のような順番であった。

1位:Yahoo!路線情報
  1~2分して
2位:駅探
  2~6分して
3位:防災@ニフティ

これらの結果を表にまとめてみた。(ピンクは他より優れている箇所)

Keitai20090530

こうやって見ると、Yahoo!路線情報 が全てにおいて 駅探を上回っているので、無料の範囲では駅探を選ぶ理由はないようだ。

個人的にも、そろそろ Yahoo!路線情報 1本に絞ろうと思っている。

3つも登録していると、しょっちゅう携帯が鳴っている・・・・ 

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2009年5月 2日 (土)

トレインチャンネルの秘密

今日は、JR東日本の中央線などの車両についている トレインチャンネル の隠れた秘密(というかトリビア)についてである。参考までに、トレインチャンネルとは、ドアの上に設置された左右2つの画面からなる社内テレビ(広告媒体)である。

Img_trainchannel_01

左側が広告で、右側は行き先や現在の場所などを表示している。

車両には両側にドアがあるので、3ドアの車両では1車両内にこの2画面の組が6組(計12画面)あることになるが、どの組も左側は広告、右側が行き先などの表示で、各6画面は全く同じ内容を流している。

と思っている方・・・・、ブブー(ブザーの音 )である。
実は、あるタイミングでは、別の内容を表示していることがあるのだ。

私も毎日使っているのに、最近人に教えてもらうまでは気付かなかった・・・・・

正解は、
駅に止まっている時の右側の画面の表示内容が、車両の左右で違うのである。
具体的には、開いているドアの上では現在停車している駅名を表示し、反対側の閉じているドアの上では行き先を表示している。おそらく、降りる人には停車駅が、乗る人には行き先が確認できるようにという配慮だと思われるが、意外なところで芸が細かい・・・・

皆さんも次に乗ったときには確認ください。

では。

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2009年4月12日 (日)

トレインチャンネル 「ダーリンは外国人」は終わった?

2月21日の記事「トレインチャンネルと愉快な中吊り広告たち」で、JR中央線他で放映されている社内テレビ「トレインチャンネル」における「誰もが認める人気番組」として小栗左多里さんの漫画「ダーリンは外国人」を紹介したが、今週(4月6日~)は放映されなかったように思う。

このまま、打ち切りなのだろうか?

事実や事情は全くわからないが、もしそうであれば、出勤時のわずかな楽しみが消えたようで非常に悲しい。

JR東日本企画さん、どうなんでしょうか  

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2009年3月28日 (土)

携帯が知らせる電車情報(その3 NiftyとYahooの運行情報メールサービス比較 続報)

前回 3月21日の記事「その2」では、3月11日~17日の期間に、防災@ニフティ と Yahoo!路線情報 の運行情報メールサービスで送られてきたメール情報の比較を行ったが、(比較数が十分でなかったため)それ以降も引き続き同様の調査を行ったので、その結果について続報として報告する。
前回の記事を見ていない人はまずそちらを参照して欲しい。

以下が、3月22日~3月27日に両サービスより送られてきたメール情報である。

Traininfo

【注】

  • 3月22日は日曜日なので Yahoo からのメールはきていない。(週末はこないように設定しているため。)
  • 「元情報の発信時刻と内容」欄については、前回の記事を参照
  • 「?」となっているのは、nifty からメールが送られてきたのだが、それに該当する元情報がなかったものである。メールがきた直後に nifty の指定サイトを見ておけば疑問が解決したのだろうが、今となっては謎だ。

この1週間の結果を見ても、前回の記事で推定した

  1. Yahoo は初報だけをメール配信するのみだが、Nifty は続報も全て配信する。
  2. 初報の時刻はほぼ同時だが、若干 Yahoo の方が早い。(この差は情報提供元の配信時刻の差ではなく、メール発信までの仕組みの差か?)

については、その通りになっている。

ちなみに、1.については、Yahoo!路線情報 ヘルプページに「メールは遅延、事故などの第一報のみ送信されます。復旧時には送信されません。」との説明があった。

2.については、比較できる対象数が前回分も含め6ケースになったので、それをグラフにしてみた。

Traininfo2_4

ピンク色の棒グラフは「JR東日本企画 と レスキューナウが元情報を発信した時刻の差」で、JR東日本企画が早かった場合 +としている。この6回では、Yahoo の情報提供元であるJR東日本企画の方が 平均して1.5分早かった。
青色の棒グラフは「Yahoo と Nifty が運行情報メールを配信した時刻の差」で、Yahoo が早かった場合 +としている。この6回では、Yahoo の方が 平均して7分早かった。
つまり、「情報提供元からの発信」から「メール配信」まで、平均して 7 - 1.5 = 5.5 分、Nifty の方が時間がかかっているといえる。具体的に、その時間をグラフにしてみた。 (Nifty は、初報以外を含む 32件全ての配信を対象とした。)

