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2009年2月17日 (火)

ソフトキャリーバッグのキャスター修理

我が家で長年使っていたソフトキャリーバッグのキャスターを昨年修理してみた。
あまりよい出来ではないし、うまくできたかの評価はこれからであるが、同じような事でお悩みの貴兄に参考までに載せることにする。

キャリーバッグやスーツケースのキャスターは、荷重や衝撃が一番かかるところなので、破損の可能性は非常に高いような気がする。
以前webで見た時には、メーカー限定の場合を除き(この場合はキャスター部品ごと交換する)、キャスターを修理してくれるお店はほとんどないようだ。
私も、本件で近所のミスターミニッツに声をかけたが、二つ返事で断られた。

と、思っていたら、たまたま今日、修理屋さんのHPを見つけた。

//REPAIR SHOP 修繕屋//

HPの「スーツケース・キャリ-バッグ修理」のページを見ると、写真つきでたくさんの修理事例が紹介されている。
「純正品にこだわる場合はメーカーさんでどうぞ。純正パーツはウチで用意できるものもあるんですが安くないのです。」という、職人魂がみなぎる心強いお店のようだ。
「キャリーバッグやスーツケースのキャスター修理に関するご質問で一番多いのが車輪の交換です。当店では車輪のみの交換もお受けしていますがお問い合わせの際には車輪の径・巾サイズを測ってください。」とのことなので、まずは、問合せが必要のようだ。価格は1個2,000円~4,000円とのことなのでリーズナブルだと思う。

う~ん、このサイトを見てしまったからには、私の修理記録を載せるのは非常に気が引けるのだが、あくまでも参考ということで。

我が家のソフトキャリーバッグは、12年くらい前にアメリカで買ったものだ。1ヶ月くらい出張で渡米していたのだが、お土産を買いすぎて持参したスーツケースに入りきれなくなってしまい、慌てて現地で調達した。買った場所は、Grapevine Mills という大型のショッピングモールだ。
メーカーは買った時には意識しなかったが、後でwebで見てみると Ricardo Beverly Hills というメーカーで、日本では販売してないようだ。(断っておくが、全然高級品ではないし、自慢するほどの代物でもない。)

Carrybag     Ricardo_logo

日本に帰ってから、帰省や旅行に、年数回使っていたので、のべ50回の使用といったところであろうか。他のソフトキャリーは使ったことがないので比較はできないが、結構、中に物が詰め込めて使い勝手がよい。また、なかなか丈夫で、ファスナーのタブが1つ取れた以外は特に不具合はなかったのであるが、ここ数年でキャスターに問題が発生してきた。キャスターは、プラスチックの大型ホイールにゴムが巻かれたものが両端に1つずつ付いているのだが、そのゴム部分が徐々に劣化・剥離してきて、昨年には、両輪ともほとんど取れてなくなってしまった。まあ、ホイールだけでも、使えないことはないのだが、結構振動するし、今度はホイールが割れそうな気がする。最初は、修理してくれるお店を探したが、なさそうなので、ダメもとで自分で何とかしてみることにした。ホームセンターを覘いて考えついた方法は以下の2つである。

  1. 靴の修理用の肉盛り剤でホイールの周りを肉盛る(例えば こんなヤツ です)
  2. ゴムベルトをホイールの周りに貼り付ける

1番目の方法は、強度の点(使用中に剥がれないか)と、均一に塗れるのかという点が不安だったため、2番目の方法を試すことにした。(2番目の方法も、強度の点では大いに心配であったがダメもとということで・・・)

ホームセンターで買ったのは、ゴムベルトと接着剤。
ゴムベルトは幅5cm、厚さ4mmのものである。接着剤はたくさんの種類がある中で、「屋外にも使える。ショックに強い。熱・水に強い」といううたい文句に釣られて、スーパーX2 というものにした。

Belt   Superx2

まずは、ゴムベルトをホイールの幅で短冊状に切り、ホイールの円周の長さで切断した。(最初は、何重かに巻くつもりであったが、意外にも最初に付いていたタイヤの厚みは薄かったようで、2重にするとホイールカバーに当ってしまった。)
後は、ホイールの外周とゴムベルトの内側に接着剤をタップリと付けて接着し、結束バンドで1週間くらい固定して出来上がりだ。接着剤がはみ出して見かけはよくない(汚い)が、とりあえずくっついた。

