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2011年12月 7日 (水)

地デジチューナー KTV-FSUSB2 録画失敗の顛末記

以前、「地デジチューナー KTV-FSUSB2 を買ってみた」、「地デジチューナー KTV-FSUSB2 をまた買ってしまった」と2回にわたって恵安のKTV-FSUSB2について書いた。

記事を書いた時は、視聴ソフトや予約録画ソフトの導入からTV視聴まで完了し問題ないと思っていたのであるが、その後何度も使ってみるうちに大きな問題に直面した。録画が途中で止まる場合があるのだ。crying

具体的に言うと、例えば1時間番組を予約した場合、1時間分のサイズのファイルはできるのであるが、再生してみると途中のある地点で映像・音声が止まってしまう。止まる地点は場合によって違うが、録画開始から5分くらいで止まることもあれば1時間以上止まらないこともある。
ただ、作成されたファイル自体に問題があるようで、一旦作成された録画ファイルはどのソフトで再生しても止まる地点は同じである。つまり、録画時に何か問題が発生しているようだ。

そこで、録画中の状況を観察してみた。
録画は Rectest というアプリ(視聴ソフト TVtest の姉妹版で画面表示機能を除いたもの)で行っており、デスクトップ画面の右下のバーに電波状況などが表示されているのだが、通常37dbを表示されている受信強度が途中で0dbになっていることがわかった。その場合、録画が終了してから TVtest を起動してみると、必ず「B-CASカードを開いています」で固まってしまう。すなわち、録画途中で B-CASカードを見失っているようだ。

以上の状況から、FSUSB2 のカードリーダーの機能が不安定のため、B-CASカードの情報が途中で読めなくなっていると推測し、ICカードリーダを購入することを考えた。

この類の用途での ICカードリーダの鉄板は、NTTコミュニケーションズの SCR3310-NTTCom で値段も2,000円くらいと手頃だ。
驚いたことに、あの「変換名人」も安い ICカードリーダ TF-ICCR32 を販売しているようだ。変換名人は、私の欲しいモノをいつも先回りして提供しており、(品質はよくわからないが)なかなか侮れない。

 SCR3310-NTTCom(左) と 変換名人TF-ICCR32
 
Fsusb2_2_05  Fsusb2_2_06

さて、どこで SCR3310-NTTCom 買おうか迷っていた折、よく考えて見るともう1つ FSUSB2(S/Nは K1107)を持っていることに気付き、こちらでも試してみたところ、全く同じ現象が発生する。いくら恵安と言えど、これほどの頻度で発生する不具合であれば、ネットでも相当話題になっているハズだがそのような話は聞かない。(スタンバイから復帰した際に、B-CASカードを見失う話は聞くが、私の場合はその現象は発生しない。)
どうも原因は他にあるようだ。

次に、USBケーブルを疑った。品質がよくないと言われている FSUSB2の付属ケーブルは長さの関係で使用していなかったのだが、我が家に数種類ある miniUSBコードのうち、デジカメに付属していたフェライトコア付きのケーブルではエラーが発生せず、他の出所不明のコードの時だけに発生するような気がしていた。
しかし、これもいろいろと検証してみると前者のケーブルでも発生することがあり USBケーブル説もボツとなった。

次に疑ったのが、USB電源である。FSUSB2 は、USBから供給される電源で動作しているが、これが不安定ではないかということだ。
FSUSB2で B-CASカードの初期化が不安定になるケースは良く知られており、その場合に「USB電源が不安定な場合に対する実験」と称された代替モジュールに入れ替える改善策も提示されている。ただし、私の場合、初期化が失敗するわけではないし、「この代替モジュールはハードウェアにはよろしくない」との噂もあり導入をためらっていた。
そこで、USB電源安定対策として、セルフパワーのUSBハブを試すことにした。

製品はセルフパワー/バスパワーの両用であれば何でも良かったが、たまたま、バッファローの7ポートハブ BSH7A02BKドスパラのwebサイトで在庫限りで 600円(+送料525円)で売られていたのを発見し即刻ポチった。