Traininfo3_2

Yahoo は JR東日本企画 が元情報を発信してから 2分以内でメールを配信しているが、Nifty は 何故か、レスキューナウ が元情報を発信してから メールを配信まで 2分~20分超と非常にバラつきが大きい。

まさか、人手でやっているってことはないですよね? Niftyさん。

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2009年3月21日 (土)

携帯が知らせる電車情報(その2 NiftyとYahooの運行情報メールサービス比較)

前回、携帯のリアルタイム時刻表表示ソフト A-train を紹介したが、いくら電車の時刻が判っていても、電車が時刻どおりに動いていなくては意味がない。
そこで、何かトラブルがあった時に携帯にメールで知らせてくれる無料サービスを 2件紹介する。

有料であれば、NAVITIMEの鉄道運行情報メール をはじめいくつかあるようなので、お金持ちの方はそちらを見て欲しい。

防災@ニフティ(詳細はここ

まずは、私が2007年12月から利用している Nifty の 防災@ニフティ無料サービス。対象路線を3線まで登録できるが、曜日や時間帯を限定することはできない。
対象路線でトラブルがあったときは、以下のようなシンプルなメールが送られてくる。

中央線(快速)[東京~高尾]の情報をキャッチしました。最新情報は防災@niftyでcheck!
http://bousai.nifty.com/・・・・ <== URLは略

これを見ればわかるように、メールだけでは「何かが起こった」ことしかわからず、具体的な情報は指定のサイトに見に行かなくてはならず、それが最大の欠点だ。

最近まで、同様の無料サービスはなかった(少なくとも、私は知らなかった)が、今年になって Yahoo もサービスを開始した。

モバイル版Yahoo!路線情報(詳細はここ

これは、モバイル専用のサービスではなく、Yahoo!路線情報 の1つのサービスなので、利用するには Yahoo! JAPAN ID の登録(無料)が必要である。ログインした後は、Yahoo!路線情報 TOP から、対象路線(数に制限はないようだ)と送信先メールアドレスを設定すればよい。なお、対象時間帯(「終日」か「6:00~22:00」)と曜日の設定もできる。(ただし、路線やメールアドレス毎ではなく一律のみ)

対象路線でトラブルがあったときは以下のようなメールが送られてくる。

XXXXXさん <== 自分のYahoo! JAPAN ID

路線名:中央線快速電車

07:41ごろ  <== この情報の提供元(後述)から発信された時刻
中央線快速電車は、7時37分頃 八王子~西八王子駅間での人身事故の影響で、上下線で運転を見合わせています。
(3月17日7時43分現在)  <== この時刻にメールが送られる

最新の情報はこちらでご確認ください。
http://transit.yahoo.co.jp/・・・・ <== URLは略
配信停止・設定変更
http://transit.yahoo.co.jp/・・・・ <== URLは略

(C)ジェイアール東日本企画
(C)Yahoo Japan

何と、Nifty とは異なり、トラブル内容まで書かれている  

これだけを見ると、全てについて Yahoo が Nifty を上回っているように見える。基本的にはそうであるが、上記以外にも違いがあった。

以下は、私が上記の Yahoo のサービスを使い始めた3月8日から今日までの両サービスのメール受信履歴である。(対象はどちらも 中央線快速 のみ。さすが、中央線だけあって、平穏な週はない・・・)

Transitmail3 
【注】 この2週間では3回トラブルがあったが、そのうち3月14日は土曜日のため Yahoo のメールはこなかった。(週末はこないように設定していた。)

