宅内LANギガ化計画 ~ こぼれ話
今回は、前回の記事「宅内LANギガ化計画」に関連した、ちょっとした小ネタを紹介する。
1.LANケーブル激安店
今回、HUBをギガ化したことに伴い、家中で使用していたLANケーブルの見直しを行った。
ギガの場合はLANケーブルの8芯とも利用するので、4芯のケーブルは不可である。我が家で使用していた、市販の100M対応を謳ったCAT5ケーブルのうち特にスリムなものは4芯であったため、今回新たにLANケーブルを調達することにした。
なお8芯であっても芯線の品質が低くギガで使えないケーブルがあるので注意。私が試した中では「LANケーブル制作セット」に付属していた5mのケーブルがそうであった。テスタでの検査では確かに8芯とも導通しているのだが何故かギガではなくメガでリンクしてしまう。5m程度でギガリンクしないケーブルを作るほうが難しい気がするのだが ・・・
webで探してみると、嘘みたいに安い値段で売っているショップを発見。通販の場合は送料がバカにならないので、メール便が使えるところに絞ると、例えば以下の2店がそうである。
【楽天市場】Libre Pensee
【楽天市場】マミーショップ
なんと、上位互換のCAT6ケーブルでも 3m以内であれば100円程度である 安!
メール便でも送料は200円くらいするので、この安さだと送料の方が高くつく。品質が気にはなるが楽天のレビューでは特に問題なさそうなので、とりあえず Libre Pensee さんで 3mの CAT6ケーブルを買ってみた。
右が購入した 3m の CAT6ケーブル
左がレビューを書いたらおまけでくれた 1m の CAT5eケーブル
早速使用してみたが普通に使える (当たり前か )
十字介在は入っていないようでケーブルが柔軟なのは良いのであるが、反面、ケーブルの被覆の径が余裕がありすぎ少しブカブカ気味である。個人的には、もう少し引き締めてスリムにした方が好みである。とは言ったものの、この価格であれば脅威のコスパである。
なお、後日、秋葉原に寄った際に、CAT6のLANケーブルをチェックしてみた。
浜田電機でミスミ製の5mのCAT6ケーブルが398円で売られていたので購入。確かに上記の楽天の2店は激安なのだが、如何せん送料が上乗せされるので、秋葉原であれば実店舗でも大差ない金額で買えるようだ。
2.LANケーブル制作セットのかしめ工具の安全対策
今回のギガ化作業で活躍したのが「LANケーブル制作セット」のかしめ工具である。
中国製の激安工具だが、趣味で使うレベルでは全く問題ない。リンク先の amazon の評価も総じて及第点以上なのだが、指摘が多いのが「グリップの内側に取り付けられた刃が危険なので自分で刃を取り外すべき」というものだ。確かにもっともな指摘なのだが、自分的にはこの刃はケーブルや芯線を切断する時に重宝するので「自分は気をつけるから大丈夫」ということでそのままにしておいた。
ところが今回の作業でやってしまった
さすがに指を挟むことはなかったのだが、グリップの下から思わず刃先の方に指が動いてしまい、刃の角で指先を切ってしまったのだ。
そこで下の写真の右側のように、ダイソーで買ったケーブルタイをハサミで切って簡易カバーを制作したのでご参考まで。
これなら指が下から当たっても傷つくことはない ・・・ 多分
「加工」と言っても、単にハサミで切ってかしめ工具のすきまに差し込むだけである。
3.キャンドゥのピックアップツール
我が家のテレビ台の中には、手を入れる隙間なく RECBOX、レコーダー、HUBなどの機器が押し込まれている。背面はケーブルを通すための小さな穴しか開いていないので、LANケーブル1本交換するにも大仕事である。
しかし今回は、以前キャンドゥで偶然見かけて、具体的用途は思いつかなかったものの取りあえず買っておいたピックアップツールが大活躍した。
レバーを強く握ると ・・・ 先から4本の爪が出てきてモノをつかむ
かなり強い力で持ち手のレバーを引く必要があるが、その分、モノをつかむ力は強力である。今回、ケーブルの先端をつかんで穴を通すのに使用したが、少々引っ張っても外れることはなかった。
100均商品なので作りは雑であるが、ちゃんとした製品(1,000~2,000円はする)と出来ることに大差はないように思える。
店頭で見つけたら、即ゲットをお勧めする。
では。
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