左が接着直後。結束バンドの跡が見える。 右が1回使用後。

Wheel_pic0    Wheel_pic1

1ヵ月後くらいに実戦(帰省)で試してみた。結果は・・・・・
行きは順調であったが、帰りの途中から片側の車輪のゴムベルトが徐々にホイールから外れてきて、家に帰り着く頃には、完全にホイールから離れてしまった。(正確に言うと、ゴムベルトの輪の形は保ったままで、ホイールから外れてしまった。) もう一方の車輪は大丈夫であった。負け惜しみで言うわけではないが、内心はすぐに外れることを予想していたので、正直、片輪でも持ち堪えたのは意外であった。
この結果で、更にチャレンジ精神が湧いてきた。

今回の失敗の原因は、ゴムベルトの長さが長すぎた(ホイールの円周と同じ長さで遊びがなかった)ではないかと考えている。
要は、左下図のような遊びが少なかったため、使用中にゴムベルトが少しずつ伸びて、輪の長さがホイールの外周より長くなり、右下図のように剥離したのではないか・・・。

Wheel0400    Wheel1400

ということで、早速、ゴムベルトの長さを微妙に短くして、再度貼り付けてみた。結果は・・・・

実は、それから、帰省も旅行も行っていない・・・ 

誰か私を旅行に連れて行って。

【2009年9月6日追記】
今日、久々に、//REPAIR SHOP 修繕屋// さんのHPを見ていたら、偶然にも私と同じキャリーバッグの修理記録が載っていた。
(ココ --> //REPAIR SHOP 修繕屋//:車輪交換
あまり見ないバッグだけにちょっとビックリ
修理結果も結構イイ感じである。私も最後の手段はコレだな

【2009年11月8日追記】
先週、研修に行ったときに キャリーバッグを使用した。近距離だったためそれほどヘビーな使い方ではなかったが、何と無事に何事もなく生還した。
現在のキャスターの状況は以下の通り。

継ぎ目の部分はあまり目立たない(手前側)
Caster0

ゴムの部分は結構荒れた部分もあり。いつまでもつことやら・・・・
Caster1

【2012年12月24日追記】
今更ですが ・・・
当ブログでは、ゴムベルト方式より、koma様 発案の エポキシパテ方式をお勧めしています。
詳しくは、以下のコメント群を参照ください。

【2013年9月23日追記】
記事に載せたキャリーバッグの修理に再挑戦してみた。
興味のある方は、「ソフトキャリーバッグのキャスター修理 ~ たぶん完結編」へ。

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コメント

Toshiさん

私もキャリーバッグの修理で悩んでいました。貴方のサイトを見つけて、ハハー自分で修理できるんだと喜びつつ読み進みました。が、最後で笑いこけました。早く旅行に連れて行ってもらえる人見つかるといいですね。私は仕方ないから、新しいのでも買わないと駄目かも。どうしたらイイか迷ってます。

投稿: Aoba | 2009年3月 7日 (土) 15時30分

Aobaさん、
コメントいただきありがとうございます。
意外にも私の記事の中でも、このキャスター修理のページの参照件数が多く、皆さん同じことで困っているんだなということを実感しました。
Aobaさん、新しいのを買うのも良いですが、是非ダメもとで、私の書いた1番目の方法(靴の肉盛り補修剤を使う方法)を試してみてください。

投稿: Toshi | 2009年3月 9日 (月) 00時07分

役立ちました!今からホームセンターに出陣します!
私はスーツケースなんですが、何件も修理を調べたけど5000円以上!!
もう少しで新品買える値段なんで、ばかばかしくて。
傷んでるのはキャスターのさらにゴムの部分だけなのに~(-"-)
がんばってダメもとで真似てみます。

投稿: saya | 2009年6月23日 (火) 13時59分

sayaさん
コメントいただき、ありがとうございます。

私もそうでしたが、この類のものは、「ダメもと」で「うまくいけばラッキー」という気持ちで楽しんでやるのことが大事かと思います。

この記事が少しでも参考になればなによりです。

投稿: Toshi | 2009年6月24日 (水) 21時40分

1年近くも前に書かれたものに、今更送信も変ですが…、つい10日程前に同じ経験をしたものとして、『キャスター修理』でネット検索した書き込みを読んで、笑ってしまいました。
そうです、我が家でも25~30年前に購入したサムソナイトのスーツケースのキャスター部分(タイヤのみ)が破損(摩耗? 劣化?)し、“どうしたものか? 30年も前の物だから諦めて新品購入 or 修理”と悩んでいます。使用頻度がそれほど多くなかったため、他にどこと言って不具合はありません。が、修理となると、なんせ形状が大きいだけに宅配料金を払ってまで…と、どなたかが書かれているようにバカバカしいし…。
家も、ダメもとで真似てみます