「元情報の発信時刻と内容」欄については、以下の情報を元に記載している。

  • Yahoo については、送られてきたメールの内容のままであるが、この元情報は ジェイアール東日本企画 が提供しており、実際、JR東日本のHP の 列車運行情報サービス で表示される内容と同一である。
  • Nifty については、先に記したように、メール本文にはトラブル内容が記載されておらず、私も毎回指定サイトで確認したわけではない。が、この情報の提供元は、Niftyも出資している レスキューナウ社 であり、Nifty以外にも NAVITIME や livedoor 他多数に情報提供しているようである。私は今日時点で、livedoorニュース の履歴に残っていた livedoor路線情報より情報を拾った。(意外にも、少し前のトラブルでも、その内容を調べるのは結構大変で、livedoor 以外で過去の履歴を見れるサイトは見つからなかった。また、その livedoor でも 3月11日分は既に履歴から消去されていたが、Googleのキャッシュから何とか拾えた。)

さて、この表を見れば、2つのサービスに以下の特徴があることがわかる。(あくまでもこの2回からの推定ではあるが・・・・)

  1. Yahoo は初報だけをメール配信するのみだが、Nifty は続報も全て配信する。
  2. 初報の時刻はほぼ同時だが、若干 Yahoo の方が早い。(この差は情報提供元の配信時刻の差ではなく、メール発信までの仕組みの差か?)

2番目の特徴は大した差ではないが、1番目は大きな違いだ。

Yahoo は「続報は指定サイトで都度確認せよ」とのスタンスだ。JR東日本の列車運行情報サービスには続報も掲載されているので、それらを敢えてはずしているようだ。
一方、Nifty の方は、情報提供元から何らかの情報があれば全て連絡するというスタンスだ。(トラブル内容が書かれていないメールが何度も送られてくるのはかなりウザいが。)

どちらが良いか?・・・・・・   それは、あなた次第だ。

【2009年3月28日追記】
本件の続報を「その3」としてアップしたので、興味のある方はそちらも参照ください。

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2009年3月20日 (金)

携帯が知らせる電車情報(その1 A-trainの紹介)

私は携帯を持ってはいるものの、「電話」としての利用が主で、あまり使いこなしている方ではない。メールを入力するのも滅茶苦茶遅いので、余程の急用でない限りは、メールはPCから送っている。

ただ、そんな私でも、通勤の電車に関する情報については、携帯を大いに利用している。具体的には、リアルタイム時刻表表示ソフト と 運行情報の連絡メールサービスだ。
今日はその2つについて紹介する。

・リアルタイム時刻表表示ソフト

時刻表はnet経由でも見れると思うが、電波状態に左右されずにどこでもすぐに利用できるという利点から、私はもっぱら、iアプリの A-train を使っている。(説明やダウンロードはここ
A-train は、H.TOYOさん を中心に始まったリアルタイム時刻表表示ソフトプロジェクトの産物である NextTrain シリーズの iアプリ版である。
NextTrain シリーズの iアプリ版には、A-train 以外にも iNextTrain とか vNextTrain が存在するが、

  • iNextTrain は docomo 902シリーズ以降しか対応していない(私はまだ901シリーズ)
  • vNextTrain は 時刻表データをサーバ経由で送受信する必要がある

という理由で、私は A-train を利用している。
他の機種や携帯以外で利用する方は、NextTrain on the Web(H.TOYOさんのNextTrainご本家サイト) で自分の機種用を探して欲しい。

リアルタイム時刻表表示ソフトというのは、現時点以降の電車の情報が表示されるというものである。

私の A-train の表示例

Atrain2

netに繋がっているわけではないので、時刻表の情報は自分で用意しなければならないが、その時刻表情報のフォーマットを標準化(NextTrain形式)して、色々なソフト、機種で使えるようにしようというのが、NextTrainプロジェクトである。更にうれしいことに、時刻表サイトの情報をNextTrain形式に変換してくれるソフトも存在するので、自分で一から作成する必要もない。

私が利用しているのは、nTakさん作成の TrainConv5 である。
TrainConv5 は、大手の時刻表サイトとしては、駅前探検倶楽部えきから時刻表JR東日本時刻表に対応しいているが、私が試したところでは、現時点では、えきから時刻表 しか正しく動作しないようである。

【2010年5月3日追記】
実はかなり前から気付いていたのだが、駅前探検倶楽部やJR東日本時刻表に対応できるパッチが RSTさんより公開されている。詳しくは、以下の記事の追記コメントを参照。

