全録REGZA D-M430 故障 ~ 再生、録画、電源ランプが5回点滅
私は、東芝REGZAの全録サーバ D-M430を愛用している。
D-M430は、2014年に製造された地デジ6chの全録機であるが、これを導入以降、録画予約をする必要がなくなりTV生活が激変したと言っても過言ではない。
全録機は現在でも新型機が発売されているが、D-M430は、今ではフリマやオークションサイトで2万円以下で手に入るのでコスパは抜群である。
D-M430の仕様は メーカーサイトを参照。
全録機としては、必要最低限の機能のみを搭載しており、主な仕様上の制約としては以下が挙げられる。
- 地デジのみ、最大6ch
- 内蔵HDD容量1TB。別途、外付けで4TB増量可
ただし、やる気さえあれば、内蔵HDDを2TBに変えることも簡単である。
参考記事:REGZAサーバー D-M430改造計画 ~ハードディスク換装~ - 4Kチューナーなし、ブルーレイドライブなし
なお、私は現行機が壊れた時に備え、もう1台同型機を予備で保有している。
そしてこれからが本題であるが、そのD-M430の調子が突如おかしくなった。
全録を始めてから数時間で勝手に停止するのだ。(再現性あり)
その時、前面の「電源」「再生」「録画」の3つの表示ランプが同時に5回点滅、を繰り返しており、この状態になると、リモコンや電源ランプ長押しにも反応せず、電源コードを引き抜くしかない。
まず、マニュアルで「5回点滅」を探してみたが、そのような記述はない。
そこで、ダメ元で、東芝の「レグザAppsコネクト、ブルーレイディスク製品、DVD製品に関するお問い合わせ」の問合せフォームで、この「5回点滅」について問合わせてみた。
古い製品であるにもかかわらず、すぐにメールで連絡があった。その後、2,3回やりとりを行ったが、残念ながら、
- この3つのランプの点滅は、本機または接続先の機器とHDMIケーブルの接続が正しく認識できていない場合もあるので、接続を確認して欲しい
- 点滅回数等による症状詳細については情報が無い
とのことで、結局、解決には至らなかった。(当然ながら、指摘のあったHDMIケーブルの接続やケーブル自体に不良がないことは真っ先に確認した。)
その後、私が試した内容と結果を以下に記す。
なお、事前に、外付けHDDと内蔵HDDの健康状態を CrystalDiskInfo というツールで確認したが、いずれも「健康」であった。
- 外付けHDDの切離し
問題個所切分けのため、外付けHDDを切離し、内蔵HDDだけで6ch全録に設定変更した。この操作を行うと、外付けHDDに録画された番組は全て消去されるが止む無し。
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残念ながら、数時間で現象再発。 - D-M430の初期化
D-M430の状態(ほとんどの場合は内蔵HDDの状態)に不整合が生じている場合の対処として、D-M430の初期化を実施した。この操作を行うと、内蔵HDDに録画された番組は全て消去される。
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残念ながら、それでも数時間で現象再発。こうなると、ハードが壊れた可能性が高く、予備機の出番を覚悟したが、ダメ元で3.を実施。 - 内蔵HDDを交換
内蔵HDDを たまたま持っていた中古のHDD(WesternDigital社のWD20EARX 2TB)に交換。
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なんと、これで問題は発生しなくなった。前述のように、取り外した HDDも CrystalDiskInfo の診断では問題はなく、真の原因は不明であるが、とりあえず予備機の出動はなくなった。、めでたしめでたし。
では。
【参考:D-M430に関する記事一覧(2023年1月2日時点)】
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