カテゴリー「フリーソフト」の34件の記事

2023年10月 9日 (月)

不良(容量偽装?)のMicroSDカードにあたってしまった

先日、雑誌の読み放題のサブスクである楽天マガジンに入会し、それに合わせて タブレット Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)を購入した。
それらの使い勝手はもう少し使い込んでみて記事にしようと思うが、今回は、タブレット用に購入した MicroSDカードが不良だった話である。

購入した時に、ちょうど某大手ECショッピングモールで年4回開催の割引セールを実施していたので、128GBの MicroSDカードを探したところ、 以前から馴染みのあった Kingston の MicroSDが 20%引きのお手頃価格だったので、思わずポチってしまった。

そして届いたのが以下である。

パッケージ(破れは私が開封した跡である)
 Microsd_kington_001

本体
 Microsd_kington_003

メーカ名のないパッケージを見た瞬間、嫌な予感がしたが、本体を見て更に不安が倍増した、
なんと、Kingston ではなく、Kington であった。(ガ~~ン!!

確かに、購入したショップの商品画像も Kington であった。また商品名や説明には「スマホ用 マイクロ SDカード」と書いてあるだけで、どこにも kington や kingston とは書かれていない。これは私の確認不足と言われても仕方がない。
なお、Windows の エクスプローラのプロパティでは、容量は128GBと正しく表示された。

もしかしてちゃんとした商品かも知れない・・・
と淡い期待をもって容量偽装チェックソフト H2testw で確認してみた。

その結果が以下である。

 Microsd_kington_004

メッセージ全文

Warning: Only 127993 of 127994 MByte tested.
The media is likely to be defective.
29.2 GByte OK (61444662 sectors)
95.6 GByte DATA LOST (200685002 sectors)
Details:5.8 MByte overwritten (12032 sectors)
0 KByte slightly changed (< 8 bit/sector, 0 sectors)
95.6 GByte corrupted (200672970 sectors)
5.8 MByte aliased memory (12032 sectors)
First error at offset: 0x000000005f540000
Expected: 0x000000005f540000
Found: 0x000000005f540200
H2testw version 1.3
Writing speed: 16.2 MByte/s
Reading speed: 11.2 MByte/s
H2testw v1.4


結局、正常に読み書きできたのは、128GB中の29GBだけということである。読み書きの速度も10MB/s台とかなり遅い。

早速、この結果をショップに伝えたところ、不良品なので返金するとの回答があり、後日、全額返金された。
ただ、そのショップではこのやりとりから1か月後の現時点でもまだ Kington の MicroSDカードを販売中である。

もちろん、私は自分のケースしか知らないので、たまたまこの個体が不良だったのか、Kington自体が容量偽装なのかはわからない。

メルカリなどでも、本件と同じパッケージデザインの大容量カードが多数格安で販売されているが、容量偽装チェックは必須である。

では。

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2023年1月 2日 (月)

REGZA全録サーバー D-M430 システムメンテナンスの長時間化

私は全録機として、REGZA D-M430を愛用している。

D-M430に関する過去記事は、以下を参照。

REGZAサーバー D-M430改造計画 ~ハードディスク換装~
REGZAサーバー D-M430改造計画 ~ファン騒音対策(その1)~
REGZAサーバー D-M430改造計画 ~ファン騒音対策(完結編)~
REGZA全録サーバ D-M430改造機が故障した
全録REGZA D-M430 故障 ~ 再生、録画、電源ランプが5回点滅

最後の記事は、2022年8月のもので、全録開始後、数時間で勝手に停止するという不具合に関するものであった。
今回もその3ヶ月後に、同じ個体で発生した別の不具合に関する報告となる。

症状は、記事の件名の通り、システムメンテナンス(以下、「メンテナンス」と記載)が1時間で終わらないというものである。
D-M430は全録機とは言うものの、1日24時間すべてでの録画はできず、24時間中の予めメンテンナンス時間として指定した1時間は一切の録画ができない仕様となっている。(私の場合はAM6~7時を指定)
この時間になると、D-M430は自動でメンテナンス作業を開始し、その間はハードディスク(以下、「HDD」と記載)がアクセスしっぱなしとなる。(当然、録画時間帯もHDDにアクセスしっぱなしとなるが、外付けHDDのアクセスランプで見る限り、録画時間帯は点滅となるが、メンテナンス時間帯は点灯状態となる。)

ある程度HDD内に過去の録画番組が溜まると約30分~45分程度を要するため、恐らく古い番組の削除の他に、HDDのデフラグをやっているのではないかと推測する。

さて、不具合に話を戻す。
最近、メンテナンスが既定枠の1時間どころか、いつまでたっても終わらない現象がでてきた。毎回発生するので、このままでは通常使用できない状態である。)
現象を以下に整理する。

  1. 中断させようとして、リモコンで電源をOFFにすると電源ランプは消えるが外付けHDDはアクセスしっぱなしの状態。
  2. 本体の電源ボタン長押しで強制シャットダウンすると外付けHDDのアクセスも停止し、以降は正常な状態になる。
  3. 中断させないまま全録の予約時間帯になると全録動作に切り替わり録画は行われる。ただし、録画中にタイムシフトの番組表を表示しようとすると異常に時間がかかる。(数分待てば表示されるが、実用的なレベルではない。)
  4. 全録中に本体の電源ボタン長押しで強制シャットダウンすると、以降は正常な状態になる。
  5. 電源長押しをしない場合は、録画終了時間で通常通り終了(電源OFF状態になる)。ただし、通常の電源ON操作をやっても「起動中」のまま進まず。電源長押しで強制シャットダウンすると通常に戻る。ただし、この後、1度手動で電源ON/OFFしておかないと、全録時間帯になっても録画は始まらない。

何とも不可解でやっかいな現象である。

ググってみると、同様の事象として、唯一以下の記事を見つけた。
この方は、ファームウェアをバージョンアップしたところ「不具合が解消されたっぽい」とのことだが、私の場合は既に最新バージョンが当たっている状態だ。

2020_1109_REGZAサーバー D-M430

 
仕方なく、いろいろと試してみた。

  • 内蔵HDDの番組全消去
    「はじめての設定」でシステム全体の初期化を行うと、内蔵/外付けHDDの全ての録画番組が消去されるので、まずは内蔵HDDの不調を疑い録画済み番組を削除してみる。

