携帯が知らせる電車情報(その3 NiftyとYahooの運行情報メールサービス比較 続報)
前回 3月21日の記事「その2」では、3月11日~17日の期間に、防災@ニフティ と Yahoo!路線情報 の運行情報メールサービスで送られてきたメール情報の比較を行ったが、(比較数が十分でなかったため)それ以降も引き続き同様の調査を行ったので、その結果について続報として報告する。
前回の記事を見ていない人はまずそちらを参照して欲しい。
以下が、3月22日~3月27日に両サービスより送られてきたメール情報である。
【注】
- 3月22日は日曜日なので Yahoo からのメールはきていない。(週末はこないように設定しているため。)
- 「元情報の発信時刻と内容」欄については、前回の記事を参照
- 「?」となっているのは、nifty からメールが送られてきたのだが、それに該当する元情報がなかったものである。メールがきた直後に nifty の指定サイトを見ておけば疑問が解決したのだろうが、今となっては謎だ。
この1週間の結果を見ても、前回の記事で推定した
- Yahoo は初報だけをメール配信するのみだが、Nifty は続報も全て配信する。
- 初報の時刻はほぼ同時だが、若干 Yahoo の方が早い。(この差は情報提供元の配信時刻の差ではなく、メール発信までの仕組みの差か?)
については、その通りになっている。
ちなみに、1.については、Yahoo!路線情報 ヘルプページに「メールは遅延、事故などの第一報のみ送信されます。復旧時には送信されません。」との説明があった。
2.については、比較できる対象数が前回分も含め6ケースになったので、それをグラフにしてみた。
ピンク色の棒グラフは「JR東日本企画 と レスキューナウが元情報を発信した時刻の差」で、JR東日本企画が早かった場合 +としている。この6回では、Yahoo の情報提供元であるJR東日本企画の方が 平均して1.5分早かった。
青色の棒グラフは「Yahoo と Nifty が運行情報メールを配信した時刻の差」で、Yahoo が早かった場合 +としている。この6回では、Yahoo の方が 平均して7分早かった。
つまり、「情報提供元からの発信」から「メール配信」まで、平均して 7 - 1.5 = 5.5 分、Nifty の方が時間がかかっているといえる。具体的に、その時間をグラフにしてみた。 (Nifty は、初報以外を含む 32件全ての配信を対象とした。)
Yahoo は JR東日本企画 が元情報を発信してから 2分以内でメールを配信しているが、Nifty は 何故か、レスキューナウ が元情報を発信してから メールを配信まで 2分~20分超と非常にバラつきが大きい。
まさか、人手でやっているってことはないですよね? Niftyさん。
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