投稿: kyth | 2010年2月 2日 (火) 10時56分

こんにちは。検索でたどり着きました。

私の場合は、新品なんですが安物のためにガラガラとうるさいキャリーカートを、何とかできないかと思っていました。

写真つきで、しかも実際に使用された記録を拝読できて、とても参考になりました。

試行錯誤されるチャレンジ精神に脱帽です。

私はめんどくさがりなので、まずは靴の肉盛り剤というものを試してみようと思っています。……まずは、と言っても失敗したら終わりのような気もしますが(汗)。

とにかく、ありがとうございました。

投稿: luca | 2010年6月 3日 (木) 17時40分

luca様

コメントいただき、ありがとうございます。

肉盛り剤というのは、一部の欠損部を補修するのには良いと思いますが、ホイールの上にきれいに塗るのは結構難しいと思い、私は手を付けませんでした。

もしチャレンジされたのであれば、成功でも失敗でも、ご報告いただければ参考になります。

投稿: Toshi | 2010年6月 6日 (日) 13時07分

肉盛り剤ではなく、プラ用のエポキシパテで挑戦しました。円筒状のパテを10g程度にカットして、外周部分の青と中心部分の白が均等に混ざるように手でこねて、厚さが均一の帯状に伸ばしたところで、キャスターのゴムの代わりに巻き付けて、手で形を整えながら馴染ませるという粘土細工感覚です。接地面の凹凸を無くす為に、平坦な板を押し付けながら、コロコロ回すと、割と簡単にそれらしくなります。(私は、レトルトカレーの空き箱を使いました)。硬化後は、プラスチックより柔らかく、ゴムより固いといった感じです。混ぜ合わせた後、10分以内に作業完了、と説明書にありますが、暖かい部屋なら30分程度は大丈夫なようです。ビニール手袋付属ですが、使い勝手が悪いのでお勧めしません。素手でも意外に汚れや手荒れもしませんし、気になる臭いもしません。失敗と言えば、20g以上使って、大半を余らせたぐらいです。(ゴムの代わりなので、意外と使用量が少ない)。仕上がり色は薄いグレーですが、好みで色も塗れるそうです。ちなみに今回修理したのは、大型のスーツケースのキャスターです。近々、海外出張に出掛けますので、結果は後ほど。

投稿: Koma | 2011年1月 3日 (月) 17時41分

Komaです。

韓国経由の中国2週間の出張から、無事に生還しました。
行きのチェックイン時のスーツケースの重量は、17Kgでした。

さすがにパテが薄い色なので、接地面の汚れは目立ちますが、
欠けや割れも無く、立派(?)に役目を果たしました。

今回、実はパテを盛りすぎて、キャスターの径が大きくなったので、
もう一方の壊れていないキャスターにも粘土を追加して径を合わせたのですが、こちらも無事でした。

修理の選択肢として参考になれば、お役立て下さい。

投稿: Koma | 2011年1月22日 (土) 16時17分

Koma様

Toshiです。お帰りなさい。

非常に興味深いコメント、ありがとうございます。
実際に試された報告は非常に参考になります。

私はエポキシパテというのは見たことも使ったこともないのですが、webで調べて見ると、プラ用は弾力性や粘着性があって素材としてはなかなか良さそうですね。

よろしければ、私や皆さんのために、Koma様が使ったパテのメーカーと製品名を教えてもらえませんか?

投稿: Toshi | 2011年1月22日 (土) 21時53分

Komaです。

お返事ありがとうございます。
説明不足で申し訳ありません。

使用したパテは、上の肉盛り剤のところで御紹介頂いた
”例えばこんなヤツです”のリンクから、
家庭用セメダイン > 成形接着パテ > エポキシパテ プラ用
に載っているものです。

東急ハンズで売っていたものを購入しました。

粘土よりも固めで、こねるのに若干苦労しましたが、
棒状に延ばして、らせん状にねじって、二つ折りにする
を繰り返せば、比較的楽に混ざるようです。

15年以上も前の古いスーツケースで愛着があり、
買い替えの決心もつかず、かと言ってガラガラうるさいので、
出張のたびに悩みの種だったのですが、このサイトのおかげで、
修理のヒントがつかめて、大変感謝しています。

ありがとうございました!