    【保存番組の削除】
    HDD管理メニューで内蔵HDDの番組消去を実施。これで個別に保存した番組は消去される。(タイムマシンでの録画番組は消去されない)
    Dm430_setting_001

    【タイムマシン録画番組の削除】
    タイムマシン録画チャンネルメニューで、タイムマシン録画するチャンネルの設定を変更する。
    「設定完了」ボタンを押す前に、6つの録画チャンネルの設定を変更(一旦解除し再登録を含む)しても、チャンネル番号と録画先が以前と同じであればそのチャンネルの録画番組は削除されないので、一旦、011==>012などにチャンネルを変換して「設定完了」ボタンを押して削除する。(必要であれば、再度元の設定に戻して「設定完了」ボタンを押す。)
    Dm430_setting_002
    Dm430_setting_003

    ==> 残念ながら問題は解消ぜす。

  • 外付けHDDの登録解除(その1)
    HDD管理メニューより、外付けHDDの登録を一旦解除した後、再登録を実施。(外付けHDDの録画番組は消えてしまう。)
    Dm430_setting_004

    ==> 残念ながら問題は解消ぜす。

  • 外付けHDDの登録解除(その2)
    HDD管理メニューより、外付けHDDの登録を一旦解除した後、メンテナンスを実施したところ20分程度で終了。その後に再登録を実施。
    ==> 正常な状態に戻った。と、喜んでいたところ、数日後に再発。(涙)

  • 外付けHDDのローレベルフォーマット
    外付けHDDが怪しそうなのでWindows PCに接続して調査。
    CrystalDiskInfoでは「正常」であったが、NTFSでフォーマットしようとするとエラーで失敗してしまう。不良セクタが発生しているのかも知れない。
    それを解消するため、ローレベルフォーマット(全セクタへのゼロフィル)を試みる。具体的には、このHDDは WesternDigital社の製品だったので、Data Lifeguard Diagnostic で Erase を実施してみた。結果は特にエラーもなく終了。

    ==> その後、D-M430に接続して2ヶ月程度使用しているが、特に問題は発生していない。 めでたし、めでたし。

では。

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2020年5月 6日 (水)

エクスプローラからファイル一覧を出力するVBScript(検索結果もOK)

本記事では、Windowsのファイルエクスプローラで表示・選択されているファイルの一覧(ファイル名、パス、サイズ、更新日時)をクリップボードに張り付ける方法について記載している。
これは、エクスプローラで検索した結果に対しても有効である。

実は、これは、以前の記事「エクスプローラでファイル名をクリップボードにコピーする」で紹介した内容の改良版で、前回との違いなどを最初に記載しているが、手っ取り早く試したい人は、【導入手順】から読んでほしい。


【前回記事内容と今回の変更点】

前回は(今回も同じであるが)以下の方法で実現している。

step1.対象ファイルを選択した状態でエクスプローラの右クリックメニュー →「送る」で特定のバッチファイルを選択
step2.バッチファイルが実行され、ファイルの情報をクリップボードへコピー
step3.(人が)テキストファイルやExcelに貼り付け

また、出力する情報別に、以下の3種類のバッチファイルを用意していた。

  1. ファイル名のみのの一覧(テキスト形式)
  2. パス、ファイル名、更新日時、ファイルサイズ の一覧(Excelに張り付けられるようTAB区切り)
  3. tree情報(Dosコマンドの tree の実行結果)

自分でも日々の業務の中で使用しており、特に 2 は重宝して使っていた。
エクスプローラ内のファイルの一覧を表示するのであれば、Dosコマンドの Dir でも何とかなるが(それでも Excel に貼って2次加工したい場合はひと手間必要)、エクスプローラで検索した結果の一覧を更新日時やサイズと合わせて出力する場合はこれ以外の方法はないと思う。

ところが、これまで使っていて、うまく動作しないケースを発見した。ファイル名やフォルダ名に全角空白が含まれる場合で、なぜか、全角空白で名称が分断され、2つのファイルやフォルダが存在するように誤動作してしまう。

この原因調査のためググってみたところ、以下の記事を発見した。

ファイル名に=;,や全角空白を使うときは、半角空白も併せて使うべし。
ファイルエクスプローラからバッチファイルへドラッグ&ドロップして正しいファイル名を得る方法


結果的には、これはバッチファイルの仕様(バグ?)でどうしようもないようである。それも、ファイル名やフォルダ名に一緒に半角空白が入っていればOKという謎仕様である。

そこで、バッチファイルの使用は諦め、1と2を VBScript で書き直したのが今回の記事である。VBScript はどの Windowsにも実装されているので、利用にあたって特に設定を変更したり何かのモジュールを導入する必要はない。


【導入手順】

Step1.

以下のリンクを右クリックし、メニューから「名前を付けてリンク先を保存」や「対象をファイルに保存」などを選択して VBScript ファイルをダウンロードし、ファイル名の最後の「.txt」を削除して(拡張子をvbsにして)保管したいフォルダに保存する。
それぞれ、上記の 1, 2 に対応しているので、どちらか一方でも問題ない。
文字コードは SJISを使っているため ブラウザ上で表示した場合は文字化けするので注意。

「1_copy_filenames.vbs.txt」をダウンロード
「2_copy_file_info_for_Excel.vbs.txt」をダウンロード

 

なお、「2_copy_file_info_for_Excel.vbs.txt」については、テキストエディタでファイルの先頭で定義されている定数を変更することで、以下のカスタマイズが可能である。(デフォルトで問題なければそのままで良い。)

  • fol_level_q = 0

フォルダが選択されている場合、サブフォルダ以下を階層的に調査するかを指定する。
     0:調査しない
     1:調査する
    -1:毎回確認画面でどちらかを指定する

  • Const def_fol_level = 20
       
       調査する場合の階層レベルを指定する。
        -1:制限なし
         0:サブフォルダは調査しない
         n:N階層まで調査

        通常 -1 でも問題ないが、シンボリックリンクなどがある場合に無限ループに陥る可能性があるので初期値は20にしている
        
  • Const fol_output = 1

   フォルダ自身の情報を1行として出力するかを指定
     1:出力する
     0:出力しない(ファイルの情報のみを出力する)
      

Step2.

