ネットでオークション・・・EXPACKしよう
以前の記事「複合機なるものを買ってみた ~ Canon MP640への道」でも少しふれたが、我が家には HPのpsc1210 という複合機があり、これまでモノクロコピー機として使ってきたのだが、いつかカラーコピーの必要性が生じるかも知れないと思い、念のためにカラーのインクカートリッジ(HP 57)も予備で買っておいた。しかし、年末に canon MP640を買ったことから、完全に不要となってしまった。
量販店では 4000円超のものなので、さすがに捨てるのはもったいない。そこで、オークションの出品に初挑戦してみた。
オークションと言えば、Yahoo か 楽天がメジャーどころと思うが、Yahoo は出品するためには有料会員にならなければならないので、今回は楽天に出品してみることにした。
さすがにメジャーサイトだけあって、誰でも出品できるように手続きは簡単である。普通の説明文章と写真の組合せであれば、出品ページの作成から出品まで1時間もかからない。私もシンプルな説明に写真をつけて早速出品してみた。
しかし・・・・・
思ったほど簡単には落札されない。私の場合、1回の出品(約1週間)で売れなかったら、少しずつ値段を下げていったので 3回目くらいに落札されたが、素人感覚で「これぐらいで売れるだろう」と期待する額の 2/3~1/2くらいが実際に落札者が現れる価格という印象を持った。
特に低額品の場合は配送料がネックとなる。
出品する際、可能な配送手段(複数可)を決めておかなければならないのだが、その選択肢の中に 宅配便より安価に配送できる 日本郵政の EXPACK500(以下では EXPACKと記載)なるものがあった。私自身、それまで EXPACK を知らなかったのであるが、以下の特長がある。(詳しくは、ココ)
- 専用封筒に詰め込み放題。封さえ閉まれば厚さや重さ制限はない。(実際は30kg制限だがそんなの無理)
- 全国一律送料500円(専用封筒代に送料が含まれている)
- ポスト投函可能。集荷も依頼すればしてくれる。
- 速達扱いで日祝日も配達される。
- 荷物の追跡サービスあり。
ということで、小物を配送するには宅配便よりお得である。
難点といえば、専用封筒が厚紙で作られており、厚手の品物を入れにくい点にある。しかし、専用封筒の封さえ閉まればよく、かつ補強テープの使用も認められているので、工夫次第ではかなりの大きさのものを送ることができる。
以下のページなどは、その代表例である。
エクスパックを立体成形する方法
http://www.eonet.ne.jp/~fire1119/index.htm
私も、今回、オークションに出品したインクカートリッジの配送は、(落札者が指定したため)このEXPACKを使ったのであるが、このページを大いに参考にさせていただいた。
専用封筒は近くの郵便局で買うことができる。
以下は、私の専用封筒加工記録である。
今回の配送品であるインクカートリッジの場合、サイズがおよそ 100×100×40mm なので、上の封の部分は平べったいままで、下の部分だけを厚さ50mmの箱型となるように成形することにした。従って、以下の図の黄色の線に折り目を入れることにした。
以下のように、プラスチックの定規をナイフのように押し当てて封筒に折り目を入れた。他に、精密ドライバや金属製のスケールなども試したが、金属製だとすぐに封筒の表面に切れ目が入ってしまうので力の加減が難しい。
厚さ50mmにするために、端から25mmのところに折り目を入れた。下の写真では、端から10mmあたりのところにも折り目が見えるが、これは最初からつけられているものである。
折り目を入れ終わったら実際に折ってみる。
最後に立体的に組み立てて完成。
私の場合は、念のため、折り目の部分や封の部分は透明の荷造りテープで補強した。
最後に「ご依頼主様保管用シール」を剥いでから配送へ。
EXPACKはコンビニでは取り扱ってくれないので、ポストの投函口に入らない場合は、郵便局に持っていくしかない。
なお、今日、この記事を書くために日本郵便のホームページを見てみたら、なんと、EXPACKの封筒の販売は2010年3月で終了し、代わりにレターパックなるものを販売するようだ。レターパックには、レターパック500 と 350 の2種類があるが、そのうち、レターパック500 というのが従来のEXPACKに相当する。ほとんど内容は同じであるが、重量が 4Kgに制限された代わりに、信書を入れられるようになったようだ。
「レターパック」4月1日サービス開始 - 日本郵便
http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2010/0202_01.html
レターパック500の専用封筒 ・・・ デザイン以外は同じだね
では。
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