REGZAサーバー D-M430改造計画 ~ハードディスク換装~
2014年夏に買った REGZA全録サーバー D-M430。
実売3万円という低価格にもかかわらず、
- 地デジ6chのタイムシフト
- USB3.0外付ハードディスク対応
と私には十分かつ無駄のないスペックで、購入して以来、常時稼働中である。
保証期間の1年が終わったこともあり、不満のあった以下の改造にトライしてみた。
- 内蔵ハードディスクの換装
- ファンの騒音対策
なお、当然ながら、改造するとメーカー保証は受けられないし故障する可能性もあるので、全て自己責任でお願いしたい。
まずは、ハードディスクを標準の1TBから2TBのものに変更してみる。
なお、ハードディスクを換装した場合は、外付ハードディスクに録画したものも含め全ての録画済みの番組は視聴不可となるので、消したくない番組は事前に退避させておくこと。
2TBまでの換装が可能なことは、早くから価格comのクチコミで報告されており、その具体的な方法も Okamotoさんのブログ「D-M430のHDD交換方法図解」で詳しく紹介されている。
私もこの記事を見て単に追随しただけだが、自分の作業記録も兼ねて記事にしてみる。
まず、準備するのは、換装用のハードディスク。
D-M430の場合は、AV用(ATAストリーミングコマンド対応)である必要はないらしいが、高温にならない5000rpm級のものが良いと思われる。私の場合は、無難に、標準の TOSHIBA DT01ABA100V と同型の DT01ABA200V の中古を入手した。
DT01ABA200Vのベンチマーク 5700rpmにしては高速
それでは、早速、換装作業を始める。
側面のプラスチックの部品をはずし、中のネジ(矢印部分)をはずす。
次に、前面のパネルをはずす。
そのためには、上面1ヶ所、側面2ヶ所、底面3ヶ所のツメをはずす必要がある。難しいわけではないが、今回の作業で最も気の遣うところである。車の内装パネルはずしなどがあるとやりやすい。(私はエーモン パネルはがし を使った。)
次にハードディスクをとりはずす。
ハードディスクにはSATAのコネクタがささっているが、ウラでテープで留められいて抜けないので、先に台座をとりはずす。
台座を持ち上げ、ウラのゴムシートのようなテープを剥いでからコネクタを抜く。
新旧のハードディスク(左が新)。たまたま製造年月が同じだった。
あとは、分解とは逆の手順で組み上げる。
最後に、初期化を行う。
本体設定で「個人情報初期化」を実行し、各種初期設定を全てやり直す。
その結果、内蔵ハードディスクに割り当てた3つのチャンネルは15日間記録可能となった。(低画質モードで全時間録画した場合)
東芝が提供している、録画可能日数のシミュレーションによると、2TBの場合は17日録画可能とのことだが、内蔵ハードディスクの場合は一部が保存エリア用に確保されるので、その分少なくなっている。
保存エリアの容量は、内蔵ハードディスク容量の12.5%に自動設定されるので、標準の1TBの場合は125GB、2TBに換装した場合は250GBであり、録画時間では、今回、低画質で149時間と表示された。
なお、私は、REGZAサーバのタイムシフト番組表を表示できる、DTCP-IPクライアント機能を持ったブルーレイプレーヤー DBP-S450も持っているが、サーバのハードディスクを換装すると番組表のチャンネルと内容がずれた状態となったため、DBP-S450も初期化が必要であった。
では。
次回、 「ファンの騒音対策」編 その1 に続く。
【参考:D-M430に関する記事一覧(2023年1月2日時点)】
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