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2013年1月 6日 (日)

RECBOXのハードディスクを換装した(その1)

前回の記事「アイ・オー・データのUSB3.0外付けハードディスクを購入した」で予告したように、RECBOX(機種はHVL-AV500(SP))のハードディスクを換装したので報告する。
なお、ハードディスクを換装した場合は、一般にメーカー保証を受けられなくなるので注意。私も購入後1年以上過ぎてから実施した。

さて、作業を始めるにあたって、「RECBOX 換装」などのキーワードでググって情報を集めてみたところ、以下のことが判った。

  1. ハードディスクの複製は EASEUS Disk Copyというソフト や クローンハードディスク作成専用器(例えばマーシャルの製品)を使って行い、その後、Linux系の GPartedというソフトでパーティションの拡張を行うのが定番のようだ。
    EASEUS Disk Copyについては、私も過去に記事「システムドライブのハードディスクを交換した」で紹介した。そこで、紹介したパーティション操作ソフト Partition Wizard は今回対象の xfs というファイルシステムには対応していない
    【2017年3月26日追記】
    EASEUS Disk Copyについては以下を参照。

    http://jp.easeus.com/disk-copy/home-edition/
    ただし、このページの比較表にあるように、EASEUS Todo Backup が EASEUS Disk Copy の機能を包含しているため、インストールするのであれば前者の方が良いと思われる。ちなみに私も前者で 定期的にシステムバックアップをとっている。
      
  2. パーティションの拡張後は、必ず「RECBOXの初期化作業」が必要であるが、それを行うと、そのRECBOXで格納した番組は(オリジナルを含む他のハードディスクに格納したものも含め)全て視聴できなくなる。(実は、初期化をしなくても、他のハードディスクの内容は視聴できなくなるようだ。今回、私が経験した事象も記事中に記した。)

2番目の点は私にとって予想外であった。
私の場合、ムーブ先となる機器は持っていないので、RECBOXの中に録っていた番組は諦めることにした。

今回、換装方法についてググった中で、特に参考になったのが以下である。

私の今回の最大の目的は、換装自体よりも、オリジナルハードディスクが逝かれた場合に備えてハードディスク内のシステム部分やパーティション情報のバックアップをとっておきたいということにあった。(バックアップから復元したものが動作するかを確認するために結局換装もしたのであるが ・・・ coldsweats01
この目的から考えて今回は上記の「RECBOXのバックアップとディスク換装①~④」に記載されていた方法にトライしてみた。
やり方はそこで紹介されていた通りであるが、自分の備忘録も兼ねて、私が行った全手順を掲載する。

手順は大きく以下に分けられる。

1.オリジナルハードディスクの取り外し

2.オリジナルハードディスクのイメージ取り出し

3.イメージをコピー先ハードディスクへ復元

4.コピー先ハードディスクの領域拡張

5.RECBOXに装着して初期化

まず事前準備として、手順2~4で使用するソフト(iso形式)を以下の場所からダウンロードし、CD-R や CD-RWに焼いて起動ディスク(live CD)を作成しておく。
どちらも、フリーソフト(GPL)である。

 
それでは 1.から行ってみよう。

1.オリジナルハードディスクの取り外し

裏返して3個所のネジをはずす。(写真下側がフロント面)

Recbox001

表向きにして、黒いプラスチックケースをはずす。
フロント下側にツメがあるので、後方を少し持ち上げて手前にずらす感じで。

3個所のネジを外して、ハードディスクを下の台座ごと取り外す
その際、まず台座を手前に引いて、ハードディスに挿さっているコネクタを外してから上に持ち上げる。

Recbox002

Recbox003

Recbox004

台座の裏側にある4本のネジを外してハードディスクを取り外す。
私の HVL-AV500(SP) では、ハードディスクは 7200rpm の 日立 HDS721050CLA362 であった。
ハードディスクのパーティション構成は以下のようになっていた。
(「4.コピー先ハードディスクの領域拡張」で使う  GParted での確認内容であり、操作方法などは後述する。)

Recbox304

  • sda1 から sda6 までの構成で、sda1 がシステム、sda2 と sda5 は謎の領域(sign02)、sda6 に録画データが格納されている。
    なお、3文字目の記号はハードディスクの接続状態に依存して変化するので 'a'とは限らない。
  • 最後の 104MBの未割り当て領域は無視してよい
  • 私は 30%くらい使用済みだったので 139GB使用済みとなっている。

なお、RECBOXの場合、必ず sd○6 までの構成なので、この確認はする必要はない。
 

2.オリジナルハードディスクのイメージ取り出し

間違えて関係のないハードディスクを破壊しないように、作業に必要なハードディスクのみを接続し、他は外す。
今回、必要なのは以下の3つ。括弧内は私の場合の具体的な機種名。

  1. RECBOXのオリジナルハードディスク(日立 HDS721050CLA362 500GB)
  2. コピー先のハードディスク(Seagate ST31500341AS 1.5TB)
  3. イメージを格納するハードディスク(Samsung HD204UI 2TB)

