遅まきながら、火災警報器を付けてみた
数年前から、火災警報器の設置義務化の話が何となく気になっていた。
ホームセンターなどでも火災警報器をよく見るようになり、値段や種類を何となく見てはいたのだが、名も知れないメーカーのものでも1個2000円以上はする。何となく安心感のあるPanasonic製のものでは、近所ではコーナンが最安で2500円だ。
ただし、どこの製品もほとんど似たような形で、真ん中のセンサー部分が突き出ているのが少しカッコ悪い。唯一、Panasonicには薄型があり、それなりにスッキリしているのであるが更に1000円近くも高い。
個人的には、あまり必要性が感じられないので、「義務化期限が過ぎたら安くなるだろう」(おいおい・・・ )と静観を決め込んでいたのだが、このGWに久しぶりに行ってみた ジョーシンアウトレット三鷹店で Panasonicの薄型が3個で 7,500円で売られているのを発見。(その場でポイント会員になると更に 5%引き。)
思わず、買ってしまった。
買った商品がこれ(PanasonicのHPより)
買った後、設置場所などを webで調べてみた。
総務省消防庁や東京消防庁のHPによると、全国共通の基準としては寝室と階段への設置が義務付けられているようであるが、東京では、居間、リビング、子供部屋、寝室などふだん使っている居室、階段、台所の全てに必要のようだ。
数が足りない のは置いといて(おいおい・・・ )、何と東京では、既に2010年4月から設置が義務化されていた。ウ~~ン、ご近所や職場でもほとんど話題になっていないのだが、皆、設置しているのだろうか?
あと、台所に設置するのは理解できるが(それでも、全国基準では必須ではない・・・)、我が家のように全く火の気のない寝室に設置しなければならないのは理解に苦しむ。
寝室に設置する理由は「寝ているときに逃げ遅れる危険性が高い」ということのようだが、他の部屋で検知した火災でも警報が鳴る連動型ではない限り、寝室に設置するのはほとんど意味がなく、台所のような火の気があるところや階段のような煙の通り道に設置すれば十分のような気がする。消防庁のHPに載っている「ついててよかった!」という事例(奏功事例)でも、寝室にタバコやストーブなどの火の気があった場合を除き、寝室の火災報知器が役に立った事例はないように見えるのだが・・・
さて、愚痴はこれくらいにして、最後に私の設置記録を載せておく。
まずは、今回使って便利だった小道具を2つ紹介。(どちらも近所のホームセンター Jマートで 1,180円で購入)
- シンワ どこ太
壁紙のウラの下地を探す道具である。
どこ太 LL サイズや磁石の有無で4種類くらいある
下の図のように、本体の先に付いている針で壁紙や石膏ボードを突き刺して、下地の有無や深さを調べる単純な構造であるが、あると安心感が倍増する一品である。
構造のイメージ図と今回の使用中の写真
- ANEX T型ラチェット付ドライバー 8本組 No.5700
これまで使っていた8本組みのドライバーセットがどこかにいってしまったので、代わりに amazonの評価を見て購入。これまで、100均のラチェット付の小ドライバーは持っていたが、今回、本品を使ってみて、予想以上の使い勝手の良さ(軽い力で締められることと手の返しが楽なこと)に驚いてしまった。
商品の写真と今回の使用中の写真
以下が、我が家の寝室の天井に取り付けた時の記録である。
まず、ベース(警報器の裏ブタです)を留めるためのネジを2つ天井に付ける。
どこ太で調べたところ、片方には下地がなかったので、まず警報器に付属していた 石膏ボード用取付プラグをドライバーで奥まで締め込み、その上から通常のネジを取り付けた。
お疲れ様でした。では。
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