Step1.で保存したバッチファイルのショートカットを SendToフォルダの直下に作成し、お好みで名称を判りやすいものに変更する。

SendToフォルダは、右クリックメニューで「送る」を選択した時に表示されるファイルを格納する場所で、エクスプローラ上部のパスが表示されるところに「shell:sendto」と入力して開くことができる。
私の場合(OSはWindows10 Home)は以下のフォルダである。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo

 
【利用方法と実行例】

エクスプローラ上で対象ファイルやフォルダを選択し(複数選択可)、右クリック → 送る から 実行するVBScriptを選択して実行する。
その後、「1_copy_filenames.vbs」であればテキストエディタなどへ、「2_copy_file_info_for_Excel.vbs」であれば Excelの空シートに貼り付ける。


以下が貼り付けイメージである。

  • サンプルのファイル構成(青背景の4つを選択した状態で右クリック)

  E:\PROGRAM FILES (X86)\MOZILLA FIREFOX
  ├─Accessible.tlb
  ├─AccessibleHandler.dll
  ├─AccessibleMarshal.dll
  └─uninstall
    ├─helper.exe
    ├─shortcuts_log.ini
    ├─uninstall.log
    └─uninstall.update 

  • 1_copy_filenames.vbs の実行結果
     
      E:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox  <= 1行目はパス
      Accessible.tlb
      AccessibleHandler.dll
      AccessibleMarshal.dll
      uninstall
     
  • 2_copy_file_info_for_Excel.vbs の実行結果
    • fol_level_q = 1 (サブフォルダを調査)で実行した場合
    • fol_level_q = 0 の場合は、6行目以降は表示されない

  Excel_image_001

 

もう1つ、検索結果についての貼り付け例を示す。

  • エクスプローラでの検索結果
    • Firefox のインストールフォルダ内で "log"を検索し4ファイルがヒット

Excel_image_002

  • 2_copy_file_info_for_Excel.vbs の実行結果
    • 検索結果の4ファイルとも選択して実行

Excel_image_003

 

では。

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2019年8月18日 (日)

outlookメールの添付ファイル名を検索するVBScriptを作成してみた

今回は、自分の仕事で使う目的で作成した「outlookを操作するVBScriptシリーズ」の恐らく最終回である。

これまでのこのシリーズの出し物は以下の通りである。

今回は、outlookの添付ファイルを検索し、ファイル名の中に、指定した文字列を含むものを検索するスクリプトである。

使い方は、以下の通りである。

まず、事前準備として、本記事の最後に添付されている「search_for_attached_files_in_outlook.vbs」を任意の場所に置いておく。
あとは、outlook上で検索対象のメールを選択した状態で(もちろん複数選択可)、このvbsファイルをダブルクリックして実行するだけである。

実行すると「ファイル名の一部を指定してください。」というメッセージと入力ウィンドウが現れるので検索文字列を入力すると、検索完了後に、

  • 1件でも見つかった場合は「N件のファイルが見つかりました。情報をクリップボードにコピーしました。」
  • 1件も見つからなかった場合は「該当ファイルは見つかりませんでした。」

のいずれかを表示し終了する。

前者の場合は、Ctrl-v などの貼り付け操作で、Excelやテキストエディタなどにクリップボードの内容を貼りつけると

見つかった添付ファイル名,  該当メールの受信日時,  件名,  送信者

の一覧(各項目はタブ区切り)を見ることができる。

留意事項としては以下の通り。

  • 一度に入力できる検索文字列は1つだけで、ファイル名の中に、その文字列を完全一致で含むものだけがヒットする。
  • 実行中にoutlookへのアクセス許可を求める以下のダイアログが表示された場合は「許可」を選択する。
    Outlook_acceess_permission

 

以下がスクリプトである。


Option Explicit

Dim objOA, objSelection, objItm, objAtt, objWS
Dim I, MySrch, MyCnt, Mystring

Set objOA = CreateObject("Outlook.Application")

Set objSelection = objOA.ActiveExplorer.Selection
If objSelection.Count = 0 Then
 MsgBox "メールが選択されていません。"
 WScript.Quit
End If

MySrch = InputBox("選択されたメールの添付ファイル名を検索します。" & vbCrLf & "ファイル名の一部を指定してください。")

If Len(MySrch) = 0 Then
 WScript.Quit
End If

MyCnt = 0
Mystring = ""
For I = 1 To objSelection.Count
 set objItm = objSelection.Item(I)
 For Each objAtt In objItm.Attachments
  If InStr(1,objAtt.FileName,MySrch,1) > 0 Then
   MyCnt = MyCnt + 1
   Mystring = Mystring & vbCrLf & objAtt.FileName & vbTab & objItm.ReceivedTime & vbTab & objItm.Subject & vbTab & objItm.Sender
  End If
 Next
Next

If MyCnt > 0 Then
 Mystring = "ファイル名" & vbTab & "受信日時" & vbTab & "件名" & vbTab & "送信者" & Mystring
 MsgBox(MyCnt & "件のファイルが見つかりました。情報をクリップボードにコピーしました。")
 Set objWS = CreateObject("WScript.Shell")
 objWS.Exec("clip").StdIn.Write Mystring
Else
 MsgBox("該当ファイルは見つかりませんでした。")
End If


 

ファイルのダウンロードは、以下のリンクを右クリックで「保存」(ファイルの文字コードは SJIS)

ダウンロード - search_for_attached_files_in_outlook.vbs

 

では。

 

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2019年5月 3日 (金)

outlookメールの添付ファイルを削除するVBScriptを作ってみた

今回も、自分の仕事で使う目的で作成した、outlookを操作するVBScriptシリーズである。

これまで、以下のVBScriptをアップしてきた。


私の場合、会社のメールサーバの容量が限られているので、定期的にサーバ上のメールを削除し、過去メールはデータファイル(pstファイル)にバックアップしている。
その際、データファイルの容量を極力小さくするため、サイズが大きく、かつ保存する必要のない添付ファイルは個別に削除しているのだが、そのためには以下の操作をメールの数だけ繰り返す必要がある。

  1. 対象メールを開く
  2. 添付ファイルを右クリックして削除
  3. メールを保存

そこで今回は、メールの添付ファイルを削除するVBScriptを作成してみた。

使い方は、以下の通りである。
まず、事前準備として、本記事の最後に添付されている「delete_attached_files_in_outlook.vbs」を任意の場所に置いておく。
あとは、outlook上で対象メールを選択した状態で(複数選択可)このファイルをダブルクリックし、確認ダイアログに回答するだけである。VBスクリプトなので、VBAと違いoutlookに組み込む必要はない。
途中で「1ファイルづつ確認しながら削除しますか?」と聞いてくるので、ここで「はい」を選択すると添付ファイル毎に メール件名、添付ファイル名、サイズ が表示されるので個別に削除するか否かを指定でき、「いいえ」を選択すると個別の確認はなく全添付ファイルが削除される。
また、outlookへのアクセス許可を求める以下のダイアログが表示された場合は「許可」を選択する。

