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2009年2月 8日 (日)

ビデオテープのデジタル化(その2)

ビデオテープのデジタル化(その1)に引き続き、(その2)である。

Dj100_2  今回は、前回のHI8テープのデジタル化に続き、下の娘が生まれた時(11年前)に買った Panasonic NV-DJ100 で撮った DVテープのデジタル化である。「DVテープなので、既にデジタルじゃん」と思った人もいると思うが、「その通り」。要は、動画ファイル化のことだ。
この DJ100 もこの1~2年調子が悪く、デジタルノイズが目立つようになった。どうもヘッドが磨耗してきたのではないかと推定しているが、今さら大金をかけてヘッドを換える気にならず、昨年末に Canon HG21 を買ってしまった。DJ100 も今なら再生はあまり問題ないようなので、今のうちに、撮りためた DVテープ を動画ファイル化しておきたいと思う。

少し話は変わるが、今、NV-DJ100 について、調べて見ると、
松下、世界最小の3CCD搭載デジタルビデオカメラ 97/8/28 発表 
標準価格: 265,000円
とあるので、昔のビデオの何と高いこと。私の下の娘は同年10月下旬生まれで、生まれる前には手に入れていたので、発売すぐに買ったことになる。確か、愛知あたりの(結構安売り店として一部で有名だった)アイムコムズというwebショップで買ったのであるが、いわゆるインターネット通販はこれが初めてだったように覚えている。現在は普通にインターネット通販を利用しているが、それ以降20万円を超えたものを買った記憶がない。ちなみに、アイムコムズさんは今はやっていないようだ。

さて話を本題の動画ファイル化に戻すことにする、DJ100 にはDV端子が付いており(多分、DV端子のはしりだったような気がする)、私のPCにもDV端子が付いている。従って、後は、DVケーブルで繋ぐだけだ。DVケーブルも以前秋葉原で100円で投売りされたものを買っておいた。

取り込みソフトは Windows ムービーメーカーでも良いようであるが、webで見てみると、Area61 DVビデオキャプチャ や WinDV などが評判がよいようである。DVビデオキャプチャの特徴は 後で内容をチェックし易いサムネイル画像が同時に作成できること、WinDV の特徴は、バッファを持っておりコマ落ち(キャプチャ漏れ)しにくいことにあるようだ。
どちらも少し試してみて、WinDV を使うことにした。決め手は、動画(AVI)ファイルの作成単位のコントロールができることだ。(後述)

以下に簡単に WinDV の使い方を説明する。

WinDV メインウィンドウ

Windv_3

WinDV 設定ウィンドウ

Windv_config_2

使い方は簡単で、

  1. [Caputuring from DV device] タブを選ぶ。(通常、最初から選ばれている)
     
  2. [Config...] ボタンで、設定ウィンドウを表示する。
     
    [Discontinuity treshold(sec)] で「記録(撮影)日時の間隔が何秒開いている場合ファイルを分けるか」を指定する。ここに、600を指定すると、1つのテープにたくさんのシーン(ここでの「シーン」とは連続して撮影した1カットの意味)が記録されていても、その撮影間隔が10分以内であれば、それらは1つのファイルにまとめて格納される。0を設定すると、すべて1ファイルとして作成される。
     
    [2009/2/10追記]
    後で読んでみると少し説明がおかしいのに気付いたので補足説明追加。
    [Discontinuity treshold(sec)] の説明は上記の通りであるので、小さな数字を入れるほど、たくさんのファイルに分かれる。従って、1に設定すると、基本的にシーン単位でファイルが作成される。ただし、0は特別な意味を持ち、すべて1ファイルとして作成される。DVビデオキャプチャ は、この設定はできず、シーン単位でファイルが作成されるようである。
    なお、このように撮影時間でのファイル分割制御ができるのは、元のDV記録に、動画と一緒に撮影日時が記録されているためであるが、実は、これは、作成されたAVIファイルにも引き継がれている。(引き継がれているかどうかは、Area61 DVビデオタイマ を使えば確認できる。)
     
    先ほども書いたが、私が WinDV を使ったのもこの指定ができたからである。ちなみに、私は、18000=5時間 を指定した。こうすれば、ほぼ、撮影したイベント単位(通常は撮影日単位)にファイルが分かれてくれた。
    [Max AVI size(frames)] で、1ファイルに格納する最大のフレーム数、[Every N-th frame] でキャプチャするフレーム間隔を選択することができる。
     
    [2009/2/10追記]
    例えば[Every N-th frame]を2にすると、1フレームおきに間引いて記録されるので、再生時、2倍速になる。
     

    私は [Max AVI size] には充分大きい数字 1000000(基本的にフレーム数ではファイルは分割しない) 、[Max AVI size] には 1 (全フレームを記録)とした。
    [Date/Time] は作成するAVI ファイル名の書式である。私の場合は、「%Y-%m-%d_%H-%M」 とした。こうすると、例えば、2009年2月1日18時32分から撮影した内容は、XXX.21.2009-02-01_18-32.NN.avi という名前でファイルが作られる。
    ここで、XXX は、ファイル前頭詞(後述)、NN は連番である。連番の桁数は、[numering digits] で指定する。連番は普通、例えば2桁の場合は「00」であるが、全く同一日時分のファイルができる場合にのみ、01,02・・・・となる。
     
