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2013年5月18日 (土)

オーニングを修理した

我が家の南向きの掃き出し窓にはオーニングを設置してある。
これは、家を建てた10年前に嫁さんがどこかの通販で購入したものである。いわゆる突っ張り式というタイプで、2階のベランダの下面と地面の間を突っ張る形で2本の柱を立て、その間にロールカーテンを設置するシンプルな構造である。カーテンの巻上げは片側に設置されたハンドルを使って手動で行う。

ディノスのサイトに同じ構造の商品があったので、参考までに写真と構造図を転載させていただく。

 ディノスのサイトより(突っ張り日よけオーニング
 Awning_00 Awning_00_1

当時、どこからいくらで購入したかは全く記憶はないが、上記のディノスの商品で2万円弱、他のサイトでは1万円くらいのものもあるようだ。設置も自分でできるので(ただし大人2人が必要)、商品代以外のコストがかからないのも Good で、夏の直射日光による暑さ対策としては、結構お勧めの商品である。

さて、我が家でも約10年間、全くメンテナンスせずに使ってきた。時々は突っ張りの緩みをチェックしたがこれまで締め直した記憶はない。布地は決して分厚いテント地のようなものではないが、10年間経った今でも、破れたり激しく色褪せたりはしていないのは大したものである。
ところが、先日、嫁さんから「オーニングがほころんできてるよ」との指摘があり、じっくりと見てみると結構大変なことになっていた ・・・・・

このタイプのオーニングでは、軒先部分(下の写真の①②)と巻き上げ部分(③)で、水平方向の金属棒を布地が巻く形で、金属棒に沿って布地を縫製している。
それが、長年の強風にさらされることによって、写真の①~③の3個所が端からほころんできており、特に①は端から60cmくらいの長さで縫製がかなりほつれてしまっている状態だ。我が家では風は写真の奥側から手前側に流れているので、奥側の端からほころびが進んできたようだ。また、風で布地が手前側(②の側)に押されることによって、手前側の部分で布が無理に折り重なることによって②でもほころび始めていた。

 オーニングの要修理個所
 Awning_01

と言うことで、早速修理である
この手の修理はやったことがないが、針と糸で愚直に縫っていく以外方法はなさそうだ。必要な糸の強度も判らないので、とりあえず我が家にあった糸の中で最も丈夫そうなポリエステルの糸を使って縫ってみた。

その成果が以下の通り。

 ①の部分(下から見上げて撮影)
 Awning_02

 ②の部分(同上)
 Awning_03

 ③の部分(同上)
 Awning_04

まあ、男の手縫いなので、縫い目も粗くバラバラであるが、遠目には判らないので良しとしよう。

さらに、風で押されて布地が手前側(②の側)にズレないないよう水平方向に固定する方法を考えてみた。
最初は、服で使うフックのような金具を布地に縫い付けて、そのフックとオーニングの金具を針金で結ぼうと考えたが、布地にフックを2~3点で縫い付けるのでは強度不足でそこから破けていかないか不安になった。結局、長さ25cmのロックタイに穴を10個以上空けて①の部分の布地に縫い付け、ロックタイの頭の部分をオーニングの金具に針金で固定することにした。

 穴を空けたロックタイ
 Awning_05

 縫い付けたところ(上面から見たところ)
 Awning_06

 同上(下面から見たところ)
 
Awning_07

 ロックタイの頭を針金で金具に固定
 Awning_08

とりあえず、半日以上格闘して全作業が終了である。
願わくば、これであと5年くらいは頑張って欲しいのだが ・・・・・

では。

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