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2013年6月の記事

2013年6月22日 (土)

宅内LANギガ化計画 ~ こぼれ話

今回は、前回の記事「宅内LANギガ化計画」に関連した、ちょっとした小ネタを紹介する。

 
1.LANケーブル激安店

今回、HUBをギガ化したことに伴い、家中で使用していたLANケーブルの見直しを行った。
ギガの場合はLANケーブルの8芯とも利用するので、4芯のケーブルは不可である。我が家で使用していた、市販の100M対応を謳ったCAT5ケーブルのうち特にスリムなものは4芯であったため、今回新たにLANケーブルを調達することにした。

なお8芯であっても芯線の品質が低くギガで使えないケーブルがあるので注意。私が試した中では「LANケーブル制作セット」に付属していた5mのケーブルがそうであった。テスタでの検査では確かに8芯とも導通しているのだが何故かギガではなくメガでリンクしてしまう。5m程度でギガリンクしないケーブルを作るほうが難しい気がするのだが ・・・ sign02

webで探してみると、嘘みたいに安い値段で売っているショップを発見。通販の場合は送料がバカにならないので、メール便が使えるところに絞ると、例えば以下の2店がそうである。

【楽天市場】Libre Pensee
【楽天市場】マミーショップ

なんと、上位互換のCAT6ケーブルでも 3m以内であれば100円程度である 安! lovely
メール便でも送料は200円くらいするので、この安さだと送料の方が高くつく。品質が気にはなるが楽天のレビューでは特に問題なさそうなので、とりあえず Libre Pensee さんで 3mの CAT6ケーブルを買ってみた。

 数日で到着
 Lan001

 右が購入した 3m の CAT6ケーブル
 左がレビューを書いたらおまけでくれた
1m の CAT5eケーブル
 Lan002

 CAT-6Eの文字が・・・6Eって本当?
 Lan003

 ケーブル径は約6mm、コネクタも普通
 Lan004

早速使用してみたが普通に使える (当たり前か coldsweats01
十字介在は入っていないようでケーブルが柔軟なのは良いのであるが、反面、ケーブルの被覆の径が余裕がありすぎ少しブカブカ気味である。個人的には、もう少し引き締めてスリムにした方が好みである。とは言ったものの、この価格であれば脅威のコスパである。

なお、後日、秋葉原に寄った際に、CAT6のLANケーブルをチェックしてみた。
浜田電機でミスミ製の5mのCAT6ケーブルが398円で売られていたので購入。確かに上記の楽天の2店は激安なのだが、如何せん送料が上乗せされるので、秋葉原であれば実店舗でも大差ない金額で買えるようだ。

 
2.LANケーブル制作セットのかしめ工具の安全対策

今回のギガ化作業で活躍したのが「LANケーブル制作セット」のかしめ工具である。
中国製の激安工具だが、趣味で使うレベルでは全く問題ない。リンク先の amazon の評価も総じて及第点以上なのだが、指摘が多いのが「グリップの内側に取り付けられた刃が危険なので自分で刃を取り外すべき」というものだ。確かにもっともな指摘なのだが、自分的にはこの刃はケーブルや芯線を切断する時に重宝するので「自分は気をつけるから大丈夫」ということでそのままにしておいた。
ところが今回の作業でやってしまった hospital weep
さすがに指を挟むことはなかったのだが、グリップの下から思わず刃先の方に指が動いてしまい、刃の角で指先を切ってしまったのだ。
そこで下の写真の右側のように、ダイソーで買ったケーブルタイをハサミで切って簡易カバーを制作したのでご参考まで。
これなら指が下から当たっても傷つくことはない ・・・ 多分 coldsweats01

 「危険」な刃と自作カバー
 Lan005

「加工」と言っても、単にハサミで切ってかしめ工具のすきまに差し込むだけである。

 簡易カバー取り付け後
 Lan006 Lan007

 
3.キャンドゥのピックアップツール

我が家のテレビ台の中には、手を入れる隙間なく RECBOX、レコーダー、HUBなどの機器が押し込まれている。背面はケーブルを通すための小さな穴しか開いていないので、LANケーブル1本交換するにも大仕事である。
しかし今回は、以前キャンドゥで偶然見かけて、具体的用途は思いつかなかったものの取りあえず買っておいたピックアップツールが大活躍した。

