サムスンの HD204UI を買ってみた
以前の記事「REGZAが来る ~準備編その1 外付けハードディスク~」で玄人志向のハードディスクケース GW3.5AA-SUE を紹介した際に、「今度 サムスンの2TB HD204UI でも買ってみるか」と書いた。
2TBのハードディスクについては、先行したウェスタンデジタルのWD20EARSともども、価格もかなり下がってきており、気にはなってはいたのだが、
- 価格コムの掲示板では耐久性がよくないという書き込みが少なくない
- AFT仕様(ハードディスクの物理セクタサイズが4KB)のため、WindowsXP以前のOSでは性能が劣化する
- HD204UIは最悪データが破壊される、ファームウェアの不具合がある
というマイナス要素のため、しばらくは手を出せずにいた。
しかし、2については、価格.comの掲示板『XPから7への乗り換えに当たって』によると、Vistaで一旦フォーマットしてしまえば問題ないようであるし、3についても対策ファームウェアがでた。
こうなると、買わない理由はない(まあ、ディスク容量が不足しているというわけではないのだが・・・ )、と思っていたところ、先日秋葉原に寄ったときに、ツクモ電機でタイムセールで 6480円で売られているのを発見。思わず買ってしまった。
早速家に帰って、空のままだった GW3.5AA-SUE に組み込んでファームウェアのバージョンを確認したところ、既に対策済みの「1AQ10003」であった。
次にフォーマットだ。我が家のデスクトップマシンはWindowsXPなので、Vistaノートブック HP Pavilion dv5 に接続してフォーマットを実施。eSATA接続で約6時間で完了した。
XPマシンに接続しなおして、お約束のパフォーマンス測定をしてみたが、幸いにも(と言うか、予想通り)AFTの影響は受けていないようだ。(受けている場合、512Kと4Kのwrite性能がほぼこれの半分になる。)
HD204UI のパフォーマンス測定結果
さて、このHD204UIの使い道であるが、当初、GW3.5AA-SUE に入れて、バックアップ用倉庫として使おうと思っていたのだが、バックアップ時に都度接続するのが面倒くさいので、筐体内の320GBのセカンドディスク(日立 HDT725032VLA360)と交換することにした。
サムスンを長時間電源オンで使うのは少し不安であるが、regzaの外付けハードディスクとして使っている HD154UI(1.5TB)も既に2ヶ月半以上、ほぼ毎日録画/再生を全くトラブルなくこなしているので、私の中ではサムスンの信頼度は結構上がってきている。
まあ、壊れたら壊れた時ということで ・・・・
また、現在システムドライブ(Cドライブ)として使用している seagateのST3250823AS(250GB)の空き容量が10%程度となってしまったので、これを機会に、少しでも容量が大きく性能の高い、先ほど外した日立のハードディスクに交換することにした。
これはシステムドライブの交換になるので、単純に内容をコピーするだけではうまくいかない。この作業については、次の記事で報告する。
では。
| 固定リンク
コメント