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2012年8月18日 (土)

ドライボックスを買ってみた

3年半前に書いた記事「ビデオテープのデジタル化(その1)」「ビデオテープのデジタル化(その2)」で、昔のビデオテープをデジタル化した話を書いた。

これで、テープの劣化や再生機器の消滅という問題については一段落なのだが、オリジナルテープやビデオカメラがただ劣化していくのを何もしないでいるのは少し悲しい。
我が家の場合、これらを2階のウォークインクローゼットの中の棚にそのまま置いて保管している。まあまあ通気はある場所なのと、東京は日本の中では比較的低湿度の地域なので、幸いにもこれまで10年近くカビなどは発生していないが、空調があるわけでもなく、決して保管環境としてよいわけではない。

そこで少しでも延命を考え、(本当は何万円もする電気式の専用の防湿庫が欲しいところではあるが大きくレベルを下げて ) ドライボックスを購入してみた。
ドライボックスといっても、要は大きなタッパーウェアみたいなもので、密閉容器の中に乾燥剤を入れて低湿度を保つシンプルな仕組みである。ハクバや東洋リビングなどが製造しているが、今回は価格が最もリーズナブルで amazonでの評価もまずまずの ナカバヤシの 「キャパティ ドライボックス 27L グレー DB-27L-N」を amazonでポチった。(8/6時点 2,136円)

また、合わせて以下のものを購入した。

1.中敷きクッション材

キャパティドライボックスは単なるプラスチックの容器なので、収納品同士や内壁が直接接触しないようにダイソーで購入。大きいので適当に切って使用した。

 ダイソーの梱包カバーシート
 Drybox_04

2.乾燥剤

キャパティドライボックスには小さい乾燥剤が1つしか付属していないので、ダイソーで「革製品・カメラ保存用 湿気取り」と書かれた乾燥剤を購入。15g × 5シート入り。
シートの中には B型シリカゲルの粒が入っており、電子レンジや天日干しで再生可能である。(お菓子の乾燥剤としておなじみのシリカゲルにはA型とB型の2種類あり、B型は調湿作用があるのが特徴のようだ → 参考) 記載はないが、付属の乾燥剤についても同様にB型と思われる。
また、吸湿すると青色からピンク色に変わるインジケータの粒も少量混入されており、取替え時期がわかるようになっている。

 ダイソーの防湿剤 ~ 裏面には「B型シリカゲル」の文字が
 Drybox_01 Drybox_02

3.カビ防止剤

乾燥剤だけでは少し心許ないので、念のため、カビ防止剤も購入。
フジカラーの製品は 5g × 5袋入りで 180円@ビックカメラと激安な上に1年間有効。思わず4年分買ってしまった。

 フジカラー カビ防止剤
 Drybox_03

4.収納棚

今回購入したドライボックスは、高さが内寸で 235mmもあるので、高さを有効活用するためには棚が必要である。そこで買ったのがコレで、サイズ的にもピッタリであった。

 ダイソーのキッチン用のプラスチック棚(カラーキッチンラックビッグ)
 Drybox_05 Drybox_06

用意が整ったところで、早速、収納開始。

まずはクッション剤を敷いて、カメラを収納。
Drybox_07 Drybox_08

その上に棚を置いて、テープ類を設置。
Drybox_09 Drybox_10

最後にフタをして完成。

乾燥剤は、最初は付属のものとダイソーの5シートを全て入れたところ、見る見る湿度が下がり過乾燥状態に。
慌てて乾燥剤を減らしたが、結局、付属のものとダイソーの1シートで、湿度40%程度で安定した。(外気の湿度は50-70%程度。フジカラーのカビ防止剤は5袋とも投入)
しばらくはこれで様子を見ることにした。

余ったダイソーの乾燥剤はジップロックで保管
Drybox_12

Drybox_11

これでどのくらい乾燥剤がもつのか ・・・ 気が向いたら、また報告する。

では。

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