 長さは約60cm
 Lan008

 レバーを強く握ると ・・・ 先から4本の爪が出てきてモノをつかむ
 
Lan009 Lan010

かなり強い力で持ち手のレバーを引く必要があるが、その分、モノをつかむ力は強力である。今回、ケーブルの先端をつかんで穴を通すのに使用したが、少々引っ張っても外れることはなかった。
100均商品なので作りは雑であるが、ちゃんとした製品(1,000~2,000円はする)と出来ることに大差はないように思える。
店頭で見つけたら、即ゲットをお勧めする。

では。

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2013年6月 1日 (土)

宅内LANギガ化計画 ~ その2 実行編

3ヶ月半前の記事「宅内LANギガ化計画 ~ その1 事前検証編」で

とりあえずギガ化への問題点は解消したので、あとは実行に移すのみだ。

と書いたが、先日、やっと宅内LANのギガ化を完了した。
その記事で書いた通り、「ギガ化に大きな障壁なし」との確信は得たものの、現時点で我が家でのギガ化のニーズはそれほど大きくなく、なかなか実行に踏み切れなかったのであるが、PCデポの広告で アイオーデータのギガHUB ETG-ESH5 が 980円で載っており思わず購入したことから、ついに重い腰を上げてしまった。(ちなみに、ETG-ESH5は部屋のHUBの置換用で、センターHUBには既に購入済みのコレガの8ポートのギガHUB CG-SW08GTX2W を使用)

 購入したアイオーデータのギガHUB ETG-ESH5
 Giga_001

ちなみに我が家では、宅内LANはパナソニック電工のマルチメディアポートで構築しており、マルチメディアポート内のセンターHUBから各部屋へ配線している。

 マルチメディアポートの中
 
Giga_002

今回のギガ化の手順は以下となる。

  1. 各部屋に繋がっているLANケーブルを成端する(RJ-45コネクタを付ける)
  2. 既存の100BASEのHUBとLAN端子台をマルチメディアポートから取り外す
  3. 2で空いたスペースに新しいセンターHUBを設置する
  4. 各部屋のHUBやLANケーブルを1000BASE対応に交換する

それでは、1から行ってみよう。

1.各部屋に繋がっているLANケーブルを成端する(RJ-45コネクタを付ける)

上の写真のように、各部屋に繋がっている青いLANケーブルは、マルチメディアポート内で芯線にバラされて一旦LAN端子台に接続され、そこから短いグレーのLANケーブルでセンターHUBに接続されている。この構造は、ノイズを増やすだけで何のメリットもないので、LANケーブルを成端して直接センターHUBに挿すこととする。

まず成端作業に入る前に、作業方法を復習する。
私の場合はいつも LAN工事ドットコムさんのサイトを参考にさせてもらっている。このサイトにも記載されているように、LANケーブルのコネクタ接続方法には、A配線とB配線の2種類があり、既存のケーブルがどちらで配線されているのかを認識する必要がある。(自分でケーブルの両端を成端するのであれば、A・Bどちらかに統一すればよいだけの話であるが、今回は一方(部屋側)が加工済みのため、もう一方もそれに合わせる必要がある。)

 A配線とB配線 ~ LAN工事ドットコムさんのサイトより転載
 
Giga_004

LAN端子台には下の写真のように番号が振ってあり、これが芯線の番号と思われる。現在の接続を確認してみると、まさにA配線であった。

 LAN端子台の拡大写真 ~ 番号の下の穴に芯線を挿す
 
Giga_005

事前検証編」に書いた通り、今回は、激安工具 LANケーブル制作セットを使って、サンワサプライ のRJ-45コネクタ ADT-RJ45-10S を取り付ける。また、成端後のチェックは、LANケーブル制作セットに付属のテスタを使用した。

ケーブルテスタ
Giga_006_2

このケーブルテスタは、親機(左側)と子機(右側)に、それぞれLANケーブルの両端を挿してテストを行う。スイッチを入れると、親機側の芯線の番号に対応してLEDが1から順に点灯し、それに同期して、導通している子機側の芯線の番号のLEDが点灯する仕組みである。
すなわち、子機側のLEDが、1から8まで番号順に全て点灯すれば、正しくストレート配線されていることになる。

上の「マルチメディアポートの中」の写真で判るとおり、各部屋に繋がっている青いLANケーブルの長さに余裕がなく成端の失敗が許されないため、慎重を期して、長さに余裕のある線から順に成端作業を行った。

作業場所が天井付近の高さであることと、照明が電球色のダウンライトなので芯線の色が判別しにくいということから、思ったよりも作業は難航したが、何とか1本目をA配線で成端し、早速テスタでチェックしてみた。ところが ・・・

