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2010年2月の記事

2010年2月14日 (日)

ワイパーのゴムを交換してみた

先日、リアワイパーに少し積もった雪を落とそうとワイパーを立てたところ、なんと ワイパーの先の細いエッジ部分が長さ15cmくらいベロンと切れて垂れてしまった。よく考えてみると、今の車を買ってから5年間くらいになるが、ワイパーを換えた記憶がない。(そういえば、もう25年以上、車を所持しているが、正直言ってワイパーを換えた記憶が思い浮かばない。車検や点検時に勝手に換えられていたのかも知れないが・・・・)
確かに、最近ワイパーをかけた時にスジ状の拭きムラが現れていたので、これを機会にフロントも併せて交換することにした。

ワイパーを交換するには、金具(ワイパーブレード)ごと交換する方法と、ゴムだけ交換する方法があるが、今回は、当然、安くできる後者を選んだ。

ワイパーの部品名 SOFT99のHPより
Wiper0

webで探すと、替えゴムもピンきりで 300円~2000円超まで各種ある。
NWB社製が定番であるが、HPのワイパー適用検索で愛車の車名を入れてみたのだが、メジャー車種でないためか、2009年以降のモデルしか表示されない。
それでは・・・と、私が車用品では信頼している SOFT99社のHPで探してみることにした。
SOFT99社製のワイパーは、以前CMをやっていた、撥水性能が売りのガラコブランドのものしかないようだ。これまで撥水系の製品は使ったことはなかったが、試しに「パワー撥水」という撥水効果のある替えゴムと、ついでにガラコ本体(ぬりぬりガラコ)も購入することにした。

買ったのは、楽天の WEBいち店

値段は以下の通りで、替えゴムに関しては近所のカー用品点やホームセンターより各300円ずつくらい安い。ぬりぬりガラコは近所のホームセンターの方が安かった(のが後で分かった

  • ぬりぬりガラコ 590円
  • パワー撥水替えゴム  No34 980円 ==> 60cm フロント運転席側
  • パワー撥水替えゴム  No 7 651円 ==> 45cm フロント助手席側
  • パワー撥水替えゴム  No30 651円 ==> フリーサイズ リアガラス用

Wiper1

早速、装着作業開始。
まずは、ワイパーブレードの取り外し。これは、以下のHPを参照して難なく終了。ただし、はずすのは簡単だが、後で取り付ける時に、ワイパーブレードの向きに少し迷ってしまった。初心者は、はずす前に、ワイパーブレードの刻印の位置や向きを憶えていた方が無難だ。また、ワイパーブレードをはずしている間にアームの先端がガラスを傷つけないように、そっと倒すとかタオルをはさむなど配慮しておくと吉かも。

ワイパー交換(NWB社のHP)
http://www.nwb.co.jp/monoshiri/change.html

SOFT99 - ワイパーゴムの交換方法
http://www.soft99.co.jp/howto/window/care10.html

はずしたワイパーを一旦家に持ち帰り、ゴムの交換作業を行う。

はずしたワイパー。上から、フロント運転手側、フロント助手席側、リア用
Wiper2

ゴムの交換方法は、商品のパッケージの裏面や、先に紹介したワイパー交換方法のwebページにも記載されているので、その通りにやればよい。

以下に、私がつまずいたり迷った点を紹介する。

古いゴムをはずす際にはストッパーのある方から引き抜き、替えゴムも同じ端から挿入するのであるが、ちゃんと引き抜いた方向を覚えておかないと、ヘタをすると向きを間違えてしまう。(通常は間違えないと思うが、私の場合、写真を撮りながら作業したので、途中で となった。
また、ストッパーがガッチリ食い込んでいて、古いゴムがなかなか抜き出せないのにも困った。

ストッパーの写真
Wiper4

仕方がないので、ストッパー部周りのゴムを精密ドライバーで抑えながらずらすことによって、何とか引き抜くことができた。

一番迷ったのがリア用の替えゴムの装着だ。
リアは、ブレードロックタイプというもので、ストッパーなどがついておらず、下の写真のように、ワイパーブレードで両端とも蓋がされているような形状になっている。

