システムドライブのハードディスクを交換した
前回の記事「サムスンの HD204UI を買ってみた」の文末にも書いたが、システムドライブ(Cドライブ)の空き容量が少なくなったため、より容量の大きいハードディスクへ交換してみた。
具体的には、シーゲートの ST3250823AS(250GB)から 日立の HDT725032VLA360(320GB)への交換である。
本来であれば、まずCドライブのファイル整理(不要なファイル削除や、他ドライブへの移動)をすべきであるし、また、交換するにしても、OSからインストールしなおした方がゴミファイルがなくなってスッキリするのは判っているのであるが、ズボラな性格なので 、今回は、現在のディスクの内容をそのままデッドコピーして新ドライブを作成することにした。
ディスクtoディスクのデッドコピーで使ったソフトは、EASEUS Disk Copy というフリーソフト。インストール方法や使い方については「Freeのディスクコピーツール EASEUS Disk Copy を使ってみる」に詳しいが、私がやった手順を備忘録として書いておく。
また、今回のように、容量の異なる(大きな)ハードディスクにコピーした場合は、差分の容量は未割当領域として残るので、私の場合、それをCドライブに統合した。それが行えるフリーのパーテション管理ソフトとしては、
などがあるが、今回は後者の方を使ってみた。こちらも、GIGAZINEさんのサイトに詳しい解説記事がある。
【2016年11月3日追記】
EaseUS Software の最新版のソフトの説明とフリー版の入手は以下からどうぞ
- EASEUS Disk Copy ⇒ Disk Copy Home
- EASEUS Partition Manager Home Edition ⇒ Partition Master Free
EASEUS Disk Copy によるディスクのコピー
EASEUS Disk Copy は、CDイメージファイルをダウンロードして ブータブルCDを作成し、そのCDでPCを起動して操作を行う。私は、CD-RWでブータブルCDを作成したが、CD作成についての手順についてはここでは省略する。(上記のサイト参照)
- .ブータブルCDで起動すると、初期メニューが表示されるので、「Start Disk Copy 2.3」を選択
- 初期画面がでるので「Next」を選択
- ハードディスク丸ごとコピーかパーティションコピーを選択。私は前者を選択した。
- コピー元ディスクを選択する。上半分に選択中のディスクの情報が表示されるので、よく確認して「Next」をクリック。
- 4と同様にコピー先ディスクを選択して「Next」
- 下半分にコピー前後のディスクのパーティション構成が表示されるので、内容を確認し、よければ「Proceed」。私の場合、コピー後に65GBの未割当領域(Unallocated)ができることがわかる。
- コピー開始。じっと待つのみ・・・・
実は、私の場合、4時間で170GBをコピーした時点で、以下のエラー画面がでて失敗してしまった
この状態から、「Retry」「Ignore」「Ignore All」のいずれを選択しても、同じエラー画面が出続けてしまう。原因はよくわからないが、コピーが進むにつれてコピー速度が最初の半分くらいに落ちたりしていたので、接続か何かがおかしかったようだ。
そこで、
・ コピー先のディスクの初期化(フォーマット)
・ コピー先ディスクのeSATA接続の確認(抜挿し)
を行ってから、再度1からやり直したところ2回目では成功した。
以下がコピーが成功した時に表示される画面。230GBで約3時間かかった。(コピー元:SATA接続、コピー先:eSATA接続)
次に、未割当領域のCドライブへの組込み作業へと入る。
Partition Wizard Home Edition によるパーティション操作
コピー完了時点でさっさとシステムドライブを切替えて、新しいハードディスクで起動しても良いと思うが、私は念のため、再度古いハードディスクで立ち上げて Partition Wizard Home Edition を使った。
- Partition Wizard Home Edition の初期画面。1番下のDドライブがコピー先のハードディスク。
- 拡張したい領域(Dドライブの232GB)をマウスで選択し(赤い帯が表示される)、ツールバーの「Move/Resiza」ボタンを押下
- 子画面が表示されるので境界を右へドラッグして右端まで広げる(下の数字は、それに合わせて自動的に変更される)
右端までドラッグした状態(全てをCドライブに統合)で「OK」
- ツールバーの「Apply」ボタンを押下すると、領域が最大まで拡大されて1パーティションになった。管理情報だけを更新しているようで、時間はかからない、
この後、古いハードディスクを取り外して新しいハードディスクと交換して再起動すると、無事新しいハードディスクで立ち上がった。ハードディスクの内容はデッドコピーされているので、空き容量が増えたこと以外は以前との違いは全く判らず、完全に同じ感覚で使用できる。
また、ハードディスクの交換しただけなので、Windowsの再認証(再アクティベーション)も不要であった。
では。
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コメント
PCのCドライブがいっぱいになってしまった為、easeus diskcopy を使って、コピー元HDD(PC内蔵HDD)の内容を、外付けHDDにコピーし、バックアップの内容が出来たうえでPCのコピー元のHDDをパーティション分けしたいと思っているのですが、
こちらのページで書いてあった<コピー完了時点でさっさとシステムドライブを切替えて、新しいハードディスクで起動しても良いと思うが、私は念のため、再度古いハードディスクで立ち上げて Partition Wizard Home Edition を使った。>
をする際に,doneをクリックするのかquitをクリックするのかが分かりません。
元のHDDで立ち上げて…とあるのですが、これはどういう手順で立ち上げれば良いのかを教えていただくことはできませんか?!よろしくお願いします。
投稿: かおり | 2012年9月13日 (木) 12時08分
かおり様
もうかなり以前にやったことなので、「doneをクリックするのかquitをクリックするのか」は憶えていませんが・・・
easeus diskcopyでコピーが正しく終了したのであれば、どんな終わり方をしても、easeus diskcopy の CDを取り外して再起動すれば、元のHDD(PC内蔵HDD)で起動すると思いますよ。
場合によっては、外付けHDDで起動する場合もあるかも知れませんが、その際は、BIOSで起動ドライブを選択してみてください。
投稿: Toshi | 2012年9月15日 (土) 16時48分
気になる・・・ 気になる・・・
管理人様
お世話になっております。EaseUS Softwareです。
突然のコメント、失礼致しました。
御サイトで弊社の製品をご紹介頂きまして感謝しています。
この記事を拝読した後、ちょっとお願いしたいことがございますが、宜しいでしょうか?
より詳しい内容をお読みになりたいユーザーのために、記事中にEaseUS Disk Copy Homeの日本語公式ページをご追加頂けば助かります。
http://jp.easeus.com/disk-copy/home-edition/
また、以前のEASEUS Partition Master Home EditionをEaseUS Partition Master Freeという製品名に変更したことをご理解頂けばと思います。日本語公式ページは下記になります。
http://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html
お忙しい中ご無理申し上げまして大変恐縮でございますが、ご検討頂けば幸いに存じます。
どうぞよろしくお願い致します。
投稿: EaseUS | 2016年11月 1日 (火) 16時11分
EaseUS Software 様
貴社のソフトは Todo Backup Free でも大変お世話になっています。
※すべて Free で申し訳ないです
ご要望の件、本文に追記いたしました。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿: Toshi | 2016年11月 3日 (木) 21時13分
気になる・・・ 気になる・・・
管理人様
お世話になっております。
お忙しいところご対応頂きまして感謝しています。
今後ともよろしくお願い致します。
投稿: EaseUS | 2016年11月 4日 (金) 11時07分