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2015年5月の記事

2015年5月 5日 (火)

スマホ充電時の電流を測ってみた ~とりあえず短いコードを買っとけ~

最近、余ったポイントでUSB電流計なるものを買ってみた。
 
スマホを充電する際の電流が測れる代物である。
測ってどうするの ・・・ っていうツッコミには、「電源やケーブルで充電時間が変わるのでそれを確認するため」ということになるのだが、正直、私の場合、毎晩就寝中に充電しているので、充電時間を気にしたことはない coldsweats01 
・・・  要は、単なる興味である。
 
電流、電圧、積算電流が測れる優れもの。私が購入した時は 899円(税込、送料込)

Mu_017

Mu_016

 
なお、スマホの急速充電の仕組みについては、以下のページが詳しい。
私の使っているスマホ Zenfone5 の充電については、以下の 価格.com のクチコミも興味深い。
とりあえず難しい話は抜きにして、早速私の持っている機器で電流を測ってみた。
測定に使用した機器は以下の通り。
 
one スマホ
Zenfone5 A500KL ・・・ ASUS製のSIMフリースマホの日本版
残容量が40~60%の時に測定した。
 
two ACアダブター
以下の2つを使用した。
  1. ASUS標準電源
    Zenfone5に付属していた出力電流 1.35Aのありふれたアダプター
    Mu_011 Mu_012
     
       
  2. バッファロー USB充電器 BSIPA09BK
    2A対応、複数ポート、過電流検出あり、安いという条件で購入したもの。
    買ったあとよく見たら、iPad/iPhone対応との記載があるが Androidの記載なし、また 2A対応しているのは 4ポート中1ポートのみであった。(今回はそのポートを使用)  
    Mu_001
three microUSBケーブル
以下の6本を使用。付属品以外は100均製品である。
表記の寸法は、ケーブルの長さ(コネクタ部は含まず)をメジャーで計測したもの。
  1. ダイソー カラーケーブル(充電・通信 101cm)
    Mu_018


      
  2. Zenfone5付属ケーブル(充電・通信 90cm)
    見た感じ普通のケーブル
     
     
  3. ダイソー 黒色ケーブル(充電・通信 51cm)
    Mu_006


       
  4. ダイソー 白カールコードケーブル(充電・通信 40cm程度)
    Mu_019 Mu_010
     

     
  5. maxell モバイルバッテリー付属ケーブル(充電のみ 19cm)
    maxell製 mobile VOLTAGE MPC-R1700の付属ケーブル
    Mu_008
      
      
  6. Panasonic モバイルバッテリー付属ケーブル(充電のみ 10cm)
    モバイル電源 QE-QL202PHの付属ケーブル(プーさんです ・・・ happy01
     
    Mu_007
     
    Mu_009
USB側端子(番号は上記番号に該当)
Mu_014
 
microUSB側端子
Mu_015
 
 
見た感じのケーブルの太さは
No4 < No1, 2 < No 3, 5
といった感じである。(No6のPanasonicは断面が楕円なので除外)
 
そして測った結果が以下のグラフ。
赤が電流(左目盛)、青が抵抗=電圧÷電流(右目盛)

Mu_020

Mu_021

電圧は、ASUS標準電源で 5.12~5.14V、バッファローの電源で 4.95~5.04Vくらいの変動なので、電流の変動に比べれば無視できる。すなわち、各ケーブルの単位時間当たりのバッテリー充電容量=電流×電圧 は、電流に比例していると考えてよい。グラフにプロットした 抵抗=電圧÷電流 も電流に反比例していることがわかる。
 
最後に今回の測定でわかったことを整理する。
  • バッファローの電源に比べ、ASUS標準電源の方がケーブルの違いに依る電流の変動は少ないが、いずれにせよ、ケーブル長が短い方が電流値が大きい、すなわち早く充電できる傾向にあった
  • その結果、最短のモバイルバッテリーの付属ケーブル(No5, 6)が最も電流値が大きかった。なお、この2本だけが充電のみ(通信不可)であったのだが、その影響は不明である
  • 一方、長さの割には Zenfone5付属ケーブル(No2)も優秀であった
  • Zenfone5 の充電電流は 1Aを超えない(これは、冒頭に挙げた価格.comのクチコミの内容とも合致する)
  • 見た目の太さはあてにならなかった
  • スマホの充電モードには「AC」と「USB」の2種類があり、「AC」が急速充電モードで、充電のみのコードでないと「AC」にはならない、といった情報も見かけるが、今回測った全ての組み合わせで充電モードは「AC」であった。
では。
 
【2015年8月30日追記】
上記の実験で1番優秀だったのは⑤⑥でいずれもモバイルバッテリーの付属ケーブルで、100均のケーブルは数値上は少し劣る結果となった。
だが最近、100均のケーブルで⑤⑥並みのものを見つけた。
セリアで売っていた「切替スイッチ付 スマートフォン用USB充電・データ通信ケーブル」というものである。製造元は ECore 社というところで、iphone用のLightningケーブルを100均に提供しているのもこの会社であり、製品の企画、品質、ひいてはパッケージデザインまでどれも秀逸である。
 
 切替スイッチ付 USB充電・データ通信ケーブル(ECore社のサイトより)
 Switch_cable
 
名前からわかるように、コネクタに切替スイッチが付いており、データ通信モードと充電モードを切り替えられるようになっている。
Zenfone5で、それぞれのモードで充電してみたところ、モードによる電流の差は見られなかったものの、いずれのモードでも 0.97~0.98A で最優秀の⑤⑥と同レベルであった。当然ながら、データ通信モードにした場合は通信も可能だ。
これは買いである sign03

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