« 2017年11月 | トップページ | 2018年2月 »

2018年1月の記事

2018年1月 5日 (金)

普通に使える Androidのメールアプリ

以前の記事「昨年(2014年)後半のお買物 (D-M430 と Zenfone5)」で書いたように、スマホはASUSのSIMフリー機 Zenfone5を使ってきた。ゲームなど重いアプリは使わないので、今まで特に困ることはなかったのだが、さすがにバッテリの持ちが少し悪くなってきたのと、万が一ポックリ逝った時に代替機がないことから、3年経った昨年(2017年)11月に新しい機種を購入した。

機種選定の基準は、Androidの SIMフリー機で、サイズは片手でギリ使える 5.2inch、価格は3万程度でコスパの良いものとした。
この観点で見ると ASUS以外に Huaweiの機種も候補となるが、通信を行い、かつバージョンアップもある機器では、正直、大陸メーカーのものは使いたくない。(別に中国政府が欲しい情報を扱っている訳ではないが ・・・
と言うことで、Zenfone4も出て少し価格がこなれた感のある ASUS Zenfond3(型番 ZE520KL) をターゲットとした。

なるべく安く購入するためにヤフオクやメルカリも含めて探してみたのだが、結局、昨年(2017年)10月に、たまたま立ち寄った秋葉原の ソフマップ中古デジタル館で未開封品(中古)を 26,978円(税込)で見つけ購入した。ソフマップは比較的高いイメージがありこれまでスルーしていたが、新古品は開封/未開封に限らず全店舗統一価格のようで、未開封品で1ヶ月保証がついてこの価格は納得できるものであった。

購入前は、新機種への環境移行作業が面倒くさいのではないかと思っていたが、画面の指示に従うだけであっけなく終了し、Zenfone5に導入していたアプリもその時点の最新版が自動でインストールされた。

ただし、以下のものは自動で移行されなかった。

  1. ASUS純正のメールアプリ
    Asusemail
  2. ASUS純正のPCLink・・・PCからの遠隔操作(ミラーリング)アプリ
    Asuspclink
  3. TubeMate YouTube Downloader
    Tubemate

3は Google Playに置かれてないので、個別にインストールを行った。
1, 2 は何故かZenfone3ではサポートされなくなったので、代わりを探すことにした。

2は私のようなスマホ入力が苦手の者が、フリマアプリなどで比較的長い文を入力する時に非常に助かるアプリである。少々の画像の荒さや動きの鈍さは許容できるが、PCからテキストをコピペできることは必須である。(要は、入力するのではなく、PCで作成した文のコピペが基本である。)
いくつかのアプリを試用した中で、結局普通に使えたのは Vysorだけであった。
Vysor
Vysorは、PC側はChrome上で動作するというちょっと変わった作りで、インストール方法や使い方は以下のサイトが詳しい。特に、スマホのキーボードの設定を「Vysor」に変更することが肝である。
Androidスマホをパソコンで手軽に操作できるChromeアプリVysor

 
最後は 1のメールアプリである。
私の場合 SIMフリーなので3大通信キャリアのメールは使わないが、nifty、Yahoo、Google、(nuro光のプロバイダとして)So-net、(SIMのプロバイダとして)mineo のアカウントを持っており、それらが一括して扱えることが条件で、あとは使い勝手や見た目くらいが選考基準である。もちろんASUS純正のメールアプリでもこの条件を満たしていた。
メールアプリは、上記の2や3と違って誰もが必要とするものなので、「普通に使える」アプリがたくさんあるものと甘く見ていたのだが ・・・・

アプリ紹介サイトやGoogle Playを見て、なるべく癖がなさそうで評価の高いソフトから試してみた。

まずは、ド定番の Gmail
Gmail
各アカウントの設定まで問題なく終了し利用開始したのだが、使ってみると以下の問題があった。

  • アプリを開いた時に、全てのアカウントのメールがまとめて表示される「統合ビュー」で見たいのだが、いつも1つだけののアカウントの表示状態になっており、毎回「すべての受信トレイ」を選択しなおす必要がある
  • メールの本文中に記載されているURLがリンクにならない

後者は仕様とのことだが、前者については、どこかに設定があるのかと探してみたが見つけきれず、結局1ヶ月程度で次のアプリを探すこととなった。

次にトライしたのが「フリー電子メールアプリ日本 by Mail.Ru」というアプリ。
Freeemail
Google Playでの評価は高かったものの何故か Yahooメールのアカウントが登録できない。
本アプリや後述のmyMailやBlueMailなどの海外製のアプリでは、GmailやYAHOO!などの主要メールアカウントの設定が事前登録されており、それらから選択すれば最低限の入力だけでアカウントの初期登録が完了するお助け機能がついている。ただし、日本のYahooメールは米国の「YAHOO!」とは別物なので「その他(other)」を選択しなければならないというのは「あるある」なのだが、このアプリは自動設定のおせっかいの度が過ぎているためか「その他」から設定しても米国YAHOO!の設定になってしまいうまくいかない。
結局、実際に使うことなくアプリ削除となった。

