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2009年2月14日 (土)

外付けハードディスクと Seagate騒動

ビデオテープのデジタル化(その1)(その2)でも紹介したが、動画を扱い始めると途端にディスク容量が欠乏してくる。私が主に使用しているデスクトップPCは当初250GB、その後、外付け250GB、内蔵320GBを追加したが、今後更に動画が増えていくことを考えるとすぐに不足してくるのは目に見えている。

上記の外付けディスクは I・Oデータの250GBの外付けディスク HDH-U250S である。買った時期ははっきり覚えていないが、URLから判断して2004年だと思われる。ビックカメラで確か \14,800 の 20%ポイントであった。購入直後に外殻をはずしてみたところ、中には Maxtor のIDEドライブが入っていた。(型番は失念。) 電源内蔵で邪魔なACアダプタが要らないのは、その後買った外付けディスクにもない最大の利点である。が、冷却ファンもないので、耐久性は正直不安だ。これまでバックアップ用として一時的に電源を入れるだけの使い方ということもあり、触って熱いと感じたことはほとんど記憶になく、現在まで故障はしていない。

この機種の最大の不満点は、ディスク容量はともかくとして、インターフェイスがUSB1.0/2.0 しかない(SATA接続ができない)ことである。現在、このディスクの使い方は、ディスク全体を 暗号化ソフト TrueCrypt で暗号化し、データバックソフト BunBackup で差分バックアップ先として使用しているが、データ転送速度が SATAに比べ劣るだけならまだしも、大量のデータ転送を行うと途中で接続が切れてしまうことがよくある。PC側の問題である可能性もゼロではないが、私的には USB2.0 に対する信頼感は非常に低い。
従って、最近買ったノートPCや外付けディスクの選択では、e-SATA接続ができることを条件とした。

e-SATA接続ができる一体型の外付けディスクもあるにはあるが、

  • 中のハードディスクの型番が不明で、1年を超える長期保証がない
  • デザイン、価格ともいまいち

という問題があるので、私は、ハードディスクケースとハードディスクを別々に購入した。
購入時期は少し離れるが、以下の2セットである。

2008年12月
 ケース: センチュリー HDD検温番(黒) \3,970
 HDD  : Samsung HD103UJ 1.0TB  \8,970

2009年1月
 ケース: ロジテック LHR-DS02SAU2RD(赤) \4,800 
 HDD  : Seagate ST31500341AS 1.5TB \11,970 

すべて通販で、LHR-DS02SAU2RD だけが NTT-X Store 、他の3つは PCデポ から購入した。

左から、HDD検温番、HDH-U250S、LHR-DS02SAU2RD

Sotodukehdd

ケースは、どちらも価格の割りに静かでデザインも悪くないと思っている。まだあまり使い込んではいないが、基本的動作は全く問題ない。どちらも、USB/e-SATA 接続が選べるが、私の場合、当然 e-SATA を使っている。以前、USB で発生していた接続切れも皆無であるし、何よりデータ転送速度も100MB/秒くらいはでるので満足度は高い。
それぞれの個人的な印象/感想を言うと以下の通りだ。

1.HDD検温番

  • ファンが大きく冷却効果がありそう。(あくまでイメージです。)
  • 温度が表示されるので安心感がある。温度はSMART値ではなく、実際にハードディスクに貼り付けられた温度センサーでの測定値である。(だからと言って、精度が良いとも悪いとも言えないが。)
  • 内部の作りがチャチそうで、すぐに故障しやすい雰囲気。(あくまでイメージです。)

2.LHR-DS02SAU2RD

  • 縦/横置きが選べ、横置きの場合は段積みが可能。(2回目でHDD検温番を選ばなかった最大の理由は横置きができることであった。)
  • 高級感があるというネットでの評価であったが、フロントパネルはプラスチックでチープ。

3.Samsung HD103UJ 1.0TB

  • 早いし音も静か。少し低音のうなりがするのがタマにキズ。
  • 耐久性は悪いとの噂があるが、明確な根拠はなく自分で試すしかない。

4.Seagate ST31500341AS 1.5TB

  • いわゆる ファームウェア不良問題で話題になっている一品。私はどうしても、「ビデオテープのデジタル化」作業のために、早く1.5TBが欲しかったので、敢えて買ってみた。ファームウェアのバージョンは SD1A なので一応不具合対策版となっているが・・・。
    今のところ、代替セクタも発生しておらず、いい感じではある。

いずれにせよ、ハードディスクに突然死は付きものなので、私の場合は必ず2つのハードディスクに保存している。ミラーという手もあるが、コントローラの故障も含め、どうも「自動」は信じられない。手動バックアップが確実である。今回もそのために 1TB超を2セット購入した次第だ。

なお、ほとんどの方がご存知とは思うが、今回のようにハードディスクを単体で買うと 「メーカー出荷から」 3年なり5年の保証がつくものがある。これが、今回単体で買った理由の1つである。
メーカー保証の代表格が Seagate であり、以前は5年保証であったが今年の出荷分より3年保証に変わったらしい。ややこしいことに、PCメーカーや周辺機器メーカーに卸したハードディスクは、Seagate製であっても保証がないことが多い。PCパーツ屋でバルクで売っているものにも紛れていることが多いので注意が必要だ。確実なのは Seagate の web で確認することだ。(お店によっては店頭で確認してくれるらしい。)

Seagate_rma12

国と型番とシリアル番号、および不正防止用に表示された2つの単語を入力する。
ちなみに、2つの単語はあまりにも崩しすぎていて超能力者でないと読み取れないものも多いので、判りやすいものが現れるまで、入力欄の右隣にある赤い2つの矢印が輪になっているボタンを押して、遠慮なく「おかわり」しよう。

最後に、右下の「送信」をクリックすると結果が表示される。

Seagate_rma2

上はPCと同時にバルクで買った250GBのハードディスク(内蔵システムディスクとして使用中)の結果。運がよいことに来年夏まで保証が残っていた。

Seagate_rma3

上は今年1月に買った 1.5TB のハードディスクの結果。PC周辺機器メーカーのバッファローが自社製の機器組込み用に仕入れたものらしく、「購入先に連絡」=「保証なし」と表示された。

このwebページによると、メーカー保証しているのは、Seagate 以外には Maxtor と Western Digital だけらしい。

私が 12月と1月に購入した2つのハードディスクは、どちらもCFDというメルコ(バッファロー)系の製造販売会社が箱に入れて売っているもので、CFDが独自の保証を付けている。(私の購入した2つは5年保証)  某巨大掲示板では、CFD保証は嫌われているが私は気にしない。1月の購入時は、Seagate保証か CFD保証か迷ったが、ファームウェア問題が吹き荒れていた時期でもあり、Seagateの先行き不安感からCFDを選択した。ファームウェア問題については、一時は収まりつつあるように見えたが、最近それらを組み込んだメーカー製PCの回収などの問題に移りつつあり予断が許せない。
まあ、私も「完全にシロとは言い切れない」Seagate製品を買った以上、人ごとではないのではあるが・・・・  壊れたら壊れた時に考えるということで。

【2013年1月3日追記】
記事中の「Seagate の web」(保証の確認のページ)のリンクが切れていたので貼りなおした。
2013年1月3日現在、記事中の2台のハードディスクは(バックアップ用途で使用頻度は少ないものの)どちらも健在である。

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