携帯が知らせる電車情報(その5 iNextTrainに変えてみた)

サイト側がwebページの表示形式を変えると、TrainConv5のような時刻表変換ソフトもそれに合わせた対応をする必要があるので、どうしてもこのような「未対応期間」が発生してしまう。
nTakさんは、変換プログラムをスクリプト化し、更にデバッガも用意して、誰でも対応サイトを追加したり既存スクリプトを修正できる環境を公開されているようだが、実際はnTakさん以外で対応したと言う話は聞かない。

えっ、お前がやれって?     ・・・・ できません 

Trainconv1_2

TrainConv5 は上のような直感的なインターフェイスでHELPファイルも同梱されているので説明は不要と思うが、要は、左のエクスプローラみたいなところで、サイト→地域→路線 の順に対象を選んでいき、最後に上のフレームで対象駅をダブルクリックすれば下に NextTrain形式 の時刻表が表示され、[ファイル]→[テーブルを保存]でファイルを作成できる。
上に載せた写真の表示例のように、特別快速などに色をつける場合は、以下のようにする。

  1. TrainConv5 をインストールしたフォルダ下の libs\ColorDef.txt というファイルに以下のような行を追加する。(その他の行は#でコメントアウトしてもよい)

    WHITE:RED=*特別快速,*特快,通勤快速

    これは、『「通勤特別快速」「青梅特快」「通勤快速」などは赤地に白文字で表示』 という意味である。ここで * はワイルドカードである。使える色はインストールしたフォルダ下の colortable.def ファイルを参照のこと。
     
  2. ウィンドウ左下の[色拡張エクスポート]→[aTrain]を右クリック→[aTrain形式で保存]で 色情報つきのNextTrain形式のファイルを作成する。(下の画面ハードコピー参照)

Trainconv2_2

A-train の場合、作った時刻表ファイルは、QRコード経由/赤外線経由/SDカード経由のいずれかで取り込めるとのことであるが、私はいつも赤外線経由でPCから取り込んでいる。(取り込み方法は A-train のHP参照)
時刻表ファイルは単なるテキストファイルなので自分でエディタで作成/修正してもよい。書式も簡単で、例えば2つ上の画面ハードコピーを例に説明すると、6: で始まる行に rg38 という記述があるが、これが 6:38 の電車を表しており、r と g の意味は最初の定義部より、それぞれ、快速、青梅であり、その結果

6:38  快速青梅

という表示になる。従って、6:38 の快速に、何か特別な理由で印を付け加えたければ、例えば、定義部に

w:重要;重
;::w:0:0:0:0:255:255

という2行を追加し(2行目は色情報(R:G:B)で、背景色にBLACK(0:0:0)、文字色にAQUA(0:255:255)を指定)

rg38 を rgw38

に修正すれば、

6:38  快速青梅重要

と表示される。私の場合、某駅の時刻表で、『その駅始発』 の列車を識別したいのであるが、残念ながら えきから時刻表 にはその情報はない。仕方なく、別の時刻表サイトで始発電車を調べて、この方法で「始発」情報を手で追記している。

最初に予告した「運行情報の連絡メールサービス」については、また次回ということで。

【2009年6月20日追記】
A-train から iNextTrain に変えてみた。その記事は以下。
携帯が知らせる電車情報(その5 iNextTrainに変えてみた)

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2009年2月26日 (木)

自分本位の乗車マナー

毎日、満員電車で通勤していると、色々な人間、乗車マナーに出くわし、イラッとすることも多い。
まあ、「椅子に浅く腰かけて足を投げ出す」や「ヘッドホンの音漏れがハンパでない」などの明らかな迷惑行為は別として、「マナー」と名の付く類のものは、「誰が決めたの?」的なものも多く、結構、人によって受け取る感覚が違うような気がする。

私が個人的にイラッとくるのは、窓に面して立っているときに、頭のすぐ横にある吊革を後ろの人が強引につかみにきた時だ。ほとんど自分の頭とそいつの手が接触状態にあり、電車が揺れるたびに手が髪の毛に触れる感触があり気が気でない。
そこまでして、吊革を握りたいのか!!って言いたくなる。(言わないけど・・・)

あと、混んだ電車の中で、わざわざスペースを作って本を読んでいるヤツ。それはそれで小迷惑なのだが、自分的にもっと迷惑なのが、電車を降りてから、混んでいる通路や階段で本(だいたいマンガ)を読みながらゆっくり歩くヤツ・・・・。 

お前は二宮尊徳か!! 
そんなに読みたいのなら、電車を降りずに、読み終わるまで山手線で周回してろ!!

