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2013年1月 2日 (水)

アイ・オー・データのUSB3.0外付けハードディスクを購入した

以前の記事「REGZAで録画した番組を他の部屋で見たい ~購入編~」で、DHCP-IP対応のNAS(ネットワーク対応ハードディスク)のHVL-AV500(SP) (通称 RECBOX)の話を書いたが、そこで

ネット上には大容量ディスクへの換装事例(例えば「RECBOX「HVL-AV500(SP)」を換装しよう!」など)も多数あるので、私も必要になれば挑戦してみようと思う。」

と書いた。

実際に使ってみると、使用頻度は高いのだが、REGZAで録画したものを2階のテレビで見るという用途が主で長期保存はしないので、大容量にするニーズはないことがわかった。
しかし、中のハードディスクが逝かれた場合、メーカー(アイオーデータ)に修理に出すしか手がなく、それなりの修理代がかかることが予想されるので、1年間の保証期間を過ぎた、この正月休みの間に、バックアップを兼ねてハードディスクの換装に挑戦してみようと思い立った。

まずは、ハードディスクの調達であるが、現在のアキバ価格は2TBのWESTERN DIGITAL の WD20EZRX や SEAGATE の ST2000DM001 が 7千円前後である。
初売りにでもアキバに行ってみるかと思っていたところ、元旦の新聞の折込広告で気になるものが ・・・

  • ヤマダ電機 ・・・ 1月2日先着10名 バッファロー USB3.0外付ハードディスク HD-LB2.0TU3J 6,980円
  • ノジマ ・・・ 台数限定 アイ・オー・データ USB3.0外付ハードディスク HDCA-UT2.0KB 7,980円

バッファローやアイオーの外付けは、同じ型番でも、中のハードディスクのメーカーや型番は統一されておらず、また、どちらも2011年発売のものなので少し古い(性能の低い)ハードディスクが使用されているものと思われるが、気になったのは 「USB3.0」という文字である。
記事「地デジチューナー KTV-FSUSB2 録画失敗の顛末記」でも書いたが、1年前にUSB3.0拡張用の内蔵ボードを買ったもののUSB3.0対応機器はなく、ずっと試してみたいと思っていた。
価格がこなれてきたUSB3.0対応のハードディスクケースを買うという選択肢もあるが、安いものでも2千円はするので、一式 7,980円というのは悪くない。
また、ネットで調べて見ると、アイオーのケースの方がバッファローより分解しやすい上に、3TBのハードディスクに換装しても動作するようだ。(3TBの件は30分程度調べただけなので確証はなし。)

そうと判ったら、2日が初売りのヤマダを待たずに、とりあえず(この言葉を口にした時点で既に買う気になっている ・・・ )元旦から営業しているノジマ小平店へ行ってみた。
入口から入って1階のフロアをざっと見たが、ワゴンで LaCieの2TBの外付けが 1万2千円台で売られている以外は、それらしきものは見当たらない。もしや、売切れたかと思って周りを見渡すとパソコンの売場は2階のようだ。

早速2階へ行ってみると ・・・・・ あった~
特に派手なポップが飾れているわけでもなく、通常の棚に 7,980円という値札が貼られていた。驚いたことに、バッファローの HD-LB2.0TU3J も 同額であった。
思わずアイオーの方を手に取ったのは言うまでもない。

また、同じ「周辺機器」の棚を見てみると、コレガの8ポートのギガHUB CG-SW08GTX2W が1,980円で1台のみ在庫あり。金属筐体で電源内蔵と、これも掘出物だ。
現時点でギガHUBの必要性はないのだが ()  気がついたときには一緒にレジに持っていっていた。
それにしても、これまでPC周辺機器を家電量販店で買うことなど考えたことがなかったが、今回の件でノジマは少し見直してしまった.。

と言うことで、2013年初の散財は以下の通り。

 HDCA-UT2.0KB
 Hdcaut20kb_01 Hdcaut20kb_02

 CG-SW08GTX2W
 Cgsw08gtx2w_01

帰って早速、HDCA-UT2.0KB のハードディスクを CrystalDiskInfo で調査してみた。

 CrystalDiskInfo の結果
 St2000dl001_01

中は、ST2000DL001-9VT156 という Seagate のハードディスク。
SATA2対応、5900rpm というのは 最新の ST2000DM001 と比べるとイマイチだが、私の環境や用途では 大した差はないと思われる。
ただし、ST2000DM001 と同様に ST2000DL001 も AFT(アドバンスト・フォーマット・テクノロジー)使用のハードディスクなので、私のように、まだ XP を使用している場合は、そのままではハードディスクの本来のパフォーマンスが出せないので注意する必要がある。
 ⇒ AFTの説明は ココ、XPでの利用については ココ が参考になる。

以下が、今回購入した HDCA-UT2.0KB を ベンチマークソフト CrystalDiskMark で計測した結果である。いずれも、空の状態で、XP SP3で計測したもので、CPUは PEN4 3GHz。
左が USB2.0、右が USB3.0 で接続した結果である。

 購入状態(既にNTFSでフォーマットされていた)
 St2000dl001_usb2 St2000dl001_usb3

 XPで拡張パーティションを再作成後、論理ドライブを作成
 St2000dl001_usb2_extended St2000dl001_usb3_extended

 Vistaでプライマリパーティションを再作成
 St2000dl001_usb2_vist_primary St2000dl001_usb3_vist_primary

アイオーのホームページや製品の説明書には記載されていないが、見ての通り、XPで使用する場合は、Vistや7でフォーマットし直すか、拡張パーティションに変えて論理ドライブにしないと、ランダム書込みのパフォーマンスが本来の半分以下になってしまう。

さて、ハードディスクを購入したそもそもの目的である「HVL-AV500(SP) のハードディスクの換装」であるが ・・・・・
Seagateの「保証の確認」というページで、中のハードディスクの保証期間を調べると予想通り「OEM製品につき保証なし」とでた(下の画面ハードコピーの赤枠)ので、アイオーの1年間の保証期間中は分解しないことにした。そのため、これをメインPCのバックアップ用とし、これまで4年間バックアップに使用してきた Seagate の ST31500341AS(1.5TB)を HVL-AV500(SP) の換装用に使用することにした。

 保証の確認結果
 Seagate_warranty_01

 

なお、7,980円の外付けハードディスクであるが、ノジマ小平店では、私が行った元旦の昼過ぎ時点で、棚には HDCA-UT2.0KB と CG-SW08GTX2W が各2台ずつあった。(内1台を私が購入。他に在庫があるかは不明。)
値札によると今週までの価格らしいので、興味のある人は確認してみてください。

では。

【2013年1月6日追記】
HVL-AV500(SP) のハードディスクの換装については、「RECBOXのハードディスクを換装した(その1)~(その3)」 を参照

【2014年8月16日追記】
HDCA-UT2.0KB のハードディスクを換装した。興味のある方はこちらの記事へ。

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