 Outlook_acceess_permission

 

以下がスクリプトである。


Option Explicit

Dim objOA, objSelection, objItm, objAtt, objAtts
Dim I, MyDlt, MyMsg, MyCnt, MyCnfm, MyChng, MyIdx

Set objOA = CreateObject("Outlook.Application")

Set objSelection = objOA.ActiveExplorer.Selection
If objSelection.Count = 0 Then
 MsgBox "メールが選択されていません。"
 WScript.Quit
Else
 MyMsg = "★★警告★★" & vbCrLf & "以下のメールの添付ファイルが削除されます。良いですか?"
 MyCnt = 0
 For I = 1 To objSelection.Count
  set objItm = objSelection.Item(I)
  If objItm.Attachments.count > 0 Then
   MyCnt = MyCnt +1
   MyMsg = MyMsg & vbCrLf & Right(Space(5) & MyCnt, 5) & ": "& objItm.Subject
  End If
 Next
 If (MyCnt = 0) Then
  MsgBox "添付ファイル付きのメールが1通も選択されていません。"
  WScript.Quit
 Else
  If MsgBox(MyMsg, vbYesNo) = vbNo Then
   WScript.Quit
  End If
 End If 
End If

MyCnfm= MsgBox ("1ファイルづつ確認しながら削除しますか?", vbYesNoCancel)
If MyCnfm = vbCancel Then
 WScript.Quit
End If

For I = 1 To objSelection.Count
 set objItm = objSelection.Item(I)
 Set objAtts = objItm.Attachments
 If objAtts.Count > 0 Then
  MyChng = vbNo
  MyIdx = 1
  While objAtts.Count > MyIdx - 1
   set objAtt = objAtts.Item(MyIdx)
   If MyCnfm = vbYes Then
    MyDlt = MsgBox ("以下のファイルを削除しますか?" & vbCrLf & " メール件名[" & objItm.Subject & "]" & vbCrLf & " ファイル名[" & objAtt.FileName & "]" & vbCrLf & " サイズ[" & Round(objAtt.Size/1024) & "KB]", vbYesNoCancel)
    If MyDlt = vbCancel Then
     WScript.Quit
    ElseIf MyDlt = vbYes Then
     objAtts.Remove(MyIdx)
     MyChng = vbYes
    Else 'MyDlt = vbNo
     MyIdx = MyIdx + 1
    End If
   Else
    objAtts.Remove(MyIdx)
    MyChng = vbYes
   End If
  Wend
  If MyChng = vbYes Then
   '既読に変更
   objItm.UnRead = False
   '変更を保存
   objItm.Save
  End If
 End If
Next


 

ファイルのダウンロードは以下のリンクを右クリックで「保存」を選択(ファイルの文字コードは SJIS)

ダウンロード - delete_attached_files_in_outlook.vbs

 

では。

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2019年5月 2日 (木)

outlookからメールと添付ファイルを出力する(その2)

以前の記事「outlookからメールと添付ファイルを抽出するVBScriptを作ってみた」で、outlookからメールと添付ファイルを取り出すVBScriptを紹介した。

そのバージョンでは、あらかじめ対象メールをoutlookの指定フォルダにコピーしておかなければならなかったが、今回、その改良版としてoutlook上で選択されたメールを対象とするように仕様変更したので紹介する。
なお、私が試した環境は、Windows7とoutlook2010の組合せのみである。

主な機能は以下の通りである。

  • outlookのメールを、msgファイルとして、Windowsの指定フォルダに出力する。ファイル名は「YYYYMMDD_HHMMSS_メール件名.msg」で YYYYMMDD HHMMSS はメールの受信日時である。
  • オプションで、メールの添付ファイルを同じフォルダ直下の「添付_YYYYMMDD_HHMMSS_メール件名」というフォルダの下に出力することも選択可能。更に、オプションで、添付ファイル出力後、メールの添付ファイルを削除し、代わりに「添付ファイルを出力したフォルダのパスを記載したテキストファイル(ファイル名「元の添付ファイルの保存先フォルダ.txt」)」をメールに添付することも可能。

使い方は、以下の通りである。
まず、事前準備として、本記事の最後に添付されている「export_from_outlook.vbs」を任意の場所に置いておく。
あとは、outlook上で対象メールを選択した状態で(複数選択可)、このファイルをダブルクリックするだけである。VBスクリプトなので、VBAと違いoutlookに組み込む必要はない。

ダブルクリック後の手順をもう少し説明する。

  1. ダブルクリックすると「n 通のメールが選択されています。続けますか?」ときいてくるので「はい」を選択する。
  2. 以下のダイアログが表示されるので、出力先(格納先)フォルダを選択する。なお、ダイアログの下の「フォルダー(F):」にフルパスを直接貼り付けても良い。

    Folder_dialog

  3. 「添付ファイルを取り出しますか?」というダイアログが表示されるので「はい」「いいえ」のいずれかを選択する。
    「いいえ」を選択した場合は msgファイルのみ、「はい」を選択した場合は msgファイルに加え添付ファイルも抽出される。
  4. 3で「はい」を選択した場合、「添付ファイルを削除しますか?」というダイアログが表示されるので「はい」「いいえ」のいずれかを選択する。「はい」を選択した場合、元のメールの添付ファイルは削除されるので注意。
  5. 4で「はい」を選択した場合、「保存先フォルダを記載したテキストファイルを添付しますか?」というダイアログが表示されるので「はい」「いいえ」のいずれかを選択する。ここで「はい」を選択した場合、元の添付ファイルは削除されるが、代わりに添付ファイルを出力したフォルダのパスを記載したテキストファイルが添付される。なお、いずれの場合も、元が添付ファイル付きメールの場合、抽出された msgファイルには添付ファイルが含まれている。
  6. outlookへのアクセス許可を求める以下のダイアログが表示されるので、「許可」を選択する。

    Outlook_acceess_permission 

手順は以上である。


以下がスクリプトである。


Option Explicit

Dim objOA, objSelection, objShell, objFolder, objFSO, objItm, objAtt, objWss, objTxt
Dim MyDate, MyFileName, MyFolder, MySubFolder, MyMsgPath, YNCont, YNExt, YNDel, YNRplc, ENVtmp, MyTmpTxt, MyMsg, MyCnt, I

