sakuraエディタ
今回はブログの第一回目ということで、私の常用しているフリーソフトを紹介します。
現在の利用頻度で言えば、タブブラウザやクリップボードソフトが「お世話になっている度」は一番なのですが、どうしても最初に紹介したいのは、sakuraエディタです。sakuraエディタ自体は、現在多分、有料/フリーを問わずテキストエディタの中ではベストの1つに挙げられるものなので「何を今さら」と思われる方も多いでしょうが、私がここで取り上げる理由は10年くらい前の最初の出会いに遡ります。
私とsakuraエディタの出会いは、1999年に半年ほど海外で仕事をすることになった時が最初です。(当時の名前をよく覚えていないのですが、確か当時も sakuraエディタだったような気がします。)このとき、急遽、海外行きが決まったので、とりあえずフリーのテキストエディタを雑誌の付録CD-ROMから3つ4つノートPCにコピーして渡航したわけですが、その中で最も使い勝手のよいのが sakuraエディタでした。とは言いながら、検索はあっても置換がないようなものでしたので、もしかして、最新版なら置換機能が実装されたのではと思いWeb上で探してみましたが、sakuraエディタ自体がさっぱり見つかりません。
そこで、やむを得ず作者の「竹パンダ」(これは当時のお名前)さんに最新版の場所を尋ねるべく不躾にメールしたのですが、そこでビックリ、時候の挨拶から始まった丁寧な返信を戴いたのでした。そこには、最新版の場所だけでなく、
- 既に置換機能が実装されていること
- ソフト名称を(確か)「テキストエディタ」と改名していること(どうりで私がWebで探しても見つからないわけだ・・・・)
などを非常に丁寧に説明されていました。
この時は、本当に、恐縮というか、感動というか・・・、 今でも強く印象に残っています。
それ以降、このエディタを使わせてもらっているわけですが、特に最初の頃は、一夜でマクロ機能を実装したりとすごい勢いで機能向上していったのを覚えています。その反面、「竹パンダ」さんが日々身を削って対応していることが、傍からみていても感じられるようになり、私も僭越ながら「趣味の範囲を超えない程度で」というメールを送らせていただいたのを覚えています。
とりあえず、現在、このエディタは、sakuraエディタとしてオープンソース化されて有志によって開発が続けられ、現在に至っています。
以上、取り留めのない内容になってしまいましたが、とにかく私が今も sakuraエディタを手放せないのは機能もさることながら「竹パンダ」さんという方が開発されたということで・・・
【2009年4月5日追記】
私のお気に入りの サクラエディタの機能について記事をアップしたので、興味のある方は参照ください。
→ 「サクラエディタ 再び」
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