IO-DATA 外付けHDD HDJA-UT を分解してみた
IOデータ社の外付ハードディスク HDJA-UTシリーズは
- 電源内蔵(電源アダプタは不要でコンセント周りがスッキリ)
- 空冷ファン搭載
という特徴を持つ信頼性の高いモデルである。
特に型番の後ろに W が付く HDJA-UTW、HDJA-UTRWシリーズは、 WesternDigital社の REDシリーズのハードディスクを採用しており、更に信頼性を高めている。
私は、REGZAの全録機 D-M430 の外付けハードディスクとして、4TBハードディスク内蔵のHDJA-UT4.0W を中古で購入して使用している。ところが、最近、D-M430 の調子が悪くなり、その原因切り分けのため内蔵ハードディスクを取り出そうと思い、「HDJA-UT 分解 殻割 換装」などでググってみたのだが HDJA-UTシリーズの分解方法を見つけることができなかった。
そこで、自分で(半分壊しながら)分解してみたので備忘録として記載しておく。
恐らくここで記載した分解方法は、HDJA-SUT、HDJA-UTN など HDJAシリーズ全てで共通と思われる。
以下が、分解手順である。
本体ウラ側(ファンのある側)のネジ(以下の黄色の丸部分)を外す。
写真の赤線のスキマにプラスチックのヘラなどを挿し込んで、ケースの上部カバーを①の方向へずらしてスキマの広げた後、②の方向へカバーを持ち上げる。カバーは、アクセスランプのリード線で本体とつながっており完全には離れない。(端子を外すことができるかもしれないが、私はやっていない。)
カバーを開けた写真が以下である。
本体側の黄色の矢印や丸印のところにツメがあり、カバーを①の方向にずらすことで、ツメが下の写真の矢印の方向に外れて、②の方向に持ち上げられるようになっている。私の場合、①の動作をせずに強引に②の方向にこじ開けたため、本体側のツメやカバー側の「ツメをロックするプラ部品」が軒並み折れてしまった。
製品ラベルを剥いで、ハードディスクを固定しているプラスネジを外す。
基板を留めている4本のネジ(以下の黄色の丸部分)を外す。
ハードディスク、基板、ハードディスクを固定している金具が丸ごと外れる。
基板上のSATAと電源コネクタがハードディスクに刺さっているので、基板を下の写真の矢印方向に抜いた後、ハードディスク側面のネジ(黄色の丸部分)を外す。なお、基板はリード線で本体と繋がっているが無理に切り離す必要はない。
ハードディスク下面側の2つの固定ネジを外す。
これで、ハードディスクが完全に取り外せる。
ファンを掃除したり交換する場合は、電源スイッチや電源コードを以下の写真の矢印方向に抜けば、ファンの固定ネジ(黄色の丸部分)が露出するので、ファンを取り外すことができる。
組み立て方は、分解と逆にすればよい。
では。
| 固定リンク
コメント