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2011年7月の記事

2011年7月24日 (日)

PND JM-434N を買ってみた

昔から車は持っていたが、これまでカーナビを付けたことはなかった。
個人的には非常に興味のあるアイテムなのだが、年に1回程度しか遠出をしない我が家にとっては、とても元が取れる気がしない。6年前に今の車を購入したときにもかなり迷ったが、結局、見送ってしまった。

ところが、ここ数年、安価なPND(ほとんどが、いわゆるアジアンカーナビ)が現れるようになって、非常に気になってきた。正直言って、我が家ではあまり役に立つ機会はないと思われるのだが、ナビゲーションシステムがどんなものか試してみたくて仕方がない。また、従来の重厚なカーナビと異なり、車内だけでなく、取り外して屋外でも使えるというのが魅力である。本当に使うのか という「突っ込み」はさておき ( )、今年になってから、価格.comなどで情報を収集してきた。

ちなみに、最近、オークションなども含めると雨後のタケノコのように現れているアジアンカーナビであるが、画面デザインは似ていることが多い。
理由は、「WindowsCE上で NaviQuest社開発の EASYWAYというナビソフトを動作させる」というパターンが同じだからである。ただし、同じEASYWAYベースであっても、地図の新しさや容量、ハードの機能やデザイン、(発注元のこだわりの違い?からか)ソフトの機能やデザインなどが違っているので、それらが機種選択のポイントとなる。

そしてついに、ゴールデンウィークに買ってしまった。(少し古いネタで恐縮である・・・)
機種は AIDが販売している JM-434N。4.3インチ液晶の韓国製アジアンカーナビで ZOA 秋葉原本店で 16,800円であった。

JM-434N 外箱
 
Mando_000

決め手は、

  • 値段が手頃であること(この値段であれば、万が一ダメ製品でも笑って済ませられる)
  • 価格.comの評価でまずまずなこと(サポートは良いらしい)
  • ワンセグや動画プレーヤの機能もついているので、つぶしが利きそう

といった点である。
本製品のホームページに各機能のサンプル画面が多数載っているので、興味のある人は参照して欲しい。

さて、買ってから早くも2ヶ月以上が経ってしまったが、まだまだ、とても「使いこなす」までには至っていない。 が、とりあえず、この辺で、使ってみて気付いた点などを整理しておくことにする。

  1. カーナビ
     
    表示例
     
    Mando_003
     
    東京駅周辺地図
     
    Mando_002
     
     
    買ってから、これまで自分が行き慣れた目的地を設定して色々と机上で試してみたが、正直言って、経路選択は賢いとはいえない。全体的に、大きな道を使おうとしすぎる傾向が強いようだ。
    しかし、冷静になって考えてみると、自分が知っている道に対して、それと同じルートを期待するのは酷という気がする。本来は、自分の知らない道で使うものなので、そういう場面では少々遠回りがあってもそれなりのルートは案内してくれるので重宝はしそうだ。
    ただ、複数の高速道路が候補となるケースについては、予想もしない高速/ICが選択される場面が見られた。この場合は、自分の希望するICを(ジャンル検索などで探して)経由地に設定してから再探索を行うのだが、IC周辺でとんでもない遠回りをすることが多い。
    これは、地図上のICの登録位置が、高速に入る前の一般道ではなく、料金所など高速に入りかけの場所に設定されているため、一般道からの進入ルートや方向がそれと異なる場合に、遠回りしてしまうのが原因だと思われる。従って、ICを指定する場合は、地図検索などでICに入る前の一般道路上を経由地として指定した方が良い。
    このような場合、任意の地点を名称付きで登録可能であるが、漢字は一切入力できない。(ひらがなやカタカナは可能。) この点は、アジアンカーナビとして割り切らなければならないところだ。
     
  2. 動画プレーヤー
     
    某有名PV再生中(その1)
    ・・・  クイズ:さて何のPVでしょう?
     Mando_005
     
    某有名PV再生中(その2)
     Mando_006
     
    私の場合は、TVキャプチャボード GV-MVP/RX2 で録画した番組(mpegファイル)を Any Video Converterフリー版MP4 480x272 に変換したものを通勤電車の中で視るといった使い方をしている。
     
    ・ 音量調整が動画プレーヤーの中ではできず、一旦、音楽プレーヤーなどを起動して変更する必要がある
    ・ 再生中に画面をタッチすると下にバーがでてきて(上記「その2」の写真参照)、そのバーをタッチすることで視聴位置を移動できるのであるが、早送りや1分先送りなどの小回りは一切できない。CM飛ばしなどは結構キツイ!!
    ・ 指定したコンテンツの単純再生のみをサポート。複数コンテンツがあっても連続再生やランダム再生などはできない。
     
    と言った、動画プレーヤーとしては、全く作りこまれていないという大きな欠点はあるものの、まあ淡々と1番組を視聴する目的には何とか耐えられる。
    私的には、それよりも アナログ停波以降は GV-MVP/RX2 が使えないことの方がイタイ。 代替として、液晶テレビ REGZA Z1でワンセグ録画した番組が見れるのではないかと淡い期待をして試してみたのだが、これもダメのようである。(ファイルの拡張子が SB1という時点で不可。
     
  3. ワンセグ
     
    ロッドアンテナ付き
     
    Mando_001
     
    選局中
    ・・・ もちろん全画面表示もできる
     Mando_004
     
    ワンセグは試しに使ってみたくらいであるが、感度は携帯並みである。ロッドアンテナを立ててもそれほど良いと言う印象はない。

 
以上、これまで使った印象を書いてみた。総論としては、細かい不満は色々とあるが、価格から考えれば、まあまあ使える/遊べると言った感じである。

 
最後に、私は念のため、100均(ダイソー)で買った液晶保護シートを貼っている。

液晶シート
 Mando_008

この製品が良いのは、サイズが JM-434N にピッタリなので、切らずにそのまま使えることである。 ただし、効果は全く不明である ・・・・(

では。

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