Const olMSG = 3
Const ErrReject = -2147467260

'添付ファイル格納サブフォルダ名の接頭語
Const PreWord = "添付_"
'元の添付ファイルの保存先フォルダを記載した添付ファイル名
Const AttFileName = "元の添付ファイルの保存先フォルダ.txt"

Set objOA = CreateObject("Outlook.Application")

Set objSelection = objOA.ActiveExplorer.Selection
If objSelection.Count = 0 Then
 MsgBox "メールが選択されていません。"
 WScript.Quit
Else
 YNCont = MsgBox(objSelection.Count & " 通のメールが選択されています。続けますか?", vbYesNo)
 If YNCont = vbNo Then
  WScript.Quit
 End If
End If

Set objShell = WScript.CreateObject("Shell.Application")
Set objFolder = objShell.BrowseForFolder( 0 , "フォルダを選択して下さい" , &h4050 , &h11)

If (objFolder Is Nothing) Then
 WScript.Quit
End If
MyFolder = objFolder.Items.Item.Path

'MsgBox "MyFolder = " & MyFolder

Set objFSO = WScript.CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
If Not(objFSO.FolderExists(MyFolder)) Then
 MsgBox("存在しないフォルダが指定されました")
 WScript.Quit
End If

MyCnt = 0
For I = 1 To objSelection.Count
 set objItm = objSelection.Item(I)
 If objItm.Attachments.count > 0 Then
  MyCnt = MyCnt + 1
 End If
Next

YNExt = vbNo
If MyCnt > 0 Then
 YNExt = MsgBox("添付ファイルを取り出しますか?", vbYesNoCancel)
 If YNExt = vbCancel Then
  WScript.Quit
 ElseIf YNExt = vbYes Then
  YNDel = MsgBox("添付ファイルを削除しますか?", vbYesNoCancel)
  If YNDel = vbCancel Then
   WScript.Quit
  ElseIf YNDel = vbYes Then
   YNRplc = MsgBox("保存先フォルダを記載したテキストファイルを添付しますか?", vbYesNo)
   If YNRplc = vbYes Then
    MyMsg = "★★警告★★" & vbCrLf & "以下のメールの添付ファイルが置き換えられます。良いですか?"
   Else
    MyMsg = "★★警告★★" & vbCrLf & "以下のメールの添付ファイルが削除されます。良いですか?"
   End If
   MyCnt = 0
   For I = 1 To objSelection.Count
    set objItm = objSelection.Item(I)
    If objItm.Attachments.count > 0 Then
     MyCnt = MyCnt +1
     MyMsg = MyMsg & vbCrLf & Right(Space(5) & MyCnt, 5) & ": "& objItm.Subject
    End If
   Next
   If MsgBox(MyMsg, vbYesNo) = vbNo Then
    WScript.Quit
   End If 
  End If
 End If
End If

Set objWss = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
ENVtmp = objWss.expandEnvironmentStrings("%TMP%")

For I = 1 To objSelection.Count
 set objItm = objSelection.Item(I)
 
 MyDate = objItm.ReceivedTime
 MyDate = Replace(MyDate, "/", "")
 MyDate = Replace(MyDate, ":", "")
 MyDate = Replace(MyDate, " ", "_")

 MyFileName = MyDate & "_" & objItm.Subject

 '使用禁止文字を置換する
 MyFileName = Replace(MyFileName, "?", "?")
 MyFileName = Replace(MyFileName, ":", ":")
 MyFileName = Replace(MyFileName, "/", "/")
 MyFileName = Replace(MyFileName, "\", "¥")
 MyFileName = Replace(MyFileName, "*", "*")
 MyFileName = Replace(MyFileName, """", "”")
 MyFileName = Replace(MyFileName, "<", "<")
 MyFileName = Replace(MyFileName, ">", ">")
 MyFileName = Replace(MyFileName, "|", "|")
 
 MyMsgPath= MyFolder & "\" & MyFileName & ".msg"
 
' MsgBox MyMsgPath
 
 Err.clear
 On Error Resume Next

 objItm.SaveAs MyMsgPath , olMSG
 
 If (Err.Number = ErrReject) Then
  MsgBox "終了します"
  WScript.Quit
 End If

 On Error Goto 0

 If (YNExt = vbYes) and (objItm.Attachments.count > 0) Then
  
  MySubFolder = MyFolder & "\" & PreWord & MyFileName

  If objFSO.FolderExists(MySubFolder) = True Then
   MsgBox "フォルダ " & MySubFolder & " は既に存在しています。"
  Else
   objFSO.CreateFolder(MySubFolder)
  End If

  For Each objAtt In objItm.Attachments
   objAtt.SaveAsFile MySubFolder & "\" & objAtt.FileName
  Next
  
  If YNDel = vbYes Then
   Set objAtt = objItm.Attachments
   While objAtt.Count > 0
    objAtt.Remove 1
   Wend
   '既読に変更
   objItm.UnRead = False
   '変更を保存
   objItm.Save
   
   If YNRplc = vbYes Then
    MyTmpTxt = ENVtmp & "\" & AttFileName
    Set objTxt = objFSO.OpenTextFile(MyTmpTxt, 2, true)
    objTxt.Write(MySubFolder)
    objTxt.Close
    objItm.Attachments.Add(MyTmpTxt)
    objItm.Save
    objFSO.DeleteFile MyTmpTxt, True
   End If
  End If
 End If
Next


ファイルのダウンロードは以下のリンクを右クリックで「保存」を選択(ファイルの文字コードは SJIS)

ダウンロード - export_from_outlook.vbs

 

どうぞご自由に。

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2018年12月31日 (月)

outlookのメール一覧をExcelに貼り付けるためのVBScriptを作ってみた

前回の記事で、outlookから msgファイルと添付ファイルを抽出するVBScriptを公開したが、その応用編として、メールの件名や内容の一覧をExcelに貼り付けるVBScriptを作成したので公開する。
スクリプトの大半は前回のものの流用であるが、添付ファイルやWindowsのフォルダを扱わないのでこちらの方がシンプルである。