Wiper5

従って、はずす時には、蓋の下をくぐらせるようにして引き抜く。

Wiper6

ゴムをはずしたところ
Wiper82

今回、リアガラス用に購入したNo30はフリーサイズなので、上の写真のように、古いゴムの長さに合わせてはさみで切断した。また、No30には、フロントガラス用ともう1つ大きな違いがあった。
上の写真で、ワイパーブレードの上側に2本の細長い金属の棒が見えるが、これはバーティブラといって、ワイパーブレードにかかる力をできるだけ均一に分散させる金具で、替えゴムの両側に、ゴムをはさむ形で装着する必要がある。
今回フロントガラス用に購入した2本(No34, 7)は、最初からバーティブラが装着された形で売られているので丸ごと古いゴムと交換すればよいが、リアガラス用に購入したNo30は、フリーサイズのためかバーティブラが装着されておらず、古いゴムのバーティブラを再利用することが前提となっている。(と言っても、バーティブラをはめ込む溝はついているので難しいわけではないが・・・)

問題は、ブレードロックタイプのワイパーブレードへの替えゴムの装着である。
はずしたのとは逆の手順で、端から替えゴムを差し込んでいったのだが、はずした時と同じように蓋の下をくぐらせる必要があるので、どうしても真っ直ぐに挿入することができず、挿入途中で、一番最初の爪の部分がゴムの溝からはずれ、ゴムがどうしてもめくれてしまう。(下の写真参照) これは、どのHPにも失敗例として記載されているものだ。

Wiper9

なるべく真っ直ぐに挿入するようにゴムを曲げたりとか、最初にゴムだけを通した後にバーティブラを差し込むなどの手を試してみたのだが、前者の方法ではめくれは解消できず、後者の方法では2本目のバーティブラが挿入できなかった。
最後は、どうしようもなくなり、結局、めくれてしまった部分を精密ドライバーで強引に爪の中に押し込んだ。(この方法は意外と簡単で、結果としては何の問題もないように思える。)

なお、後日、以下のような方法もみつけた。

http://www.hkt-jp.com/html/accessary/images/support.pdf より
Wiper99

つまり、最初に挿入する時には一番最初の爪は通さず最後にはめるという方法だが、本当にこれでうまくいくかは残念ながら私は検証していない。

最後に、ゴムを交換したワイパーブレードを車に装着して完了である。最初に書いたように、ワイパーブレードの刻印の位置を憶えておくと迷わないで済む。

今回は、撥水ワイパー装着に合わせて、ガラコ本体(ぬりぬりガラコ)も買ってみたので、全ての窓に塗ってみた。

ワイパーについてはまだ撥水の効果を体感できるほど使用していないが、ゴムが新しくなったので、以前見られたスジ状の拭きムラは完全に解消された。
なかなか気持ちのよいものである。

ただ、ガラコ本体は・・・・
油膜とりをせずに(水拭きして乾かした後に)塗布したせいか、窓全体が何となく白みがかった感じになって、必ずしも視界良好という感じではない。と言うより、返って見にくくなったようにさえ感じる。

近いうちに、油膜を完全に落としてから再塗布してみようと思う。

では。

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2010年2月11日 (木)

ネットでオークション・・・EXPACKしよう

以前の記事「複合機なるものを買ってみた ~ Canon MP640への道」でも少しふれたが、我が家には HPのpsc1210 という複合機があり、これまでモノクロコピー機として使ってきたのだが、いつかカラーコピーの必要性が生じるかも知れないと思い、念のためにカラーのインクカートリッジ(HP 57)も予備で買っておいた。しかし、年末に canon MP640を買ったことから、完全に不要となってしまった。
量販店では 4000円超のものなので、さすがに捨てるのはもったいない。そこで、オークションの出品に初挑戦してみた。

