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2018年8月13日 (月)

ネット通販で中国から配送されてきた

最近、たまたま、ネット通販で中国、香港から直送されることが3件続いたので、その配送状況などを記録しておく。

1.嫁さんのヘアトリートメント

ケラスターゼというブランドのヘアトリートメント。
嫁さんの定番購入商品の1つで、いつも残が少なくなると嫁さんより購入指示がでて、私がその時点での最安のサイトを調べて購入するというパターンがこの5年続いている。
先月もいつも通り調べたところ、コスメデネットというサイトが最安だった。
この店名は見覚えがあり、他の商品で候補に挙がったことがあったと思う。ただし、その時は、ほぼ同額の候補が他にあり、コスメデネットが「香港から配送」ということもあり結局購入しなかった。
今回は、価格面で優位だったことから、初めてコスメデネット(Yahoo!店)で購入してみた。

【発注から到着まで】

  1. 7月某日曜日に注文
    翌日、注文承諾通知メール受領
    「商品は香港倉庫より、ご注文確認後3日-2週間前後でお届けいたします」とのこと
  2. 同日夜、出荷メールを受領
    佐川海外輸送(Sagawa Global Tracking)の追跡Noあり
  3. 注文から5日目の金曜日に佐川の宅配便で到着

商品、梱包とも特に問題はなかった。この納期であれば、国内発送とそれほど遜色ないレベルである。

2.激安の湿度計

最近、カメラと接着剤を保管するのに、ホームセンターと100均でそれぞれ密閉容器を購入した。一緒に入れる除湿剤(シリカゲル)は、数年前に100均で購入し未開封のまま保管しておいたものを使おうと思ったのだが、開封すると既に赤い交換サインがでているものがあった。仕方がないのでそれらは捨てたのだが、それ以外のものも有効性が疑わしい。高額なものを保管するわけではないのだが、念のため安い湿度計があれば一緒に入れることを思い立った。

それで、amazonを探してみると ・・・
なんと送料込みで100円台からデジタル湿度計が多数あるではないか。当然どれも中国製?の激安品なので評価(特に精度面)はどれもイマイチである。
だが、そもそも湿度計なるもの、我が家にも湿度表示があるデジタル置時計が3つあるのだが、同じところにおいても結構ズレていることがあるので、あまり絶対値の精度は期待してはならず、相対値を示してくれればよいと思っている。(そもそも、amazonでの商品説明でも 精度は温度は±1℃、湿度は±5%とのこと)

結局、amaozn で評価がまずまずの

City-Center 液晶 ディスプレイ デジタル温湿度計(148円+配送料無料)

を購入。2つ欲しかったので2個注文しようとすると、何故か配送料が0円から350円に
仕方なく、2回に分けて1つずつ注文した。(結局、後述の通り同梱されていた。)

【発注から到着まで】

  1. 7月9日に注文
    amazonからの自動メールではお届け日は7~14日後になっていた
    同日中に shipment-tracking@amazon.co.jp から発送連絡のメールあり
  2. 5日後に出品者より
    「商品はすでに出荷しております。この商品は電子製品なので、中国からシンガポールへ送らなければなりません。また日本に来ます。 通常は、商品が届くまで約10から20日間くらいかかります。」(原文のママ)
    とのメールあり。
    その時の配送状況は以下。中国深セン市より出荷されたようである。

    Hydrometer_009
  3. 注文から約10日後に到着(郵便受けに入っていた)

【商品】

 外装(表)- 内側がプチプチのビニルコーティングの封筒
 Hydrometer_005

 外装(ウラ)
 Hydrometer_006

 中には 55 x 47 x 20mmの無地の箱が2つで納品書などはなし
 Hydrometer_007

 商品 - 本体サイズは約45 x 25 x 15mm
 Hydrometer_008

何故か郵便料金支払はブルネイになっていたが、理由は不明である。
航空便のようだが、2つとも電池は入っており、稼働状態であった。

さて測定精度であるが、先にも書いた通り、正しい値が判らないので、我が家にある湿度計を集めて比較してみた。
具体的には、

 ①EMPEXのアナログ温湿度計
 ②SEIKOブランドの電波時計(温湿度計付き)
 ③PYXISブランドの電波時計(温湿度計付き)2機種(別型番)
 ④ナカバヤシのドライボックスに付属していたアナログ湿度計
 ⑤今回購入したデジタル温湿度計 2個

である。
これをエアコンON, OFFなど少し条件を変えて測定値を比較してみた。

まず、温度であるが、どの機器でも値が1℃内の範囲に収まっており、実用上どれでも全く問題ない。

問題は湿度であるが、まず絶対値が機器間で大きく異なり、だいたい12~20%くらい違う。ただし、条件を変えていくとどの機種もほぼ同様に値が上下するので、相対値としてはまずまず使えそうだ。
あえて絶対値を推定すれば、①、②と③の1機種が大体常に似た値を指しているのでこれらを正とすると、今回購入した⑤の1つは5%, もう1つは7%くらい高めの値を指す傾向があった。ちなみに、④は8%くらい高く、逆に、③の1機種は5%くらい低い。

3.メガネの修理セット

メガネ修理用のネジなどのセットで、当然メガネの修理用に買ったのであるが、その話は別の記事で書こうと思うので、ここでは配送の話だけを書く。

買ったのは、STKショップ(Yahoo店)の
ノーブランド品 眼鏡 サングラス用 修理ツール 詰め合せ キット ねじ&ナット&ノーズパッド
という商品。(送料込み 450円)
ちなみに、amazon でも全く同じと思われるものが 500円~1000円くらいで売られている。

【発注から到着まで】

  1. 7月某日注文
    Yahooからの自動メールには「発送目安:1日発送 商品発送から10-20日お届け」との記載あり。ここでの日とは実際の日付ではなく、所要日数のようである
  2. 注文から2日後にショップから出荷連絡あり
    「中国から、追跡番号付かないメール便にて出荷しました。通常、10~20日(営業日)でのお届け」とのこと
  3. 注文から12日後に郵便抜けに到着

 
 外装(表)- 内側がプチプチのビニルコーティングの封筒
 
Stkshop_001

 外装(ウラ)
 
Stkshop_002

中国の浙江省 金華市 義烏市から出荷されたようだ。

 

とりあえず、3件の中国からの配送について、経験した事実を淡々と書いてみた。
やはり不思議なのは、国内でも最低82円かかる郵便が、なぜ送料込みで100円台で送れるのかということである。
知恵袋によると、UPU(万国郵便連合)の規定により、国際郵便の総分量の統計に基づき、国際郵便料金を各国で査定分配しているらしい。
とは言え、上記の2と3の例を見ても、とても国内配送業者(多分、日本郵便)が相応の対価をもらっているとは思えないのだが ・・・・・

では。

【2018年10月20日追記】
10月18日に、米国が万国郵便条約からの離脱を表明との記事が配信されていた。(たとえば BBCニュース
この記事によると、「UPUは国際郵便料金を設定しているが、発展途上国からの荷物には補助金を出する一方、米国を含む富裕国の料金を高く設定している」らしいが、大国である中国が恩恵を受けているのは明らかにおかしい気がする。
すぐに料金が改定されることはなさそうだが、本来の姿(相応の送料負担)になるのは仕方がない。

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