OPPO Reno A を購入した
私の場合、スマホは通勤時の暇つぶしに使っている程度で、これまで ASUS Zenfone5 → Zenfone3 とお手頃価格の SIMフリースマホを利用してきた。今使っている Zenfone3 は Sofmapで新古品を買ってから2年半を超え、バッテリーが少しヘタったくらいで大きな支障があるわけではないが、そろそろ更新しようと思い 3万円台くらいのコスパの高いスマホを探すことにした。
そんな折、おサイフケータイ機能も気になってき始め、どうせこれから3年近く使うので、とりあえずおサイフケータイ機能がついている、SHARP の AQUOS sense 3 か OPPOの Reno3、Reno A あたりに目を付けることにした。
これらの機種をググってみると、異常に価格の安い「あるサイト」が嫌でも目に付く。OCNのスマホセットのセール価格で、音声付きSIMを新規契約することで、各種スマホを格安で手に入れることができる。
これらのセット商品でありがちなのが、スマホ本体価格を分割して通信費に上乗せしているだけで、総合的にみると決して安くないというパターンだが、OCNの場合は通信費への上乗せなし(本体の残債はなし)、SIM契約にも最低期間制限なしというとんでもない好条件だ。(ただし、実際はそんなにうまい話はなく、最低契約期間は設定されていないものの、すぐに解約するとブラックリストに載せられ次回からは購入できなくなるとのこと。)
OCNのセールは常時やっているわけではなく、OCN本体(NTTコミュニケーションズ)のサイト、goo SimSellerという販売代理店(NTTレゾナント)のサイト(本店、楽天市場店、PayPayモール店の3店あり)で入れ替わりでやっているので、欲しいスマホを決めたらこれらのサイトを定期的にチェックしておく必要がある。
私の場合は、結局、OPPO Reno3 が販売されたことによって型落ちとなった Reno A が 7月下旬に税込 9,240円になった時点で、楽天市場店で購入した。(同タイミングでは、楽天市場店とPayPayモール店が同額でセールを行っていた。)
OCNでスマホセットを購入する場合の大きな流れは以下の通りである。
楽天市場店で購入の場合なので、OCN本体のサイトとは少し違うかも知れない。
- サイトでスマホを購入する。
- 購入後の翌営業日に、SIM申し込みの案内メールを受領し、指定サイトで1週間以内に申込みを行う。(その際に免許証などの本人確認書類のアップが必要)
- (私の場合)2の2日後に商品発送連絡があり、翌日にスマホ本体とSIMを受領した。
なお、OCNのSIM契約は、契約初月のデータ通信費は無料である。「契約初月」とは、「OCN側で本人確認書類の確認が完了した日の10日後を含む月」となるので、上記の2の申し込みを毎月22日とすれば、その翌月がまるまる無料となるのでお得である。
私の場合、申込みが7月27日だったので、8月分のデータ通信料は無料となるとは思っていたが、実際は7月も契約したデータ容量が付与され、それらの未使用分が8月に上乗せ(キャリーオーバー)されていた。なかなか太っ腹である。
また、OCNは任意のタイミングで契約容量の変更ができるので、契約時は最大の容量としておき、無料期間が終わる間際に本来の容量に変更するという手も使えるらしい。
以下、Reno A と OCNの格安SIM(OCN モバイル ONE) を使い始めて半月時点での私の備忘録である。
【データ移行】
過去に ASUS Zenfone5 から Zenfone3 に移行した際には、特別なツールは使わずに、Googleにログインすることで自動的に旧スマホで利用していたアプリが自動でインストールされた記憶があるが、今回は OPPO Reno A の初回起動時に表示される指示に従ってデータ移行を行った。具体的には、旧スマホに OPPOのデータ移行アプリ 「ClonePhone」をインストールして行う方法となるが、現時点で、1点を除き、データ移行に関する不具合は発生していない。
1点とは、Lineの移行後に 「再インストールのご案内(LINEを削除して公式バージョンを再インストールしてください)」という通知が定期的に送られてきたことである。これは、「ClonePhone」ではアプリを1からインストールするのではなく、内部的に apkファイルで移行しているのが原因と思われるが、この通知もいつのまにか来なくなったので現実的には問題ない。
なお、「ClonePhone」は Google Play には置かれていないということであったが、2020年8月現在アップされている。
参考サイト
【ColorOS】
OPPOスマホでは、Androidを独自にカスタマイズした ColorOS が採用されており、Reno A も Andriod 9ベースの ColorOS 6 が搭載されている。ネットでは、このカスタマイズによるクセや使いにくさを欠点として挙げている意見もあるが、私レベルの普通のユーザは特に気にせずに使えるという印象である。
なお、Reno A 特有かつお決まりの設定については、以下のサイトが役に立つ。
【不具合】
メインで使い始めてまだ半月くらいしかたたないため、特に大きな問題や違和感はなかったが、昨日、通勤中の電車内で突然ネットが使えない状態になった。SIMが認識されておらず「モバイルデータ通信」をONにできない状態である。突然のことでかなり焦ったが、結局電源をリセットすることで復活した。その後、この現象をググってみたところ、価格comのクチコミで、正に
「「通信事業者」が消えます。何故?(再起動で復活)」
というスレッドがあり、どうも Reno A 固有の未解決のバグのようである。そのスレッドの最後に、ある方が試行錯誤的に見つけた回避策も載っているが、私はまだ設定していない。
【通信速度】
OCNモバイルONEは、私にとって Zenfone5 でスマホデビューした時に最初に使った格安SIMである。しかし、2年くらいして mineo に切り替えて今日までそれを使ってきた。切り替えた理由は通信品質である。格安SIMは通信速度の点で3大キャリアに劣るのは仕方がないことは認識していたが、当時の OCNモバイルONEは は朝の通勤時に新宿あたりで全く繋がらないなどの問題があった。(その後、契約した mineo も通信速度が遅い時間帯などはあったが、繋がらないということはなかった。)
OCNモバイルONE が従来の通信品質のままであれば切替を躊躇していたかも知れないが、2019年11月より新コースが始まり通信速度も改善されたとなので、それに期待してみた。
使ってみた結果、十分快適になったというのが正直な印象である。(mineo よりも早く感じることが多い気がする。)OCNモバイルONE の新コースはまだ始まって日が浅く、ユーザが増えれば遅くなるという話もあるが、とりあえずうれしい誤算であった。
では。
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