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2014年7月13日 (日)

リモコンを修理してみた

10年以上前に買ったPanasonic製のDVDプレーヤー一体型ビデオ。
ここ数年は全く使った記憶がなかったのだが、動作確認したところ、ビデオもDVDも問題なく動作する。さすがは、Made in Japanである。
 
ところが残念ながらリモコンは、かなり前から2つの問題があったのだが、それぞれ修理したのでここで紹介する。
  • 電池の電極部分の欠損
    これは確か床に落としたのが原因だったと思うが、電池の電極部分のプラスチックが割れ落ちて、電極の支えがなくなってしまった。そこで、加工がし易く、かつ電極が固定できる素材として、掃除道具の定番、檄落ちくん(メラミンフォーム)を適当なサイズに加工してインシュロックで固定してみた。
    見かけは悪いが、5年以上経った今も問題なく使えている。
 左より、表面、裏面(外側)、裏面(内側)
 Remocon_001 Remocon_002 Remocon_003
  • ボタンが反応しない
    これも5年以上前からだと思うが、最もよく使う「再生」ボタンの反応が鈍くなってきた。しばらくは指が痛くなるほど強く押していたが、それも最後には全く反応しなくなった。
    仕方がないので、それからは汎用リモコンを使っていたのだが、汎用リモコンでは全ての機能が使えないため2つのリモコンを併用せざるを得ず、面倒くさいことこの上ない。
    ということで、壊れても仕方なしということで、これも修理に挑んでみた。
webで探すと、例えば「故障してボタンの効かないテレビのリモコンを自分で修理する方法! 」などで、修理方法が紹介されている。
 
まずは、分解である。
古い機種からかもしれないが、背面のネジをはずせばあっさり分解に成功。
以下の写真のように、表面、ボタンのゴムシート、電子基板、背面 の4つの部品から構成されていた。
 
 左から順に重なっていた
 Remocon_004
 
 電子基板の拡大写真
 Remocon_005
 
ボタンの裏には黒い導電ゴムが貼り付けられており、ボタンを押すと導電ゴムが電子基板に接触して電流が流れることによってボタン押下を検知する仕組みだ。それが、時間とともに徐々に基盤が汚れたり、導電ゴムが劣化することによって電流が流れにくくなるようだ。
 
今回、まず基盤の表面をアルコールで軽く拭いてみたが ・・・ 全く改善する様子なし。
次に導電ゴムの先端に両面テープを使ってアルミホイルを貼ってみた。
 
 ゴムシートの両面 ・・・ 裏の黒い部分が導電ゴム
 
Remocon_006 Remocon_007
これは効果覿面
 
これまでのイライラが嘘のように、軽く押して反応するようになった。早くやっておけば良かった
 
では。

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