リュック背面のやぶれの補修をしてみた
私は長年、スポーツオーソリティのリュックサックを愛用している。
正確に言うと、ずいぶん昔に買ったスポーツオーソリティのリュックを気に入っていて、未だに使い続けているという意味である。
自分の2009年の記事「スポーツオーソリティのリュック」に「買ったのは2年くらい前」と書かれているので、もう15年くらい使っていることになる。週末の利用がメインだが、特に現時点でも不満に思っていることはなく、もうしばらく使っていきたいと思っているのだが、数年前から1つ気になっていることがあった。
このリュックの背面は(おそらくナイロン製の)メッシュ素材となっているのだが、その下隅の片側が、私の背中と接することで摩耗して穴が開き、中の白いパッド状の緩衝材が見えてきていた。
それでも気にせず使っていたのだが、穴の大きさも30x5mmくらいになってきたので、補修を考えてみることにした。
メッシュ素材なので糸で縫製するやり方では強度が持たないと考え、あて布のようなものを探してみた。
ざっとググってみると、100均にもその手の製品(補修布)があるようなので、実際に100均各社の店舗に足を運んでみたのだが、ほとんどがアイロンの熱で接着するタイプであった。(例えば ダイソーの「補修布 ダークカラー」)
今回の場合、補修個所が平面ではないのと、メッシュ素材がいかにも熱に弱そうなのでアイロンは使えそうにない。
そうした中、ダイソーで見つけたのが「ナイロン補修シート」。
これは、ナイロン素材の粘着シートで、貼り付ける個所の汚れをふき取ってから貼り付けるだけで、アイロンは不要である。なお、上記リンク先の ダイソーネットストア の商品説明には「アイロンで修復出来ます」と書かれているが、これは間違いである。
実際に貼ったところ(残念ながら貼り付け前の写真は撮り忘れた)
結構、粘着度は高く簡単には剥がれそうにはない感じだ。
これで、もう10年は使えそうな気がする。(笑)
では。
【2023年7月16日追記】
実は、この記事のやり方で補修した後3回程度使用したところで、補修シートの下の方から徐々に剥がれてきて、結局全部剥がしてしまった。
原因は、そもそも粘着力が足りないのと、補修シートの下端がリュックの背面と底面の縫い目の位置で凹んだ形状であるため剥がれやすいのだと思う。
そこで、以下2点を見直して、再度同じ補修シートを使って補修してみた。
- シート裏面の粘着剤に加え、市販の接着剤を併用した。使用したのは、多くの素材に適用可能で弾力性のある「セメダインスーパーXシリーズ」の中の スーパーXゴールド というものである。
- 補修シートの下端が、リュックの背面と底面の間の縫い目を横断して底面までかかるようにした。
現在、既に3回程度使用しているが、今のところ大丈夫のようだ。
では。
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