RECBOXのハードディスクを換装した(その3)
前回の記事「RECBOXのハードディスクを換装した(その2)」の続きである。
前回、換装用ハードディスクの作成まで終ったので、次は、最後の手順である、RECBOXへの装着以降の作業である。
5.RECBOXに装着して初期化
新たに作成したハードディスクを RECBOXに装着してみる。
装着方法は、(その1)に記した「取り外し」の逆なので割愛する。
電源ON実行
ビープ音が鳴って、ステータスランプが赤に点灯。お約束どおりエラーとなった。
MagicFinderで設定状況を確認してみると・・・
セキュリティ設定はおかしい状況(正常であれば、右側に接続機器のMACアドレスが一覧表示され、その下も「接続を許可」が選択されている)が、ここで設定変更はできないので、このままでOK
この状況では、チェックディスクもフォーマットもエラーとなるので、システム初期化を実施する。(「内蔵HDDの完全消去を行う」はチェックせず)
約5分で終了。
名前などの設定も初期化されているので再度設定する必要があるが、容量は無事1.5TBに拡張されディスク状況も正常となった。
もちろん、番組のムーブや視聴なども正常に動作した。
これで換装は全て完了である。
ところで、オリジナルハードディスクはどうなったか?
再度RECBOXに装着してみると、電源ONではエラーなく起動し、ディスク状況は以前のまま(30%くらい使用中)だが、「コンテンツ操作」でコンテンツが表示されない
ここで、ダメもとでチェックディスクを実施してみると、何とコンテンツが復活した
やった~ と思ったが、実はぬか喜びであった
コンテンツ一覧は復活し、REGZA や LinkPlayerからも 一覧表示はできるが、視聴しようとすると「再生できない」旨のエラーとなる。要は完全にゴミになってしまったようだ。
ただし、コンテンツ一覧から当該番組は削除することが出来るし、新たにムーブしてきた番組は正常に動作する。
実は、ここでオリジナルハードディスクでチェックディスクを行ったため、再度、コピーしたハードディスクに戻しても、そこに記録していたコンテンツは表示されなくなっている。
ここでチェックディスクを行うとコンテンツ一覧は表示されるが視聴は出来ない。また、チェックディスクしたために、今度はオリジナルハードディスクの内容が視れなくなっている ・・・
以下、繰り返し
ということで、(一部想像も含むが)オリジナルにせよコピーにせよ、ハードディスクの記録内容に対して何らかの修正操作(システム初期化は言うに及ばず、チェックディスクや内容の改廃など)を行うと、(多分、暗号化キーが変わって)他のハードディスクの内容も視聴できなくなるということのようだ。
では。
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