少し冷静になって・・・   もう少し微妙だが、個人的に気になるケース。

都心部ではほとんど見ないのであるが、少し郊外になると、電車待ちをする時に、通常2列で列を作るべきところが、時々、ホームにズラッと「1列で」電車待ちの列ができてしまうことがある。ホームの幅はあまりないため、こうなると列の後ろの方が団子状態になってしまう。

 イメージ図
Line11

これは、ほぼ間違いなく、列の2人目のヤツ(図の2番)の仕業だ。そいつが、何故か、ホームの最前列に(横に並んで)立つのを拒否しているのだ。(理由は常人には全く理解不能だ。しかも、そのテのヤツは、だいたい携帯に夢中になっているので周りの状況が見えていない場合が多い。) 
しかし、そんなヤツを注意しようとは思わないし、注意してわかるぐらいだったら最初からちゃんと並んでいるだろう。

では、どうするか? 
そこでカギを握るのは、3番目に並ぶ人だ。その人が、勇気を持って、2番目の後ろではなく、1番目の横に並ぶのだ。コレで全てが解決だ。

 解決のイメージ図
Line22

是非私も、次回、機会があれば実践したいと思う。(と、言ってもなかなかそのチャンスには恵まれないが・・・・・)

列の並び方に関する迷惑行為としては、上記の他に、列の前の人との間に異常に距離をとるヤツがいる。他人から見ると「間に1人、霊でもいるのか?」といったくらいの距離感だ。
コレもまた、列が長くなる原因となり、後ろで窮屈に並ぶ人間にはイラッとくる。この距離感は、わざとやっているのでなければ、天性のものかも知れない。どうも、この「人との距離感・間合い」というのは、育った環境や国民性にも依るようなのだ。

そこで思い出すのが、以前、インドに行って国内線に乗ったときの経験だ。

飛行機が着陸して止まったら、ドアが開く前に全員一斉にドアの方へ殺到し、出口付近が満員電車並みに込み合ったのには驚いた。日本でも身支度したり、1部にはドアに駆け寄る人もいるが、あれほど全員が殺到する光景は初めて見た。
その後、空港で到着手続き(何の手続きか忘れたがインドの人も全員並んでいた)でインドの人に混じって並んだのであるが、インドの人の間合いの短いこと短いこと・・・・
完全に接触するまで間合いを詰めるのがインド流マナーのようだ。

さて最後は、始発での私流の乗車マナー。

私は帰りは東京駅から始発を利用する。従って、基本的には、並んででも座ることにしている。通常ならば、列の3番目までに並べれば楽勝、4番目でもまずOK、5番目は少しヤバイ、と言ったところか。
しかし、4番目でも、いや時には3番目でもヤバイ時がある。それは、到着した電車から降りる人が、たまたま、自分の並んでいるドアに集中した場合だ。
まだ目の前のドアから人が降りているうちに、隣のドアから人が入り始めたのを見ると、自分の列の先頭の人に「早く行けェ~~」と思わず叫びたくなる。

この場合、普段は嫌悪してしまう図々しいオバサンが先頭だったら、この時だけはしめたものである。なぜなら、私が叫ぼうと思う前に、とっくに突進しているからである。

この場合、一番マズイのは(普段は満員電車に乗っていないような)品の良さそうなおばさんが先頭の時である。完全に人が降り終わるまで動かない。それでも、本人は先頭なので、少々遅れても席にあり付ける。
悲惨なのは、その後ろに並んでいる私達だ。乗るべきか、次の電車を待つべきか悩んだ末、駆け足で入ったものの、すんでのところで椅子取り合戦で敗れてしまった時には目の前が真っ白だ・・・・。
敗残兵のようにトボトボと外に出て、また列の後ろに付くしかない・・・・。

これだけは言っておきたい。

始発で列の先頭に並んだからには、その列の隊長という意識を持って、勇ましく突進して欲しい。

言いたいことは、これくらいだが・・・・・

読み返してみると、なんて小さな人間なんだ・・・・ 自分。

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