 パッケージと内容物
 
Fsusb2_2_07 Fsusb2_2_08

 上面の5ポートはスイッチで電源ON/OFF可。下面の2ポートは常時導通
 
Fsusb2_2_12

これで解決 sign03  と思ってさっそくセルフパワーで接続してみたが結果は変わらず rain
少し落ち込む ・・・・ sad

そこでもう一度、これまでの検証結果を冷静になって考えてみた。すると ・・・ thunder
我が家のPCのUSBポートには、

  1. 後面にマザーボード直結のポートが4ポート
  2. 前面にPCケース付属のUSBポートが2ポート(内部でマザーボードのUSB端子に接続)
  3. 前面の3.5インチベイに装着した 内蔵カードリーダー「マルパネ3号」に1ポート(内部でマザーボードのUSB端子に接続)
     
    以前の記事「SDカードのベンチマーク」でも紹介したマルパネ3号
    Marupane3_1

の3種類あるのだが、3の「マルパネ3号」のUSBポートを使用した場合だけエラーが発生していないことを発見。
確かに、以前から、2の前面ポートは調子がよくないのは気付いており、前面で使用する場合は「マルパネ3号」のUSBポートを使用していたのだが、これまで後面ポートにはマウスくらいしか接続しておらず、マウスには問題がなかったので、よもや後面ポートにも異常があるとは想定だにしなかった。
FSUSB2 はPCケースの上に置いていたので、ケーブルを変えるテスト以外は、ほとんど後面ポートに接続していたのだ。
試しに、USBメモリのベンチマークをとってみると、1や2のポートでは途中で固まってしまって終わらない。

最初は、USB1.1として認識されているのではないかと疑ったが、デバイスマネージャーで見る限り、ちゃんと2.0で認識されているようだ。逆に、マウスは1.1で認識されているので正常に動作しているのかも知れない。
ドライバを最新のものに変えたが改善せず。まあ、「マルパネ3号」のポートは正常なのだから、やはりソフトではなくハードがヘタっていると思われる。
判ってしまえば、何故これに今まで気付かなかったという感じであるが ・・・ sad

 デバイスマネージャーで見ると USBメモリはちゃんと2.0と認識されている
 (この時は、FSUSB2は後述のUSB3.0拡張ボード FFP-US3PE2に接続)
 
Fsusb2_2_13

とりあえず、「マルパネ3号」の前面ポートを使用すればよいという結論になったが、1つしかないので、FSUSB2 を含め何かUSB機器を使うたびに抜き挿しする必要がある。USBハブを使えばよいが、前面ポートは通常スライドドアの中に隠れているので、そこに常時ケーブルが刺さっているのも見苦しい。

となると、解決策は、USB拡張用の内蔵ボードを買うのみ。dollar
webで調べてみると、最近流行の USB3.0のものでも2ポートであれば 1,000円強で売っている ・・・・ 延髄反射で購入したのは言うまでもない coldsweats01  (ちなみに我が家にはUSB3.0の機器はない sign03

買ったのは PLANEX の FFP-US3PE2
amazonのフラストレーションフリーパッケージという簡易梱包で 1,260円(送料込み)。

 コンパクトな箱に送付状が直接貼られていた
 
Fsusb2_2_09

 右半分が内容物  4pinの電源コネクタを挿さないと動作しないので注意
 
Fsusb2_2_10

 USB3.0の定番チップ NECの uPD720200F1
 
Fsusb2_2_11

早速、装着してテストしたところ、FSUSB2 での録画も全く問題なし。
これが俺の待ち望んでいたものだ sign01 」と一人で感動しつつ、録画失敗騒動が完結。

次回は、FFP-US3PE2 や BSH7A02BK でいろいろ試したことについて書く予定。

では。

【2011年12月17日追記】
予告どおり、FFP-US3PE2 と BSH7A02BK に関する小ネタを掲載した。→ ココ

 

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