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2022年7月の記事

2022年7月31日 (日)

火災保険を更新した ~ セコムからソニー損保の10年へ

我が家もはや築20年となり、火災保険の更新時期となった。
10年前にセコム損保に入った記事は「我が家の火災保険を見直した」に書いた。
その時は5年契約だったが、その後、再度同条件で5年更新し、現在に至っている。


今回もこのまま5年更新にするか、と思っていたのだが、受領した見積りは以下の通り、全体で32%アップ!!
地震は全損保で共通なので仕方がないが、火災の51%アップは受け入れ難い。

セコム損保の見積り

  5年間保険料(千円)
火災 地震 合計
現在 72 140 212
今回更新 109 170 279
アップ率 51% 21% 32%

 
ちなみに主な見積条件は以下の通り。

  • 建物: 1520万円
  • 家財:  400万円
  • 免責金額: 0円
  • 建物: 木造建築戸建て、H構造
  • 築年数: 20年
  • 場所: 東京
  • 地震保険: あり、保証金額は火災の半額

 
補償対象(黄色部分については後述)

項目 建物 家財
火災、落雷、破裂・爆発
風災、雹(ひょう)災、雪災
盗難
外部からの物体の落下、飛来、衝突など
給排水設備の自己等による水漏れ
騒擾、労働争議に伴う暴力、破壊行為
水災 × ×
【特約】破損、汚損 × ×
【特約】失火見舞金、類焼損害補償 × ×
【特約】個人賠償責任補償 × ×

 

ということで、10年ぶりに他社への乗り換えを検討することにした。
更に、2022年10月より火災保険の保険料が値上げされ、かつ5年を超える長期契約が不可となることから、今回は10年契約で検討することにした。

まずは、最大10社の比較が可能と謳う、価格コムの一括見積サイトで見積りをお願いした。

それで見積りが返ってきたのが、以下の2社のみ。(数字は地震込みの5年間保険金額:千円)

  • 東京海上日動: 445
  • 損保ジャパン: 407

いずれもセコム損保を大きく上回っており、即予選落ち。

 
仕方なく、自分で、ダイレクト保険会社の数社のサイトで見積りをしてみた。
そこで、衝撃的な事実が発覚!! いくつかの保険会社では、築年数が20年を超えると、10年どころか複数年契約自体が不可であった。価格コムから2社しか回答がなかったのは、そのせいかも知れない。

結局、自分で探して候補に残ったのは以下の2社。

  • ソニー損保
  • SBI損保

どちらも、補償の対象を自由に選べる上に、何より、我が家でも10年契約が可能である。
正直、2社はほとんど同じ金額であったが、私の条件で若干安かったソニー損保で契約することにした。

2社の保険料

  • 5年、10年とも、5年の地震保険料込み(火災保険期間が10年でも地震保険は最大5年しか契約できない。)
  • 条件は、原則上記の「補償対象」と同じだが、黄色の部分は変更(○×反転)している。1つ1つを見ると大した金額ではないので、ついつい色々な補償を付けたくなってしまう・・・(笑)
  • 結局、セコム損保と近い金額になったが、黄色の部分の条件を合わせるとセコムは更に高くなると思われる。
保険会社 保険料(千円)
5年 10年
ソニー損保 260 347
SBI損保 261 349
差額(SBI-ソニー) 1 2

なお、10年契約のお得感であるが、地震保険を除いた火災保険料だけでみると、2社とも、5年契約に対し10年契約の方が約2%お得である。
ただし、お得といっても、実は保険期間が5年超の場合は「物価変動等による保険金額の調整に関する特約」が自動的にセットされる。

以下、ソニー損保のサイトからの引用である。

ソニー損保の新ネット火災保険では、保険期間が5年超の場合、「物価変動等による保険金額の調整に関する特約」が自動セットされます。物価変動等によって保険金額の調整が必要になった場合は、この特約に基づき、ソニー損保より保険金額の増額または減額の案内をしますので、保険金額を調整いただけます。(※)
なお、保険金額の増額に伴い請求した保険料のお支払いがない場合には、十分な補償が受けられなくなるほか、保険金が削減して支払われることがありますのでご注意ください。

要は、「5年超の長期契約の場合、保険金を見直すことがあるので、その場合は追加請求しますよ」とのこと。
恐らく、各社にも同様の特約があると思われる。SBI損保の場合は「保険金額の調整に関する特約」というらしい。

さすがに抜け目ないな。

では。

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2022年7月23日 (土)

レガシィアウトバック BP9 17年目の車検 ~ 車検編

前回の「事前交換編」に続き、今回は車検の話を書く。

10年前にコバックの車検の話を「コバック車検 ふたたび」で書いたが、それ以降も毎回 コバック立川店 にお願いしている。

今回も、スーパーセーフティー車検(1日車検)を正月に予約しておいた。
通常は、予約しておいた朝の受付時間に行って最初にざっと点検してもらって交換部品を決め、一旦代車で戻り、夕方の予約時間に乗って帰る、というパターンなのだが、今回は最初の点検で思わぬ問題が発生した。

左のドアミラーについているLEDの方向指示器が点灯していないとのこと。
確かに、左のドアミラーは以前から何度か電柱などに接触してひび割れており、前回の車検でも水が中に入っているということで、水抜きと割れ部の簡易補修をしてもらった記憶がある。(これはタダでやってもらった。)
その時はまだ点灯していたのだが、今回は全く点いておらず、このままでは車検は通らないとのこと。

今回は幸いにも車検の最終期限まで2~3週間近くあったので、それまでに部品を取り寄せてもらい、再度車検作業をお願いすることとした。貴重な作業枠を無駄にしてしまい、申し訳ない・・・・。