【2013年5月2日追記】
後で考えたらこの時点では 上記の2は接続不要でした
 coldsweats02

まず、Clonezilla の live CD から起動する。
以下、「上下カーソルキーで選択とEnterキーでの実行」を繰り返す。
私が選択した選択肢を黄色い矢印で記したが、写真で示した以外にも、Enter や 'y' の入力が求められることがあるので適宜入力する。

最初の画面。「Clonezilla live」を選択
Recbox100

システム起動中
RECBOX-101

言語を選択
RECBOX-102

キーマップを指定する。
「キーマップをいじらない」でも良い気がするが、私は「アーキテクチャリストからキーマップを選択」→「qwerty」→「Japanese」→「Standard」を選択した。
Recbox103

「Clonezilla を開始します」を選択
Recbox104

イメージファイルをローカル接続のハードディスクへ格納するので
「ディスク/パーティション⇔イメージ」、「ローカルディスク」を選択
Recbox105
Recbox106

イメージファイルを格納するハードディスクとディレクトリを選択
私の場合は「HD204UI」のルート(最上位ディレクトリ)を指定
Recbox107
Recbox108

モードを選択。私は当然「初心者モード」 coldsweats01
Recbox109

「ローカルディスクをイメージに保存」を選択
Recbox110

イメージファイルが格納されるフォルダ名を適当に入力
Recbox111

コピー元のハードディスクを選択。私の場合 sda = 「日立 HDS721050CLA362」
Recbox112

元ファイルシステムのチェック/修復をするかの選択。私は「スキップ」を選択
Recbox113

イメージが復元可能かのチェックを行うかを選択
後で記すように、どうせ途中で Abort するので、どちらでも良い。
Recbox114

/dev/sd○1 から /dev/sd○6 まで順にイメージ作成が行われる。
下の写真は 最初の区画の sda1。最後の sda6以外はどれも所要時間は30秒くらい。
Recbox116

最後の sda6 は約21時間かかるとの表示
Recbox117 

少し経ったところで(私の場合は余裕をみて1分)Ctrl-C で強制終了
Recbox118

あとは、指示に従って Enter などを入力して shutdown する。

この結果、指定したハードディスク(私の場合 Samsung HD204UI)のルートに、指定した名称のフォルダが作成され、中にイメージファイル群が格納された。(私の場合で合計サイズは 約1GB)

その2へ続く ・・・

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コメント

初めまして、このブログを参考して、HVL-AV1.0 1TBを2TBへ換装しました。

しかし

GPartedを使っての領域拡張で、なぜかsd○4が ”操作の適用中にエラーが発生しました”が出て拡張が出来ず。色々検索して試行錯誤の末、結論から言うと、sd○5 が有ると領域拡張が出来ないのでまず、sd○5 を削除して領域拡張 EASEUS Disk Copyを立ち上げて、sd○5 だけsd○4 の未割り当ての下に、パーテェーションをコピーしたら、sd○4がsd○5と同じ大きさになってしまいますので

GPartedを立ち上げて、このブログに書かれている様に領域拡張した後 sd○6 のパーテェーションを作成してRECBOXにHDDを装着、一連の操作で初期化で、見事2TBへ換装完了!!


領域拡張で、なぜ”操作の適用中にエラーが発生しました”が出るのか、上記方法でエラーが出ないのかは、素人なので私には分かりません。

KNOPPIXで、パーテェーション構成を見て、最終的に同じ構成になればと、思いついた方法です。
検索かけても sd○4 の拡張でエラーが出た事例がみつからなかったので、同じ様につまずいてる方の参考になればと。

投稿: いっけいさん | 2013年7月15日 (月) 16時55分

いっけいさん

Toshiです。

コメントいあただき、ありがとうございます。

> 領域拡張で、なぜ”操作の適用中にエラーが発生しました”が出るのか、上記方法でエラーが出ないのかは、素人なので私には分かりません。

申し訳ありませんが、私も素人なのでわかりません。coldsweats01

でも、理由は不明でも、RECBOXのHDD換装などグレーな世界では、色々と試行錯誤された体験談は本当に参考になります。

ちなみに、いっけいさん が最終的に実施した(うまく行った)手順で
・sd○5 を削除
・EASEUS Disk Copyを立ち上げて、sd○5をコピー
のあたりがよく判らなかったのですが、もしこのコメントを見られたら、ご教授いただけませんか?

投稿: Toshi | 2013年7月20日 (土) 18時28分

お世話になっております。EaseUS SoftwareのTeiと申します。

御サイト上で弊社の製品をご紹介頂きありがとうございました。
ちょっとお願いしたいことがございますが、記事中にEaseUS Disk Copyを日本語公式ページをご挿入頂けませんでしょうか。

http://jp.easeus.com/disk-copy/home-edition/

お手数をお掛けまして、すみません。
どうぞよろしくお願い致します。

投稿: Tei | 2017年3月21日 (火) 15時32分

EaseUS SoftwareのTeiさん

Toshiです。

リンクを追加しました。
本文にも記載しましたが、御社の EASEUS Todo Backup Free をいつも使わせてもらっています。
ありがとうございます。

投稿: Toshi | 2017年3月26日 (日) 17時14分

Toshi 様

いつもお世話になっております。
EaseUS SoftwareのTeiでございます。

ご対応ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

投稿: Tei | 2017年4月 5日 (水) 14時34分

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