    設定ウィンドウの設定が終わったら、[OK]でメインウィンドウに戻る。
     
  3. [Capt. file:] の右側の[...]でファイルの保存ダイアログを開き、AVIファイルの格納フォルダと前頭詞を設定する。先の例では、ダイアログの「ファイル名」の欄に「XXX」だけ入力して [保存]ボタンを押せばよい。
     
  4. [Video source:] は私の場合、最初から、「Microsoft DV Camera and VCR」が
    選択されており、それで問題ない。
    [Capture]ボタンの左にチェックを入れておけば、後は、ビデオカメラ側で先頭テープ位置まで巻き戻してから[Capture]ボタンを押せば、自動的にビデオカメラと連動して記録が始まる。ちなみに、[Capture]ボタンの左のチェックをはずせばビデオカメラと連動しないので、それぞれ個別に操作する。テープが終了すれば、どちらも自動的に止まるが、途中で止めたいときは[Cancel]ボタンを押す。
    なお、メインウィンドウの右下隅の「Q0」という表示が、バッファの負荷らしい。これが最大の「Q100」になったら、バッファがあふれコマ落ちがおきるということだが、私の場合、「Q0」 以外は見たことがない。

作業自体は、Hi8の時よりも簡単である。1番うれしいのは、テープが終わったら勝手に止まってくれるので、終わりそうなタイミングで見張っておかなくてよいことである。
また、AVIファイルも分割されて作られるので、再生不良(不安定)箇所があった場合、そのシーン(イベント)の少し前から再度記録して、そのファイルの部分だけ再作成できる。私の場合、そのような場合、大体元のテープがヘタっているか記録自体の問題だったようで、再度記録しても改善しなかった。

まあ、24本中、2本ほど部分的に再生不良のテープがあったが、何とかその程度の劣化に留めて全テープの動画ファイル化が本日完了した。全部、SPモードで60分テープだったので、総ディスク容量は 13GB/時間 × 24時間= 300GB超 となった。

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コメント

すいません,通りすがりのものですが,教えてください.
WinDVでキャプチャすると元のテープが音声16bit48kHzで記録していても,32kHzで記録(.avi)されるようなのですが,何かご存じのことあるでしょうか?

投稿: 名無しです. | 2010年10月17日 (日) 00時57分

軽い取り込み専用のツールを探していてWinDVを見つけました。
WinDVでキャプチャしましたが、16bit48kHzで取り込んでいます。Tape に記録した時点の録音設定に問題があったのではないでしょうか?
(確認は Sound Forge Pro 11.0)

投稿: takajun | 2014年2月19日 (水) 21時10分

takajun さん

Toshiです。

申し訳ありませんが、私はこの手の知識はほとんどない(多分、takajun さんの方が詳しい)ので、力にはなれません。
「16bit48kHzで取り込んで」いれば、問題ないような気がしますが・・・

投稿: Toshi | 2014年2月22日 (土) 22時26分

Toshi さん こんにちは

今頃 「通りすがりさん」への返信コメントをしてすみません。お騒がせしました。

DVの音声規格はサンプリング周波数 48kHz 16bit PCM 2ch or 32kHz 12bitのノンリニアPCM 4ch だったように思います。

通りすがりさん は撮影時のカメラ設定で 32kHz 12bit にて録音されたのではないかと推測します。

いずれにせよ 48kHz 16bit PCM 2ch で録画された Tape からは WinDV でキャプチャしても 48kHz 16bit PCM 2ch で取り込めますね。

WinDV は非常に優れたソフトだと思います。

投稿: takajun | 2014年2月27日 (木) 21時47分

takajun さん

Toshiです。

通りすがりさんへのコメントでしたか。
失礼いたしました。納得しました。bleah

通りすがりさんからコメントを戴いたときは、私も全く判らず回答しませんでしたが、今回少し調べてみました。(と言っても、ネットでですが・・・)
DVの音声規格はおっしゃるとおり2種類あるようですね。
私のDVカメラも選択可能となっているのですが、どちらに設定していたか記憶がありません。
試しに、WinDVで取り込んだ映像ファイルのプロパティを MPC-HC で表示させてみると、「32kHz 16bit」と表示されます。謎です。coldsweats01

しいしせねっと
http://siisise.net/dv.html
というブログにも、ソフトによっては12bitしか扱えないとの記載があるのでそのせいかも知れませんね。

では。

投稿: Toshi | 2014年3月 1日 (土) 20時47分

教えてください
取込み設定にもよるのでしょうが、
i.link経由で2時間のminiDVを取り込んだ場合、
HDDはどれくらい消費するのでしょうか?

投稿: nate | 2016年8月 7日 (日) 14時27分

nate さん

> i.link経由で2時間のminiDVを取り込んだ場合、
> HDDはどれくらい消費するのでしょうか?

記事にも記載した通り 13GB/時間ですので、2時間だと 26GB程度です。

投稿: Toshi | 2016年8月 7日 (日) 18時02分

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