春のネットワーク切替祭(笑) ~ NURO光に変更(開通編)
前回の「契約編」からの続きである。
NUROの開通工事の流れについては、「NURO 光 の開通工事」が参考になる。
以下が簡単な流れと、私の場合の日程である。
- 代理店で契約(3月初旬)
- 宅内工事(3月末)
- 屋外工事(4月末)・・・このタイミングでネット開通
- 光でんわ開通(3の1週間後)
このうち、2と3は在宅しておく必要がある。
前の記事に書いた通り、私は1のタイミングで2の日程を決めたが、週末を希望したため約1ヶ月後となった。(平日でよければ1週間後でも可能であった。)
3の日程は、2の作業が終わってから決まるとのことであったが、1週間近くたっても連絡がなく、結局こちらからNUROに電話して予約した。3は特に業者への指示は不要なので嫁さんに任せることとし平日可としたのだが、それでも最早で1か月先であった。この作業はNUROではなくNTTの作業なので、場所により大きくばらつくようだ。
私が申し込んだ3月というのは最も混む時期だとは思うが、結局、申込みから開通まで2ヶ月近くかかった。
それでは、私の場合の各工事について書いておく。
■宅内工事
宅内工事とは、家の外壁に光キャビネット、宅内の希望位置に光コンセントを取り付け、それらの間を光ケーブルでつなぐ作業である。光コンセントから先(室内側)のONUやPCなどの機器接続は利用者自身で行うのが原則である。
我が家の場合、予定時間より遅れて夜8時頃に若いお兄さんが1人でやってきた。この時期は大忙しで本日11軒目とのこと ・・・ ご苦労様です。
光ケーブルは、既存の電話線の挿入口から屋内へ。
以前の記事「宅内LANギガ化計画」などでも書いたが、我が家では ネット、電話、TVのケーブルは Panasonicのマルチメディアポートで集中管理しているので、光コンセントもその中に設置してもらった。
ONUと光でんわ用のTAは、この宅内工事の際にお兄さんが持参してきた。頼んだら接続までやってくれそうな雰囲気だったが、私はお願いしていないのでわからない。
NUROのONUは全て無線LANが標準装備であるが、「ご提供する機器に関して」によると 現在、新旧合わせて5機種ある。去年より 11ac規格に対応した新機種(ZTE社製の場合「ZXHN F660A」)を配布しているとのことであったが、何とお兄さんが持ってきたのは旧機種の ZTE社の「ZXHN F660T」であった。その場で「おいおい 」と言ったのだが、「機種の話はサポートデスクに言って欲しい」とのこと。
翌日にサポートデスクに電話したところ「交換受付は開通後から」との回答で、開通翌日に電話したところ、かなり電話口で待たされた後「新機種を送付するので、到着翌日に旧機種を送り返して欲しい」との回答であった。
なるべく旧機種の在庫を捌きたい気持ちも分からなくもないが、もうちょっと何とかならないものかという気がする。
さて、機器の接続に話を戻すと、従来はADSLモデムの1台だけであるが、今後は ONUとTAの2台必要となり、マルチメディアポート内に収まりきれない。そこで仕方なく ONUは外に設置することにした。
ONU(写真左端)を横の壁に設置(冷却のため壁から少し離した)
■屋外工事
屋外工事は、電信柱から光ケーブルを引っ張り、光キャビネットに接続するだけであるが、やはり在宅が必要とのこと。私の場合、嫁さんに頼んでおいたが、大きなドリルの音がして30分くらいで完了したとのこと。
これで開通である。
正しくLANケーブル類を接続すれば、通常はONUやPCの設定は不要である。私の場合も接続直後は安定しなかったが、PCを再起動したところ快適に繋がるようになった。
なお、niftyのADSLはいつでも解約可能なので(ただし、解約日にかかわらずその月は費用が満額発生)、この開通を確認してから webで解約手続をした。(実際にはメアドとブログを残すため「解除」手続を実施)
■光でんわ開通
これは電話局側の作業なのでこちらでは特に何もすることはない。
指定日中のどこかで勝手に光でんわに切り替わっているとのことで、翌日に電話をかけたところ普通につながった。
■おうち割の申請
今回、NUROに切り替えた理由の1つがSoftbank携帯の割引(おうち割)であったので、早速、手続きをしてみる。
おうち割は、NUROの光でんわが Softbankの回線を使っているために実現されているものだが、2社のコラボなので手続きは解り難い。
以下が関連ページである。
NUROの説明ページ
Softbankの説明ページ
NUROのFAQ(ホワイトコール24 に申し込みたい)
上記の説明によると手順は以下のようだ。
- NUROから「ホワイトコール24 申込書」を取り寄せ、光でんわとSoftbankの携帯の情報を記入して返送。
ホワイトコール24は、NURO光と携帯の相互通話が無料になるオプション(費用は無料)であるが、これがおうち割の前提となる。 - 約10日後に、NURO側からは登録完了はがきが届き、Softbank側からはSMSで携帯に登録完了の連絡がくる。
- 上記登録完了後に、Softbankの販売店に行っておうち割を申し込む。(登録完了はがきを持参)
なお、肝心な割引額であるが、「Softbankの説明ページ」に条件が記載されている。
これによると、携帯側のプランが「スマ放題」や「スマ放題ライト」であることが条件で、金額はデータ定額パックの容量に依存するようだ。
携帯を契約した嫁さんに確認したところ、プランは「通話し放題」と「通話し放題ライト」で「スマ放題」については知らないとのこと。
あれ? プラン名は似ているが違う
かなり焦って、Softbankのサイトで確認したところ、現在 iphoneで新規契約できる料金プランは、スマ放題(ライトを含む)とホワイトプランしかなく、スマ放題は 通話し放題+データ定額パックの組合せのことのようなので、多分何らかの割引は受けられるのではないかと期待している。
実は、まだホワイトコール24の登録が完了していないので、結果は追って報告する。
■通信速度
最後に通信速度である。
今までは ADSL 12Mで、実効速度は 2M強であった。
NUROでの測定結果が以下である。
なお、いずれの測定も自作PC(Windows8.1、CPUはi5)で行い、ONUまでギガハブを2つ経由している。
ADSL 12M (NURO オリジナル通信速度測定システム)
NURO (NURO オリジナル通信速度測定システム)
NURO (RBB SPEED TEST)
確かに速い 数字上はこれまでの約300倍 である。
ただし、正直なところ、普段のwebを見る使い方では、2Mの時でも遅くてイライラすることがほとんどなかったので、あまり違いを実感できない。
でも確かに、動画再生はスムースになり、大きなデータのダウンロードも早くなった。
これだけでも良しとしよう
では。
【2016年5月21日追記】
先日、 11ac規格に対応した ONU ZXHN F660A が佐川急便で送られてきた。
記事の中にも書いたが、メールで本件を依頼した時は、「翌日、旧機種の集荷にくる」と言っていたが、荷物を受け取った嫁さんによると、佐川は何も言わずに置いていったとのこと。
上記依頼以降、段取りなど一切の連絡もなかったので、「多分、交換後にこちらから集荷を依頼するのでは」とも思ったが、はっきりしないので、念のためその日の内に、バタバタと機器交換、動作確認、旧機種の梱包を済ませたが、平日で帰宅が遅かったので結構大変であった。
※特にスタンドの取外し、取付けは結構ヤバい
さて翌日 ・・・・ やっぱり集荷に来た
出張とかだったら対応不可能なんだけど
では。
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