それでは、まず仕様から。

  • outlook上の特定メールフォルダに格納されているメールを対象とする。従って、実行前に対象メールを「特定メールフォルダ」にコピーする必要がある。
    【2019年5月2日追記】
    対象メールを「outlookで選択されているメール」に改良したバージョンを作成したので、興味のある方は本記事の文末を参照。
  • 本スクリプトではExcelへの貼り付け自体は行わず、タブ区切りの一覧をクリップボードにコピーするまでを行う。従って、本スクリプトを実行した後、Excelの任意のセルを選択して貼り付け操作をすれば一覧がExcelに展開される。
  • 貼り付けられる項目は、受信日時、件名、送信者、本文 とした。

以下、本スクリプトの利用手順である。

  1. 対象ファイルを outlookの受信フォルダ直下の「export」フォルダにコピーする。フォルダ名はスクリプトの10行目で定義しており変更は可能だが、事前に決めておく必要がある。
  2. 本スクリプトをダブルクリックで実行する。
  3. outlookへのアクセス許可を求める以下のダイアログが表示されるので、「許可」を選択する。
    Outlook_acceess_permission
     
  4. Excelの任意のセルを選択し、貼り付け操作(Control-vなど)を行う。
     

テストした環境は Windows7と Office2010の組合せのみなのであしからず。
スクリプト(コードはSJIS)は以下のリンクからご自由に。(右クリックして保存)

「outlook2tsv.vbs」をダウンロード

読みにくいが、内容は以下の通り。


Option Explicit

Dim objOA, objNS, objOLFolder, objItm, objWS
Dim Mystring

Const olFolderInbox = 6
Const ErrNoOLFolder = -2147221233

'outlook の対象フォルダ名(受信トレイの下)
Const oLFolderName = "export"

Mystring = "受信日時" & vbTab & "件名" & vbTab & "送信者"& vbTab & "本文" & vbCrLf

Set objOA = CreateObject("Outlook.Application")
Set objNS = objOA.GetNamespace("MAPI")

Err.clear
On Error Resume Next

Set objOLFolder = objNS.GetDefaultFolder(olFolderInbox).Folders(oLFolderName)

If (Err.Number = ErrNoOLFolder) Then
  MsgBox "指定した outlook のフォルダ " & oLFolderName & " が存在しません"
  WScript.Quit
End If

On Error Goto 0

For Each objItm In objOLFolder.Items
  Mystring = Mystring & objItm.ReceivedTime & vbTab & objItm.Subject & vbTab & objItm.Sender & vbTab & """" & objItm.Body & """" & vbCrLf
Next

Set objWS = CreateObject("WScript.Shell")
objWS.Exec("clip").StdIn.Write Mystring


では。

 

【2019年5月2日追記】

以下の改良を行ったバージョンを作成したので、興味のある方は下記リンクから。(右クリックして保存)

  • 対象メールを「outlookの特定メールフォルダ下にあるメール」から「outlook上で選択されているメール」に変更
  • メール本文がHTML形式の場合、異常終了する不具合に対応(ただし、HTML形式の場合、 "?"などの不正文字が残ることがある)

ダウンロード - export_mails_from_outlook_in_tsv_format.vbs

 

 

 

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2018年12月30日 (日)

outlookからメールと添付ファイルを抽出するVBScriptを作ってみた

会社ではメーラとして outlookを使っている。
個人的には検索のアホさを始めとした、もろもろの使い勝手の悪さに辟易しているが、会社の標準なので付き合わざるを得ない。

特に最近面倒くささを感じていたのがメールのダウンロード(抽出)だ。エクスプローラにドラッグ&ドロップすればメールファイル(msgファイル)が作成されるのだが

  • 添付ファイルは個別にコピペする必要がある。
  • msgファイルの名称がメール件名となるので、返信を繰り返したメールだと全て同じファイル名になり、いちいちリネームする必要がある。
  • ファイル名を見ただけでは受信日時がわからない

といった不満がある。多分 outlookマクロを作成すれば解決できるのかも知れないが、会社では勝手にマクロを組み込むのは不可である。

いろいろとググってみると、VBScriptでも outlookの操作が可能のようである。VBScriptは Windowsで動作するスクリプト言語で個人的には全く馴染みがないが、

  • Windowsであれば、何の事前準備も不要でダブルクリックで実行できる
  • Officeの操作も可能
  • 細かな文法やテクニックを知らなくても、Web上で公開されているコードを組み合わせれば何とかなりそう

という点がメリットである。

と言うことで、休み時間などを利用して半月ほどで一通り使えそうなものができたので、公開することにした。

まず、仕様は自分の好みで以下とした。

  • outlook上の特定メールフォルダに格納されているメールを抽出対象とする。従って、抽出前に対象メールを「特定メールフォルダ」にコピーする必要がある。outlook上で対象メールを右クリックして抽出できれば一番良いのだが、これは VBScriptを使う限りは無理だと思う。
    【2019年5月2日追記】
    抽出対象メールを、「特定メールフォルダに格納されているメール」から「outlookで選択されているメール」に改良したバージョンを作成したので、興味のある方は本記事の文末を参照。
  • msgファイルだけを抽出するか、添付ファイルも抽出するかを選択可能とした。
  • 抽出した msgファイルの名称は「YYYYMMDD_HHMMSS_件名.msg」となる。ここで、YYYYMMDD_HHMMSSはメールの受信日時である。
  • 添付ファイルは、「A_YYYYMMDD_HHMMSS_件名」という名称のサブフォルダの下にオリジナルのファイル名で格納される。頭の「A_」はスクリプトの15行目で定義しており変更可能である。
  • メール件名には使えるが Windowsのフォルダ名には使えない特殊記号「?:/\*"<>|」は全角文字に変換される。

 

以下、本スクリプトを使った、outlookからメール(msgファイル)と添付ファイルを抽出する手順である。

  1. 対象メールを outlookの受信フォルダ直下の「export」フォルダにコピーする。このメールフォルダ名はスクリプトの12行目で定義しており変更は可能だが、事前に決めて作成しておく必要がある。
  2. 本スクリプトをダブルクリックで実行する。
  3. 以下のダイアログが表示されるので、抽出先(格納先)フォルダを選択する。なお、ダイアログの下の「フォルダー(F):」にフルパスを直接貼り付けても良い。
    Folder_dialog


  4. 「添付ファイルを取り出しますか?」というダイアログが表示されるので「はい」「いいえ」のいずれかのボタンをクリックする。
    「いいえ」を選択した場合は msgファイルのみ、「はい」を選択した場合は msgファイルに加え添付ファイルも抽出される。なお、いずれの場合も、元が添付ファイル付きメールの場合、抽出された msgファイルを開けば添付ファイルも含まれている。
  5. outlookへのアクセス許可を求める以下のダイアログが表示されるので、「許可」を選択する。
    Outlook_acceess_permission