オークションと言えば、Yahoo か 楽天がメジャーどころと思うが、Yahoo は出品するためには有料会員にならなければならないので、今回は楽天に出品してみることにした。
さすがにメジャーサイトだけあって、誰でも出品できるように手続きは簡単である。普通の説明文章と写真の組合せであれば、出品ページの作成から出品まで1時間もかからない。私もシンプルな説明に写真をつけて早速出品してみた。

しかし・・・・・
思ったほど簡単には落札されない。私の場合、1回の出品(約1週間)で売れなかったら、少しずつ値段を下げていったので 3回目くらいに落札されたが、素人感覚で「これぐらいで売れるだろう」と期待する額の 2/3~1/2くらいが実際に落札者が現れる価格という印象を持った。

特に低額品の場合は配送料がネックとなる。
出品する際、可能な配送手段(複数可)を決めておかなければならないのだが、その選択肢の中に 宅配便より安価に配送できる 日本郵政の EXPACK500(以下では EXPACKと記載)なるものがあった。私自身、それまで EXPACK を知らなかったのであるが、以下の特長がある。(詳しくは、ココ

EXPACKの専用封筒
Expack

  • 専用封筒に詰め込み放題。封さえ閉まれば厚さや重さ制限はない。(実際は30kg制限だがそんなの無理)
  • 全国一律送料500円(専用封筒代に送料が含まれている)
  • ポスト投函可能。集荷も依頼すればしてくれる。
  • 速達扱いで日祝日も配達される。
  • 荷物の追跡サービスあり。

ということで、小物を配送するには宅配便よりお得である。
難点といえば、専用封筒が厚紙で作られており、厚手の品物を入れにくい点にある。しかし、専用封筒の封さえ閉まればよく、かつ補強テープの使用も認められているので、工夫次第ではかなりの大きさのものを送ることができる。

以下のページなどは、その代表例である。

エクスパックを立体成形する方法
http://www.eonet.ne.jp/~fire1119/index.htm

私も、今回、オークションに出品したインクカートリッジの配送は、(落札者が指定したため)このEXPACKを使ったのであるが、このページを大いに参考にさせていただいた。
専用封筒は近くの郵便局で買うことができる。

以下は、私の専用封筒加工記録である。

今回の配送品であるインクカートリッジの場合、サイズがおよそ 100×100×40mm なので、上の封の部分は平べったいままで、下の部分だけを厚さ50mmの箱型となるように成形することにした。従って、以下の図の黄色の線に折り目を入れることにした。

Expack0

以下のように、プラスチックの定規をナイフのように押し当てて封筒に折り目を入れた。他に、精密ドライバや金属製のスケールなども試したが、金属製だとすぐに封筒の表面に切れ目が入ってしまうので力の加減が難しい。

Expack1_2

厚さ50mmにするために、端から25mmのところに折り目を入れた。下の写真では、端から10mmあたりのところにも折り目が見えるが、これは最初からつけられているものである。

Expack2

折り目を入れ終わったら実際に折ってみる。

Expack3

最後に立体的に組み立てて完成。

Expack4 Expack5

私の場合は、念のため、折り目の部分や封の部分は透明の荷造りテープで補強した。

最後に「ご依頼主様保管用シール」を剥いでから配送へ。

Expack6

EXPACKはコンビニでは取り扱ってくれないので、ポストの投函口に入らない場合は、郵便局に持っていくしかない。

なお、今日、この記事を書くために日本郵便のホームページを見てみたら、なんと、EXPACKの封筒の販売は2010年3月で終了し、代わりにレターパックなるものを販売するようだ。レターパックには、レターパック500 と 350 の2種類があるが、そのうち、レターパック500 というのが従来のEXPACKに相当する。ほとんど内容は同じであるが、重量が 4Kgに制限された代わりに、信書を入れられるようになったようだ。

「レターパック」4月1日サービス開始 - 日本郵便
http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2010/0202_01.html

レターパック500の専用封筒 ・・・ デザイン以外は同じだね
Letterpack0

Letterpack1

では。

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