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2022年11月13日 (日)

IO-DATA 外付けHDD HDJA-UT を分解してみた

IOデータ社の外付ハードディスク HDJA-UTシリーズは

  • 電源内蔵(電源アダプタは不要でコンセント周りがスッキリ)
  • 空冷ファン搭載

という特徴を持つ信頼性の高いモデルである。
特に型番の後ろに W が付く HDJA-UTWHDJA-UTRWシリーズは、 WesternDigital社の REDシリーズのハードディスクを採用しており、更に信頼性を高めている。

私は、REGZAの全録機 D-M430 の外付けハードディスクとして、4TBハードディスク内蔵のHDJA-UT4.0W を中古で購入して使用している。ところが、最近、D-M430 の調子が悪くなり、その原因切り分けのため内蔵ハードディスクを取り出そうと思い、「HDJA-UT 分解 殻割 換装」などでググってみたのだが HDJA-UTシリーズの分解方法を見つけることができなかった。
そこで、自分で(半分壊しながら)分解してみたので備忘録として記載しておく。
恐らくここで記載した分解方法は、HDJA-SUTHDJA-UTN など HDJAシリーズ全てで共通と思われる。

以下が、分解手順である。

本体ウラ側(ファンのある側)のネジ(以下の黄色の丸部分)を外す。
Hdjautw_0001

写真の赤線のスキマにプラスチックのヘラなどを挿し込んで、ケースの上部カバーを①の方向へずらしてスキマの広げた後、②の方向へカバーを持ち上げる。カバーは、アクセスランプのリード線で本体とつながっており完全には離れない。(端子を外すことができるかもしれないが、私はやっていない。)

Hdjautw_0002

カバーを開けた写真が以下である。

本体側
Hdjautw_0003

本体側の黄色の矢印や丸印のところにツメがあり、カバーを①の方向にずらすことで、ツメが下の写真の矢印の方向に外れて、②の方向に持ち上げられるようになっている。私の場合、①の動作をせずに強引に②の方向にこじ開けたため、本体側のツメやカバー側の「ツメをロックするプラ部品」が軒並み折れてしまった。

カバー側
Hdjautw_0004

カバーを開けたところ
Hdjautw_0005

製品ラベルを剥いで、ハードディスクを固定しているプラスネジを外す。

Hdjautw_0006

基板を留めている4本のネジ(以下の黄色の丸部分)を外す。

Hdjautw_0007

ハードディスク、基板、ハードディスクを固定している金具が丸ごと外れる。
基板上のSATAと電源コネクタがハードディスクに刺さっているので、基板を下の写真の矢印方向に抜いた後、ハードディスク側面のネジ(黄色の丸部分)を外す。なお、基板はリード線で本体と繋がっているが無理に切り離す必要はない。

Hdjautw_0009

ハードディスク下面側の2つの固定ネジを外す。

Hdjautw_0010

これで、ハードディスクが完全に取り外せる。

Hdjautw_0011

ファンを掃除したり交換する場合は、電源スイッチや電源コードを以下の写真の矢印方向に抜けば、ファンの固定ネジ(黄色の丸部分)が露出するので、ファンを取り外すことができる。

Hdjautw_0012

組み立て方は、分解と逆にすればよい。

では。

 

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