電力自由化 エルピオでんき(Lpio)に変えてみた
電力自由化が始まって3年経ち、我が家も遅まきながら電力会社を変えたのでその経緯と結果を記載する。
参考までに我が家は東京都内の戸建てで40A契約である。
◆電力会社選び
まずは、電力会社を決める必要がある。
価格コムやエネチェンジなどの比較サイトを使うと、自分の選択可能な電力会社と、東京電力と比べての「お得」金額が表示される。東京の場合、東京ガス、ENEOS、ソフトバンクなどの知っている名前から、聞いたことがないところまで多数表示されるが、私の場合の選択基準は以下である。
- 一時的な特典ではなく、基本料金が安価であること
- 料金形態がシンプルであること
- 電力会社としてそこそこの契約実績があること
上記を勘案して私が選択したのが、エルピオでんきである。
エルピオでんきは千葉県市川市に本社があるLPガス供給会社 株式会社エルピオがやっているようだが、正直この会社のことはそれまで知らなかった。ただ、会社としての歴史は長く、ネット情報では電力小売としては結構契約数を延ばしているようで、怪しい会社(笑)ではないようだ。何より、初期費用や解約費用(違約金)はないので、いざとなればまた変えればよいというお試し気分で契約できるのも良い点だ。
◆契約
私の場合、1000円のamazonギフト券に目がくらみ、エネチェンジを通して 2019年6月上旬に申し込みを行った。
翌日にエルピオでんきからメールがきて、それに従い支払方法(カード番号)を登録すると、その3日後に切替日の連絡がきた。切替日はエネチェンジへ申し込んだ日のちょうど1か月後であった。
私の場合、家の電気メーターが既にスマートメーターに切り替わっていたので、その切替工期は不要であった。
◆切替と節約額
その後、こちらとしては特に何もすることはなく、あるタイミング(切替日)から東京電力からではなくエルピオでんきから電気料金の請求がくるようになった。
そして最も肝心なのが金額であるが、東京電力の時を含め、2017年8月以降の各月の使用量と月額料金(税込)をプロットしてみた。
参考までに契約プランは以下である。
東京電力(~2019/7):従量電灯B 40A
エルピオでんき(2019/8~):スタンダードプランS 40A
過去の東京電力の金額が時期によってばらついていたので、ほぼ同じ回帰線にのるように3つの期間に分割してプロットした。(実際にどのタイミングで料金改定があったかは未確認)
また、2019年10月から消費税が10%に上がっているので、その分エルピオは割高になっているはずだが、その補正はしていない。
結果は見ての通りで、実績から推測する限り私の場合で、月に1000~2000円強、年で2万円弱節約できる見込みである。
最後に、エルピオでんきのサービス面の特徴を以下に記載する。
- 請求書や計算書などはWeb上で確認する(書面では送られてこない)
- 日別や時間別の使用実績をWeb上で参照したりデータをダウンロードすることが可能
では。
【2020年11月28日追記】
書き忘れていたが、エルピオでんきに切り替える際のキャンペーンとして、エネチェンジの1000円のamazonギフト券以外に、エルピオでんき自体の 5,500円割引(当時の40A契約の場合)というのがあった。
これは、11か月目の電気料金から割り引かれるので、ほとんどの人にとって「忘れたころに・・・」なのだが、確認してみると、11か月目(私の場合2020年6月請求分)にちゃんと差し引かれた金額がカード請求されていた。
でも、このことは、エルピオでんきのマイページで参照できる請求書や計算書には一切記載されていない(割引前の金額しか記載されていない)。
もっとアピールすればよいのにと思うのだが ・・・
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