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2009年8月28日 (金)

ハチの巣退治

ある日、家に帰ったら、嫁さんから「玄関の脇の木にハチの巣ができているので退治して」との指示。
週末に見てみると・・・・   確かにありました。
高さは地面から2.5mくらいだろうか。木の枝にぶら下がるような形で巣ができていた。大きさはまだ、直径で7-8cmといったところで増築中のようである。体長が2cmくらいのハチが2, 3匹、巣にぶら下がる形で留まっている。

私は、ハチやムカデなど刺す虫は苦手だ。特にハチは集団で飛んでくるのでうかつに手を出せない。早速webで退治法について調べてみた。
まず、ハチの種類はその形状からアシナガバチの一種と思われる。アシナガバチはスズメバチと違っておとなしく、刺激を与えなければ襲ってこないとのこと。また、木の害虫であるイモムシやケムシを狩ってくれる益虫としての面もあるらしい。
この時点で、「本当に退治しなければならないか?」と若干後ろめたい気持ちを覚えたが、
 ・ 巣が玄関のすぐ脇である
 ・ このまま放置しておくと巣が大きくなりハチの数も増える
 ・ 最悪の場合スズメバチがアシナガバチの巣を襲うために寄ってくる可能性がある
ことなどを考慮し、結局退治を決意した。

アシナガバチの場合、巣の退治は比較的容易で
 ・ 市販のスプレー式の殺虫剤で十分
 ・ 気温が低く動きの鈍い早朝や夜間がよい
 ・ 黒っぽいものを目がけて襲ってくる(例えば髪や眼球・・・オゥー怖!)ので白い服や帽子をかぶったほうがよい
とのことだ。

Hachiabuwjet_7m_2  早速、近所のホームセンターで殺虫剤を物色。ハチ用は3-4種類あり、私が買ったもの以外はどれも1000円以上だった。私は迷うことなく最安値の フマキラー「ハチ・アブ ダブルジェット 450ml」をゲット。確か590円くらいだった。

 

 

その日の20時に決行を決意。一応、頭に白いタオルをかけて殺虫剤をかまえて巣に近づいた。巣の様子は玄関の外灯に照らされてよく見える。例によって、巣にぶら下がる形で2匹程度が留まっていた。眠っているのか全く動いていない。
巣に1.5mくらいに近づいたところで一気に殺虫剤をかけた。殺虫剤の使用説明によると、巣の駆除には10秒間噴射してくださいとのことなので、(巣は小さいながらも)律義に10秒間スプレーを噴射した。さすがはハチ専用で「ジェット」と名が付くだけあって、1.5m程度の距離であればスプレーが拡散せずに届く感じだ。(うたい文句の7mは少し?だが・・・・)
反撃を予想していたが、意外にも1匹も飛び出してこない。10秒間たって噴射を止め巣を見てみたが、何もなかったかのように全く動く気配がない。
とりあえず、襲われなかった安堵感で拍子抜けしたのと殺虫剤の臭いから逃れるため、最終状況は翌日明るくなってから確認することにして家へ戻った。

翌日、巣をのぞいてみたら、何とハチが2匹巣にぶら下がって留まったまま逝っていた。外敵(私のこと)の急襲になすすべがなかったらしい。
巣をカッターで枝から切り離して処分したが、その間も2匹のハチは巣にくっついたままだ。

翌日のハチの巣
Hachi

ハチの巣退治自体は大成功だったが、非常に罪悪感を感じた後味の悪い作業であった。

アシナガバチよ、安らかに!!

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