数日後、新品と中古部品があるがどっちがよいか確認の電話があった。値段を聞くと、少しだけだが新品の方が安いと言う。どうも、中古の方が交換する範囲が広いらしいのであるが、よく判らなかったので新品の方でお願いした。

そして、再予約した日に問題なく、ドアミラーの交換と車検作業は完了した。

サイドミラー(交換前)
 Syaken_202205_008

サイドミラー(交換後)
 Syaken_202205_009

方向指示器の透明カバーだけでなくミラーカバー(白い部分)も交換され、ずいぶんきれいになった印象である。

 

今回の車検費用は以下の通りとなった。

a) 作業費・部品代

項目 金額(税抜き)
車検一式(基本料金) 26,457円
エンジンオイル交換、オイルエレメント交換 正月予約特典で100円
ブレーキオイル・LLC交換 7,000円
ラジエータキャップ交換 900円
バッテリー交換(作業費) 1,000円
フロントデスクパッド取替 17,000円
ドアミラー交換 21,060円
正月予約特典割引 -5,000円
上記合計 68,517円
同上、税込み金額 75,368円

b) 自賠責・税金

  55,810円

 

なお、今回は a, b とも全額 PayPayでの支払いが可とのこと。
私はカード払いの方がうれしいので、bのみ PayPayで払い、a はカード払いとした。

では。

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2022年7月18日 (月)

レガシィアウトバック BP9 17年目の車検 ~ 事前交換編

早いもので、今年も愛車のレガシィアウトバック BP9 の車検の時期になった。

初年度登録が2005年(平成7年)で、もう17年経っており、前回の車検時に「次の車検までには買い替える」と心に決めていたのだが、心が動かされるような車がなかったことと、コロナ禍で新車の納入に時間がかかるといった情報を聞いたことで、何となく車購入の行動に力が入らず、ずるずると2年が経ってしまった。

今回、車検を通すにあたってヤバそうなバッテリー、タイヤは事前に交換することにした。
まずはその話から始める。

1. バッテリ

前回は、2016年に Yahooショッピングの カー用品のWEBいち店から パナソニック カオス N-100D23L を購入して自分で交換した。その時の話は「カーバッテリーとリアワイパーブレードを交換」に書いた。

今回は特に問題となる不具合がでていたわけではないので交換を迷っていたのだが、車検を控えブレーキランプが切れているのを発見し、手持ちの予備があったので電球交換したところ何故かキーが(物理的に)回らなくなってしまった。「もしかしてショートしたのでは」とあせって自動車保険のSBI損保にロードサービスをお願いしたのだが、電球をつけ直したりバタバタしているうちに何故か復旧。SBI損保には急いでキャンセルをお願いした。これは未だに原因不明であるが、この気持ち悪さもありバッテリも交換することにした。
今回は、購入時点で1番安かった PayPayモールの DIY.comから カオス N-100D23L/C7(C7は標準車仕様) を購入、金額はPaypayポイントの還元分を引くと約11,500円だった。

DIY.comを運営しているのは、大分県に実店舗を構えるホームセンターセブンである。埼玉にも物流センターがあり、私は日曜日にネット注文したのだが、翌日には越谷で集荷、翌々日に自宅(東京)に届いた。

6年前にはなかったのだが、現在、カオスバッテリーをネットで購入すると、安心サポートという保証が付いている。具体的には、購入後14日以内に、「ブルーバッテリー安心サポート」というサイトにシリアルナンバーを登録すると、私の購入したC7だと3年間の保証が付き、その間、配送による液漏れ保証、バッテリーあがりの救援などのサービスが提供されるとのこと。なお、登録する際に販売店をプルダウンで選択するようになっている。私が購入した、WEBいち店やホームセンターセブンも選択肢にあったが、もしかして怪しい店で購入した場合は対象外になるのかも知れない。

保証店のサイトには以下のような表示あり
 Syaken_202205_006
 Syaken_202205_007

保証がある場合は、専用の箱で配送される。
 Syaken_202205_001
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保証カード(ここに記載のシリアルナンバーを登録)
 Syaken_202205_003

液漏れ時の連絡先は箱に記載
 Syaken_202205_005

私の場合は幸いにも液漏れはなかった
 Syaken_202205_004

参考までに、液漏れの例は以下を参照
 パナソニックの液漏れ例の説明サイト

前回は自分で交換したが、今回は車検が近かったので車検屋さん(コバック)で交換してもらうことにした。(工賃 1,000円)

 

2. タイヤ

前回、タイヤを交換したのは2016年で、その内容は記事「タイヤを交換した ~ YOKOHAMA BluEarth RV-02 への道」に書いた。
ざっと言うと、BluEarth RV-02をネット通販(メールオーダーハウス)で購入し TireFitter 武蔵村山店 に直送してもらって交換した。
今回は、もうこの先2年しか現車には乗らない予定なので、値段最重視で選ぶことにした。その結果、輸入タイヤ販売最大手の AUTOWAYで、コスパの良さそうな MINERVA F205 215/55R17 を購入し、今回は TireFitter 府中店 に直送してもらって交換した。

MINERVA F205
 Minervaf205_2

 

費用は、タイヤが約2万円、交換代が1.1万円(廃タイヤ処分代込み)であった。
今回初めての輸入激安タイヤとなるが、買い物程度の街乗りがほとんどなので、国産タイヤとの差は全く感じない。

 

ざっと、車検前の事前交換について書いた。

コバックでの車検については次の記事に書くことにする。

では。

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