アウトバックのバッテリーを交換した
2009年9月の記事「アウトバックのブレーキランプを交換した」で、愛車(2005年式BP9 アウトバック)のブレーキランプ交換について書いたが、その後すぐに、もう一方のブレーキランプも切れてしまった。さすがに6年を過ぎると、いろいろな部品が寿命を迎えるようだ。
先日の正月休み中、私が外出していたところに嫁さんから電話があり、街中でエンジンがかからなくなったとのこと。シフト位置がちゃんとパーキングに入っていることは確認できたが、それ以上は電話では埒(らち)があかず、とりあえず保険会社に電話してロードサービスを呼ぶように伝えた。
我が家の自動車保険は、随分以前にインターネット保険に変えた時からずっとチューリッヒと契約している。私の条件(運転者は30歳以上で年間走行距離5,000km未満)では最安の部類なのが選択の理由であるが、手厚い無料ロードサービスもチューリッヒの売りである。前の車でも一度7~8年前に、嫁さんがロードサービスを依頼した記憶がある(理由は何だったか忘れた )のでこれで2回目であるが、1回で年間の保険料相当がかかることを思えば、イザと言う時に本当に有難いサービスだ。(本来の保険では一度も請求したことがないが ・・・ まあ、これは良いことと言えるだろう。)
ロードサービスでやってきた業者が言うには、エンジンがかからない原因はバッテリー上がりとのこと。私が帰宅した時には、嫁さんはエンジンをかけてもらった後、5分の距離の自宅に戻っていた。「5分の充電で大丈夫かよ 」と一瞬焦ってエンジンをかけてみたが、何の問題もなくかかったので一安心。
確かに、新車購入時から6年間バッテリーは換えておらず、換え時なのは間違いないので、早速バッテリー交換の検討に着手した。
オートバックスなどで交換すれば一番手軽であるが、それでは面白くなく値も張るので、今回は自分で交換することにした。バッテリーを自分で交換するのは20年以上前に当時の愛車(スバル アルシオーネ )で交換して以来だ。
まずはバッテリーの型式だが、アウトバックの取扱説明書には、標準仕様は 55D23L、寒冷地仕様は 75D23L とのこと。東京在住なので当然標準仕様と思って念のため現物を確認すると、意外なことに 75D23Lが載っていた。いずれにせよ xxD23Lなら交換可能ということになる。
まずはネットで調べてみると、安いところはメチャクチャ安い。ザッと調べただけだが、25年くらい前の独身時代によく行っていた福岡のカー用品店ファミリーユサの パナソニックの CAOS 95D23L(送料込み12,888円)なんてバカ安だ。(ちなみに近所のオートバックスでは3万円超だった!!)
独身時代ならこれで決まりなのであるが、今のメインドライバーは嫁さんなので、商品が届く前にまたエンジンがかからなくなった場合、何を言われるかわからない ・・・
従って、今回はやむを得ず通販は諦めて、近所のホームセンターで探すことにした。
行ったのはコーナン。75D23Lは3種類あり、安いものから、コーナンブランド韓国製(安売りで9,800円、補償は2年/4万km)、日立ブランドの新神戸電機製(安売りで13,800円、補償は2年/4万km)、GSユアサのGranCruise High Class(16,800円、補償は3年/6万km)。韓国製のみメンテナンスフリーなのでかなり惹かれたが、ぐっと堪えて日本製の日立ブランドを選択した。(なお、コーナンでバッテリーを購入した場合は古いバッテリーの引取りは無料、購入しなくても500円で引き取ってくれるようだ。)
さて、交換開始。
交換方法については、All About の記事が参考になる。また、大きなホームセンターでは簡単な手順書が無料でもらえる。
コーナンでもらった手順書
作業内容を一言で言うと、バッテリーの電極を固定している六角ナット、バッテリーを固定している金具(ステー)の六角ナットを順に外してバッテリーを交換するだけなのであるが、実際にやってみると、
- バッテリーが結構重い
- アウトバックでは車のフレームと干渉して真っ直ぐ真上に取り外せないので、少しひねって装着する必要がある
- ステーの六角ナットが比較的奥まったところにあるのでスパナで回すのに手間がかかる
など、(初心者で手際が悪いことも加わって)意外に時間がかかった。
以下が私の作業記録である。
なお、古いバッテリーを外してからしか写真を撮っていないが、外す手順は取り付ける手順と逆になるだけである。
購入時からついていたPanasonicバッテリー ・・・ 6年間、よく頑張った!
コーナンで買ったバッテリー ・・・ おまえも6年間くらい頑張れ!
(KWというのは新神戸電機のHPには載っておらずコーナン専用らしい)
バッテリーとトレイを取り外して雑巾で清掃
バッテリに触れないよう、端子には軍手をはめておいた
トレイを清掃して装着(と言っても凹凸部を合わせて置くだけ)
それにしてもこんなヘロヘロな素材で大丈夫なのだろうか?
写真中の→はステー装着用の穴
新バッテリーを装着(と言ってもトレーの上に置くだけ)
マイナス端子側が車のフレームと干渉するのでひねりながら装着
ステー ・・・ 先っぽの鉤(かぎ)部を2枚上の写真の→部に引っ掛ける
ステーの六角ナットを締付けやすいように、手持ちの金具を曲げてみた
ステー締付 ・・・ 上記の「加工」のおかげで少しは作業が楽に
端子部の取り付け
取り外しはマイナス→プラスの順、取り付けはその逆順、これ大事
作業完了
マイナス線の途中のプラ部品はステー金具の上端に挿込む(○部分)
以上で完了。
これまで、あまりバッテリーの液面レベルは気にしたことがなかったが、これからは時々チェックすることにしよう。
それにしても、容器の透明度が低く、液面レベルが確認しにくいのは何とかならないものだろうか? 透明だと中の溶液が劣化するからだとは思うのだが ・・・
では。
【2016年5月29日追記】
これから約4年半後にパナソニックの caosに交換した。(→ ココ)
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コメント
HP NC6400 充電池
投稿: HP NC6400 充電池 | 2012年1月 4日 (水) 15時51分