なんと、無情にも、子機のLEDが番号順に点灯しない。

何回見ても、3→6→1→4→5→2→7→8 の順で点灯している。ガ~~ン sign03 coldsweats02

一瞬、目の前が真っ暗になったが、冷静になって「A配線とB配線」の図を見てみると、どうもクロス配線(両端をA、Bそれぞれで配線)になってしまったようだ。最近のHUBは、ストレートとクロスを自動認識する Auto MDI/MDI-X機能を持っているので、とりあえずクロス配線であれば実際上の支障はないので一安心 coldsweats01
クロスになった原因は不明だが、既設ケーブルの反対側(部屋側)の接続がB配線であったとしか思えない。ということで、2本目の成端作業はB配線で行った。

さて、今度こそ大丈夫と確信してチェック。その結果は ・・・

またしても、3→6→1→4→5→2→7→8 の順で点灯  sign02  sad

またしてもクロス配線である。
完全に頭が混乱してしまったが、これ以上考えても仕方がないので、3本目から再度A配線でチャレンジした結果、3本目、4本目は無事ストレートで繋がった。
そして、最後の5本目。最も長さに余裕がないので慎重に成端したつもりであったが、結果は ・・・

1→2→3→4→→6→→8 の順で点灯。 再度、ガ~~ン sign03 coldsweats02

どういうわけか、5と7が入れ替わっている。
これはクロスでも何でもない単なる不良ケーブルなので、このままでは通信不可である。成端をやり直すことも考えたが、この長さではそもそもHUBに届きそうにない。
結局、5と7の芯線を入れ替えた短いLANケーブルを自作し、それを延長コネクタを使って接続することにした。

幸いにも工具箱を漁ってみると、遥か昔に買った エレコムの延長コネクタ LD-RJ45JJ5Y2 を発見したので早速活用した。

 自作ケーブルと延長コネクタ ~ 値札は今は亡き「さくらや」 cherryblossom
 
Giga_0072 Giga_007

これで1の工程(成端作業)が終了である。

 成端した結果(この写真は、2の作業の「分配器の移動」まで実施後)
 
Giga_0032

2.既存の100BESEのHUBとLAN端子台をマルチメディアポートから取り外す

この作業は、既存のHUBやLAN端子台を留めているネジを外すだけなので、作業自体は簡単である。
ただ、作業前に寸法を測ってみたところ、取り外した位置に新しいセンターHUBを取り付けるには少し窮屈のようである。そこで、先にTV線の分配器を左に移動させた。TV線(アンテナ線)がかなり固いので移動は2cm程度がやっとだった。
また、もう1つの注意点(実は、こちらの方が重要)として、既存のマルティメディアポート純正のHUBは100Vの電源コード直付けであるため、先にブレーカーを落として電源コードを取り外す必要がある。この作業自体は難しくないのだが、多分、電気工事士の資格が必要なので、資格をとってからやりましょう。coldsweats01

これで、2の工程(既存機器の取り外し)が終了である。

 既存機器の取り外し後
 
Giga_008

3.2で空いたスペースにギガHUBを設置する

新しいセンターHUB CG-SW08GTX2W を設置。
これも、マルティメディアポートの基板に木ネジを取り付け、その頭をHUBの裏面の穴に引っ掛けるだけであるが、基板にピッタリと付けて固定するとHUBのLEDが見難くなるため、数cm浮かせた形で取り付けた。

 新しいHUBを設置後
 
Giga_009

 Giga_010

4.各部屋のHUBやLANケーブルを1000BASE対応に交換する

最後に、各部屋にあった100BASE対応のHUBとケーブルを、それぞれ、ギガHUB ETG-ESH5 と Cat5EまたはCat6のケーブルに交換して全作業が終了である。
 

我が家の現在の機器構成ではギガ環境を活かせる組合せは少ないので、交換後に劇的に快適になったという実感はないのだが coldsweats01 、アイオーデータのTV録画用NAS RECBOX に格納したコンテンツを、同じくアイオーのメディアプレーヤー AV-LS500LE で再生する際に、以前は時々乱れたり一時停止していたのだが、その頻度がかなり下がったような気がする。AV-LS500LEは 100BASEしか対応していないので、理論的にはありえない気がするのだが ・・・

では。

【2013年6月22日】
今回のギガ化作業に関連した子ネタをアップしたので、興味のある方はどうぞ(→ココ

【2016年5月7日追記】
ついに、光を導入し、インターネットもギガ対応になった。
興味のある方は以下へ。
春のネットワーク切替祭(笑) ~ NURO光に変更(契約編)(開通編)

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