これで指定した抽出先フォルダに msgファイルや添付ファイルが格納される。

テストした環境は Windows7と Office2010の組合せのみなのであしからず。
スクリプト(コードはSJIS)は以下のリンクからご自由に。(右クリックして保存)
 ⇒ 改良版を作成したので原則そちらを利用していただきたい。文末の【2019年5月2日追記】参照。

「outlook2msg.vbs」をダウンロード

 

読みにくいが、内容は以下の通り。
なお、姉妹編として、メールの件名や内容の一覧をExcelに貼り付けるVBスクリプトも公開したので、興味のあある方はココへ。


Option Explicit

Dim objOA, objNS, objOLFolder, objShell, objFolder, objFSO, objItm, objAtt
Dim MyDate, MyFileName, MyFolder, MySubFolder, MyMsgPath, MyYesNo

Const olFolderInbox = 6
Const olMSG = 3
Const ErrNoOLFolder = -2147221233
Const ErrReject = -2147467260

'outlook の対象フォルダ名(受信トレイの下)
Const oLFolderName = "export"

'添付ファイル格納サブフォルダ名の接頭語
Const PreWord = "A_"

Set objOA = CreateObject("Outlook.Application")
Set objNS = objOA.GetNamespace("MAPI")

Err.clear
On Error Resume Next

Set objOLFolder = objNS.GetDefaultFolder(olFolderInbox).Folders(oLFolderName)

If (Err.Number = ErrNoOLFolder) Then
MsgBox "指定した outlook のフォルダ " & oLFolderName  & " が存在しません"
WScript.Quit
End If

On Error Goto 0

Set objShell = WScript.CreateObject("Shell.Application")
Set objFolder = objShell.BrowseForFolder( 0 , "フォルダを選択して下さい" , &h4050 , &h11)

If (objFolder Is Nothing) Then
WScript.Quit
End If

MyFolder = objFolder.Items.Item.Path
Set objFSO = WScript.CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
If Not(objFSO.FolderExists(MyFolder)) Then
MsgBox("存在しないフォルダが指定されました")
WScript.Quit
End If

MyYesNo = MsgBox("添付ファイルを取り出しますか?", vbYesNoCancel)
If MyYesNo = vbCancel Then
WScript.Quit
End If

For Each objItm In objOLFolder.Items

MyDate = objItm.ReceivedTime
MyDate = Replace(MyDate, "/", "")
MyDate = Replace(MyDate, ":", "")
MyDate = Replace(MyDate, " ", "_")

MyFileName = MyDate & "_" & objItm.Subject

'使用禁止文字を置換する
MyFileName = Replace(MyFileName, "?", "?")
MyFileName = Replace(MyFileName, ":", ":")
MyFileName = Replace(MyFileName, "/", "/")
MyFileName = Replace(MyFileName, "\", "¥")
MyFileName = Replace(MyFileName, "*", "*")
MyFileName = Replace(MyFileName, """", "”")
MyFileName = Replace(MyFileName, "<", "<")
MyFileName = Replace(MyFileName, ">", ">")
MyFileName = Replace(MyFileName, "|", "|")

MyMsgPath= MyFolder & "\" & MyFileName & ".msg"

Err.clear
On Error Resume Next

objItm.SaveAs MyMsgPath , olMSG

If (Err.Number = ErrReject) Then
  MsgBox "終了します"
  WScript.Quit
End If

On Error Goto 0

If (MyYesNo = vbYes) and (objItm.Attachments.count > 0) Then

  MySubFolder = MyFolder & "\" & PreWord & MyFileName

  If objFSO.FolderExists(MySubFolder) = True Then
   MsgBox "フォルダ " & MySubFolder & " は既に存在しています。"
  Else
   objFSO.CreateFolder(MySubFolder)
  End If

  For Each objAtt In objItm.Attachments
   objAtt.SaveAsFile MySubFolder & "\" & objAtt.DisplayName
  Next

End If

Next


 

【2019年5月2日追記】

以下の改良を行ったバージョンをアップしたので、興味のある方は ココへ。

  • 対象メールを「outlookの特定メールフォルダ下にあるメール」から「outlook上で選択されているメール」に変更
  • 添付ファイル抽出と同時に、元のメールの添付ファイルを削除するオプションを追加

 

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2018年9月 8日 (土)

右クリックで更新日時を変更する方法(インストール不要)

とある理由で、会社のWindows PCでファイルの更新日時を変更する必要が生じたのだが、標準機能ではできないようだ。フリーソフトを使えばできるのだが、会社の規則でそれはNGだ。
ということで、いろいろとググって自分なりに目的を達成したので共有しておく。

一言でいうと、powershellに更新日時を変更するコマンドがあるので、それをエクスプローラ上の右クリックで呼び出すように設定するという方法である。なお、powershellは WindowsXP SP2以降には標準で搭載されている。

以下に手順を列挙する。

  1. まず最初に、「拡張子を表示しない」設定にしている人は、「拡張子を表示」などでググって、表示されるようにしておく。
  2. 以下の3行のスクリプトをメモ帳などに貼り付け、任意の場所に「更新日時変更.bat」というファイル名で格納する。
     
    • @echo off
    • set /p datime="更新日時変更(YYYY/MM/DD hh:mm:ss):"
    • powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Unrestricted -Command "& { Set-ItemProperty \"%~1\" -Name LastWriteTime -Value \"%datime%\" }"
       
  3. エクスプローラ上部のパスが表示されるところに「shell:sendto」と入力して、sendto フォルダを表示する。
    このフォルダは、エクスプローラ上で、フォルダやファイルの右クリックメニューの「送る」を選択した時に表示されるものを格納する場所である。
  4. 2.で作成した「更新日時変更.bat」というファイルのショートカットを sendoto フォルダに移動させ、ショートカットの名称を「更新日時変更」に変更する。

これで完成である。

 

実際に使ってみる。

更新日時を変更したいファイルを選択し、右クリックメニューから「更新日時変更」を選択する。

 右クリックメニュー
 Change_datime_005

なお、メニューの中に表示されている、「copy1_フォルダ名とファイル名をコピー」「copy2_Excel用ファイル情報をコピー」「copy3_tree情報をコピー」という機能については、以前の記事「エクスプローラでファイル名をクリップボードにコピーする」で紹介したので興味のある方はどうぞ。

