パワーウィンドウが鳴いている
5月23日の記事「コバックの車検を試してみた」でコバックの車検に出したことは書いたが、その時、運転席側のパワーウィンドウを開けるときに鳴く(キュルキュルといった異音がする)ので見て欲しいとお願いしていた。
この現象はこの車を買って数年で出始め、以前の車検や点検の時にもディーラーに言った記憶がある。その時の処置に関してディーラーと話をした記憶はないのだが、多分、後述する潤滑剤による対応を行い、一時的に直っていたのだ思う。
今回のコバック車検で、担当メカニックに対処方法を聞いてみたところ、ウィンドウが上下する時に接触しているゴム(部位によってランチャネルとかウエザーストリップとか言うらしい)の接触部分に潤滑剤を塗布するとのこと。具体的な商品名を聞いたところ、ウィンドウの鳴き止めが用途として書かれていればどんなものでも良いが、この店で実際に使ったものとして見せてくれたのが、和光ケミカルの FSO フッソオイル105 という商品。
車検後は「鳴き」を気にすることはなかったのであるが、最近、またウィンドウを開く(下ろす)ときに鳴きが始まってしまった。
今回は自分で処置しようと良く見てみると、ウィンドウを下ろすときにゴム(ウエザーストリップ)を巻き込んでおり、それが異音の原因のようだ。
次は、潤滑剤探しである。まず、フッソオイル105 であるが、WEBで見たところ 定価3,500円(消費税込みで 3,675円)と結構高い。また、近くのホームセンターを数件見たがどこも置いておらず、他で使えそうなものとして、シリコンスプレーや大東潤滑のDMAXシリーズのパウダー潤滑剤を見つけた。KURE 5-56 のような潤滑剤はゴムやプラスチックには使えないようだ。
シリコンスプレーは各社のものがあるが、200~400円くらいで結構安い。DMAXシリーズのパウダー潤滑剤は、「ボロンナイトライド配合」で「パワーウィンドウの鳴音防止」という効能を謳っており、1000円未満ということもあって、かなり気を引かれた。が、WEBで情報を探したところ、やはり鳴き止め防止の最強商品は フッソオイル105 のようである。
次は、どうやって安く手に入れるかである。通販やオークションでは割引価格で手に入るようであるが、配送料があるため結局 3000円は超えてしまうようだ。結局、スーパーオートバックスで定価で買ってしまった。
早速、使ってみた。
まず最初に、汚れていたガラスをクリーナーで清掃。ガラスが汚れていればそれだけ摩擦が大きく、巻き込みが大きいと思うからだ。
次に、ウエザーストリップの裏側(ウィンドウと接触している側)を雑巾でゴシゴシ。何回、雑巾の面を変えても、真っ黒のまま変わらず。適当はところで終了。
最後に、フッソオイル105 の登場。最初は、綿棒でウエザーストリップの先端部分に少しずつ塗り広げたが、音は鳴り止んだものの、巻き込みはあまり改善しない。結局、ウエザーストリップの裏側にスプレーのノズルを当てて直接噴射。これで、巻き込みは治まった。液は無色透明なので、ウィンドウが汚れるといった心配はほとんどいらない。
【2012年8月15日訂正】
やはりやり過ぎるとウィンドウは汚れるので注意。記事「久しぶりにお風呂と車の掃除 ~ その2 車編」参照。
私の説明で解りにくい方は、以下のHPが参考になるかも知れない。
ついでに、家の中のドアが開閉時にキーキー鳴っていたのでこれにも投入、こちらも解消した。
フッソオイル105 の効果は、評判通りなかなかのもののようだ。
ただ、前回の車検での塗布から 3~4ヶ月で鳴きが始まったので、1年で3~4回使用ということになる。クレ556などと比べて2廻りは小さい缶なので1年持つのだろうか。安くないだけに、その点は少し心配だ・・・
【2012年8月15日追記】
意外と効果は長続きするようで、この後、1年半近くは大丈夫であった。
では。
| 固定リンク
コメント