« 日立の冷蔵庫が故障(その2:冷えない、14回点滅) | トップページ | エアコンを買い替えた ~ その1 くらしのマーケット編 »

2023年1月 7日 (土)

アクアエナジー100 に関する小ネタ

2022年11月に「電力会社を切り替えた ~ ENEOSでんき から アクアエナジー100へ」という記事を書いた。
内容は記事名の通りであるが、我が家の場合は、10月23日にWEBで申し込みを行い、実際に切り替わったのは11月10日の使用分からである。

この記事では、アクアエナジー100に関する話題(小ネタ)を2つ記載する。

1.初回の請求額の計算

12月10日に、12月度の請求額確定のお知らせがメールできた。毎月7日締めのようだ。
そこで請求明細を確認したところ、想定と違うものが2点あった。

  1. 基本料金
    アクアエナジー100 のサイト情報では、契約電力が40Aの場合 2,244円となっているが、実際の請求明細では2,094円となっている。

  2. 料金単価の切替境界値
    アクアエナジー100 のサイト情報では、使用量が300kWhを超えた分から2段階目の単価に切り替わると記載されているが、実際の請求明細では280kWhを超えたところで切り替わっている。(単価自体には相違なし。)

東京電力に電話で聞いたところ、初回の請求など使用日が1月に満たない場合は 1,2とも日割り計算されるとのこと。私の場合、12月度は28日にしか使用していないので、いずれも正規の値に対し 28÷30=0.9333倍された値となっている。
なるほど・・・・

2. 政府の電気代支援策の計算

政府が2023年1月から、電気代の支援を行うという。
ITmediaの記事「政府の電気代支援策、23年1月から 平均的な家庭で月1820円安く」によると、支援のやり方として以下のように記載されている。


2023年2月から10月に請求する電気料金(1~9月使用分)から使用量に応じて値引きする。電気料金の単価はそのままで、国からの補助金により「燃料費調整額」から差し引くかたち。

アクアエナジー100に切り替えたばかりの私としては「燃料費調整額から差し引く」という文言が非常に気になった。なぜなら、アクアエナジー100は、燃料費調整額が存在しない稀有な契約形態だからである。

上記記事には、「東京電力の発表資料」という以下の図も掲載されていたが、確かにそれを見ても「値引き単価を反映した燃料費調整単価にて算定いたします」とはっきりと記載されている。

 東京電力の発表資料
 _001

「そんなバカな」と思って。いろいろとググってみて、やっと安心できる情報に巡り合えた。

国による電気・ガス価格激変緩和対策事業について

これは東京電力の電気・ガス価格激変緩和対策事業(いわゆる政府の電気代支援策)に関する説明資料である。この中にも、先ほどの「東京電力の発表資料」と同じ図が掲載されているが、それとは別に、ちゃんと以下の記載があった。


(4)値引き方法
「(3)値引き単価」を反映した燃料費調整単価および原料費調整単価により、料金を算定いたします。
※「再エネおあずかりプラン」ならびに燃料費調整制度が適用されていない「アクアエナジー100」および「市場ハイブリッドプラン」のお客さまは、ご請求金額より、ご使用量に応じた値引きを行います。


この※の但し書きが重要である。つまり、アクアエナジー100も毎月の電気料金から使用量(kWh)x7円 が割り引かれるということだ。

では。

|

« 日立の冷蔵庫が故障(その2:冷えない、14回点滅) | トップページ | エアコンを買い替えた ~ その1 くらしのマーケット編 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 日立の冷蔵庫が故障(その2:冷えない、14回点滅) | トップページ | エアコンを買い替えた ~ その1 くらしのマーケット編 »