コマンドウィンドウが表示されるので、そこで 変更したい日時を入力する。

 2018年5月1日10時を指定した例(下線部分を入力)
 Change_datime_004

 指定通り、更新日時が変わった
 Change_datime_006

なお、作成日時を変更する場合は、手順2のスクリプトで「LastWriteTime」を「CreationTime」に変えればよい。

では。

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2018年2月18日 (日)

Windows10のシステムドライブの復旧

やってしまった ・・・・

先日、ある操作をした影響で、PCのUSB機器が一切使えなくなってしまった。
ちょっとした気の迷いから、私の使っているマザーボードのメーカー ASUSが提供している「USB 3.0 Boost」というユーティリティソフトの実行ファイルを手動で直接実行したのだが、その瞬間からこのありさまである。

全てのUSB機器が使えないので、キーボードもマウスも反応せず、正に手も足も出ない状態である。PS/2のキーボードがあれば動作するのだろうがそんなものはない。

まずは、電源ボタン長押しでリブートしたのだが、それでも状況は変わらず。
次に考え付いたのは、復元ポイントからの復旧。以前、古いPC(Windows Vista)がある日突然、異常に動作が遅くなったことがあったが、自動保存されていた復元ポイントに戻して復旧したことがある。
その時はリブート中にF8キーを連打してセーフモードに移行してから復元ポイントに戻したのだが、今回はF8を押してもセーフモードにならない。どうもWindows10は F8ではダメなようで、結局、起動後に電源ボタン長押しで強制リブートすることを2回繰り返すことで、自動修復モードで立ち上がった。
幸いなことに自動修復モードではキーボードやマウスが使えたのでいろいろとあがいてみた。

 自動修復モードで「トラブルシューティング」を選択
 Recovery_pc_002_1

 トラブルシューティング画面で「詳細オプション」を選択
 
Recovery_pc_003

 詳細オプション画面
 Recovery_pc_004

 
ここからいくつかのオプションが選べるのだが ・・・

事前に正常時のシステムイメージを保存していれば「イメージでシステムを回復」を使えるのだが、過去にイメージを保存した記憶がなく、ダメ元でやってみたがやっぱりダメだった。

 システムイメージの選択画面だが、「イメージがない」と表示
 
Recovery_pc_005

スタートアップ設定」を選択するとセーフモードで立ち上げることができたが、残念ながら今回はセーフモードでもキーボードやマウスは使えなかった ・・・ ここで少し焦る

システムの復元」で復元ポイントからの復旧を行おうとしたが、何と復元ポイントが一切作られていなかった ・・・
古い Windows VistaのPCでは特に意識せずに自動で復元ポイントが作成されていたが、それはメーカ製のPCだったのでそのように初期設定されていただけで、本来は自分で初期設定する必要があったのだとトラブルになって初めて気付かされた。私も今回のトラブル復旧後に遅まきながら設定をしたので、本記事の最後に設定方法を載せておく。

参考までに復元ポイントがある場合の復旧の流れは以下の通り。

 システムの復元画面で「次へ」を選択
 Recovery_pc_006

 戻したい復元ポイントを選択
 Recovery_pc_008

復元ポイントでの復旧手順は以上である。

 

さて、こうなったら、本当に最後の手段を使うしかない。
私の場合、バックアップはフリーソフトを使って

  • Cドライブ(システムドライブ SSD 120GB)は EaseUS ToDo Backup のシステムバックアップ
  • Eドライブ(データドライブ HDD 3TB)は BunBackup にて差分バックアップ

を手動で適当なタイミングで実行して別ドライブ(バックアップドライブ HDD 3TB)に保存している。

今までこれらのバックアップが陽の目を見ることはなかったが、ついにその時がきたようだ。
今回はシステムドライブの復元、すなわち、現在のCドライブの SSDの内容を、過去にバックアップしておいた ドライブイメージで全て上書きすることになるのでかなりドキドキである。

以下が EaseUS ToDo Backup 10.0 を使った復旧手順である。
なお、システムドライブを復元するには、事前に EaseUS ToDo Backup でブータブルディスクをCD/DVD/USBメモリなどに作成しておく必要がある。私は3年前にCD-RWに作成していたのでそれを使った。なお、その時のバージョンと最新の10.0とではブータブルディスクで立ち上げた時の画面が少し異なっていた。
以下の画面ハードコピーは、復旧後に、最新バージョンで採取しなおしたものである。

まず、ブータブルディスクでPCを立ち上げる。すると WindowsPE 環境上で、いきなりEaseUS ToDo Backup の画面が開く。

 初期画面で「Browse to Recover」 を選択
 Recovery_pc_009

 復元に使うバックアップファイル(ドライブイメージ)を選択
 Recovery_pc_010

 選択したドライブイメージの構成が表示されるので Next を選択
 Recovery_pc_011

 どのドライブに復元するかを指定
 Recovery_pc_012

今回は システムドライブ(Hard disk 0)を上書きするのでそれを選択。
SSD の場合は「Optimize for SSD」をチェックした方が良いと思われる。これは、パーティションアラインメントを調整する機能だと思われるが、私の場合、古いバージョンだったせいか、このオプションがなかったような気がするが、特に意識しなくても 復元したSSDの アライメントに問題はなかった。

 上書きの警告画面がでるので OK
 Recovery_pc_013

 約1時間待って完了(120GBのSSDをHDDから復元した場合)
 Recovery_pc_015

これで、PCを再起動したら、無事、復元したSSDで立ち上がった。
やはり、バックアップは大事であることを痛感した出来事であった。EaseUS ToDo Backup にも感謝である。

 

最後に、復元ポイントを作成する方法である。

スタートボタンを押下し「復元ポイント」と入力し、表示された「復元ポイントの作成」を選択。

Recovery_point_001_1

システムのプロパティ画面で、Cドライブの保護が有効になっているか確認。
無効になっている場合は「構成」を選択。

Recovery_point_001_2

「システムの保護を有効にする」を選択し、「ディスク領域の使用量」で復元ポイントの格納領域のサイズをドライブ全体の割合で指定する。
私の場合、5%(約5.5GB)と指定。1回の作成サイズが1.2GB程度なので直近4回が保存可能

Recovery_point_004

この後、最初の1回は試しに手動で作成することをお勧めする。具体的には、システムのプロパティ画面で1番下の「作成」ボタンで作成する。

では。

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