次は myMail
Mymail
これも評価は高かったが、Gmailで言うところの統合ビュー(全アカウントの受信メールをまとめてみる画面)の機能がなく却下。また、アカウントの初期登録は一番簡単であったが、実際にどのように設定されたかを確認・修正する「詳細設定画面」がないのも私的には気持ち悪く減点ポイントであった。

結局、今使っているのは BlueMailである。
Bluemail
上に挙げた他のアプリの欠点はいずれもクリアされており、ストレスなく「普通に使える」というのが私の評価である。ちなみに、
TypeMail と BlueMail (1) (2)
によると、TypeApp というメールアプリも同じ開発元で機能もほとんど同じらしい。

 

最後になったが、Zenfone3自体について一言。
約3ヶ月使用してみたが、カメラ撮りやゲームをしない私にとっては、Zenfone5に比べ処理能力の差異はそれほど実感することはなく、指紋認証が使えて便利になったこと以外は特に変わった感はないが、バッテリの持ちもまずまずで毎日ストレスなく利用している。
結局、スマホでもアプリでも、この「普通に使える」ことが一番重要な気がする。

では。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月 3日 (水)

冷蔵庫の扉のバネ交換

ある日、嫁さんから、冷蔵庫の扉が閉まらないとのクレームが ・・・
見てみると、観音扉のうち左側の扉の先端(右扉と接触する面)のドアポケットの側面辺りに、90度回転して開閉する回転しきり(本記事ではフラップと記載)がついているのだが、これが開いたままのため左扉を閉めようとする時に右扉に干渉していた。本来は、フラップの下に付いているバネの力で通常フラップは閉じており、扉を閉めた時だけ強制的に開いて両扉の間の隙間を埋める仕掛けになっているのだが、バネが破損して通常時でも閉じなくなっていた。

 庫内側から見たフラップ(左が開、右が閉の状態で赤丸内がバネ)
 Refrigerator_008 Refrigerator_009

 正常なバネ(左)と破損したバネ(右)
 Refrigerator_003

黄色い丸印の個所で完全に破断していた。
右の「破損したバネ」は、一巻き分をほどいてペンチでフック状に加工した後のものである。これでも一時しのぎにはなったが、やはり目分量で加工したためかフラップの開閉がスムースでなく、時々閉じない状況であった。

この冷蔵庫は2008年製の日立製で、型番「R-SF54YM」と「バネ」でググってみると、このバネは補修部品として「日立冷蔵庫のバネ(Rドアシキリシタ) R-SF40VPAM 216」という名前で税抜300円で販売されていた。ちなみにバネの交換は工具も不要で素人でも簡単にできる。

 【販売サイト】
  ヨドバシ
  日立家電部品のカデンの救急社

ここで少し脱線・・・
ヨドバシのサイトでは東芝と日立のバネが販売されている。
他メーカーがないのは、バネを使っていないのか、または一般に流通させていないのかはわからない。
ヨドバシのユーザレビューを見ると、これらのバネが金属疲労で破損することは多いようなので、もし前者だとすると素晴らしいのだが、多分この辺りはメーカー横並びの設計だと思われるので、後者の可能性が高い気がする。(今度、量販店に行ったら覘いてみます ・・・
いずれせよ、全く儲かりそうにないこれらの補修部品を送料無料で配送するヨドバシはありがたい。
 
【2018年1月8日追記】
量販店で確認したところ、シャープ以外のメーカは全てフラップが付いていた。シャープは「フラップがない」ことを「センターピラーレス」と称して、節電のための独自機能として「ウリ」にしていた。(→
参考サイト

想像よりも安いので早速注文しようかと思ったのだが、念のため購入時の書類を探してみると某大手量販店の10年長期保証が付いており、まだ保証期間内であった

消耗品なので保証対象外と言われるかも、と思いながらダメ元で保証書に記載の番号に電話してみた。
こちらから、「バネが破損している」「バネを郵送してくれるだけでよい」旨を伝えたのだが、
「郵送だけというのは不可で、必ず現物確認が必要」との回答。

「わざわざ出張してもらうのは申し訳ない」「出張して確認してもらった後に『消耗品で保証対象外なので出張費をいただきます』と言われても困る」とくいさがったのだが、
「現物確認は必須」「出張費の請求の有無については約束はできない」との一辺倒で、「約束はできない」というのは譲れないようなので、とりあえず来てもらうことにした。

後日実際に来たのは、メーカーの人ではなく量販店のサービスマン1名であった。
現物を数分確認した後、「フラップ自体も壊れているのでフラップごと交換する」と言って、持ってきた新品のフラップに交換。ネジ留めするだけなので全部で15分程度で作業が終了した。

フラップは、中に(多分結露防止のための)電熱線が通った電気部品で長期保証対象であり、これがたまたま壊れていたので無償対応になったらしい。

とりあえず結果オーライである
ちなみに、今回量販店名を記載しなかったのは、いろいろと忖度した結果である。

では。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2017年11月 | トップページ | 2018年2月 »