投稿: Koma | 2011年1月25日 (火) 16時26分

koma様

Toshiです。
早速ご回答いただき恐縮です。

また、ご丁寧な解説を頂き参考になります。

私のキャリーバッグですが、最後の追記を書いてから以降はほとんど使用機会がなく充分な検証ができていません。
こんどゴムがはずれたら、koma様の経験も是非参考にさせていただきたいと思います。

どうもありがとうございました。

投稿: Toshi | 2011年1月30日 (日) 17時16分

Toshiさん、Komaさん、こんにちは。

スーツケースの車輪のゴムの摩耗で悩んでいたところ、このページにたどり着きました。
感謝、感謝、感謝です。
Komaさんのパテ方式でチャレンジしたところ、驚くほど簡単に上手く出来ました。試してみると詳細な解説がものすごい役立ちます。
旅行実践はこれからですが今のところスムーズに転がってくれます。
高額な修理代に悩んでいる方皆さんに広まると良いですね。
本当にありがとうございました。

投稿: kan | 2011年5月14日 (土) 12時14分

このページを見たら安心しました。明日スーツケースの車輪のごむを修理したい。こんなどころがあってよかったと思う。感謝。感謝。

投稿: libby | 2011年7月28日 (木) 16時46分

kan様
libby様

コメントいただき、ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ありません。

Koma様のパテ方式、良さそうですね・・・

libby様は既に実行されましたでしょうか?
是非、報告をお待ちしています。

投稿: Toshi | 2011年8月 7日 (日) 17時39分

toshi様
koma様
皆様

大変参考になりました
ありがとうございます

安価なキャリーバッグですが、使い勝手が良く、出張の友でした。
タイヤのゴムが両方とも壊れて取れてしまってからは、ガラガラとこっ恥ずかしい大音量で…
修理屋は近くになく、WEBで調べても結構な値段だし…

komaさんのパテ方式を今日試してみました
出来栄えは、私の不器用さ丸出しの感じです(゚ー゚;
しかし、きっちりリング状にはまってます…と思います

作業時間は予想よりはるかに短いものでしたが、作業はちょっと苦労しました
青の部分がべたべたして爪の間に入ったので、付属の手袋をしたら、捏ねてる間に、ぼろぼろに千切れました
パテをはさみで切ったのですが、はさみはべたべた、取ろうとしてはさみで軽く指を切って出血
捏ねてる間に血や指の毛が混じるわ
平らにならそうと厚紙でペタペタしたら、紙が千切れてくっ付いちゃうわ
リングの長さ測って伸ばしたのに、全然あわないわ
俺は不器用だ~~(;´д`)トホホ…

パテの捏ね方やその他諸々とっても参考になりました
ありがとうございました
次の出張は再来週の札幌です
使うのが楽しみです

投稿: kh | 2011年11月 5日 (土) 11時02分

Komaです。

折角試して頂いたのに、散々な結果で申し訳ありません。

先回使用した残りのパテで確認したところ、
温度が高いとパテが、予想外に柔らかくなるようです。
この状態で扱うと、附属のビニール手袋はもちろんのこと、
素手でも指先や爪の間にこびりついて、収拾がつかなくなります。

今更で申し訳ありませんが、涼しい所で作業して頂くか、
ビニール袋に入れて水で冷やしながら行うなどして、
パテの適度な固さを保つ必要があるようです。

これも参考にして、安全に作業して頂ければ幸いです。

投稿: Koma | 2011年11月 5日 (土) 13時06分

koma様

ご配慮させてしまって
大変すいません m(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン

私の不器用さをさらして、
皆様の作業の一助になればよいなと思った次第でした

厚さを均一にできなかったので
(均して帯状にするのを忘れてました
半固さの間にと思って、キャリーバックを今床の上でコロコロしてます
あのガラガラガァー音がだいぶ軽減されたように感じています

私は大変感謝しています
komaさん ありがとうございました

投稿: kh | 2011年11月 5日 (土) 13時54分

kh様

大変だったようですが、何とか完成したようで、おめでとうございます。
私も、Koma様のパテ方式が気になっています。
また、出張の“結果”を教えてください。

投稿: Toshi | 2011年11月 5日 (土) 18時15分

出張に行ってまいりました
快適に転がってくれました!
ホイールだけの時とはえらい違いでした
接着した分ぼ厚さがあるのとないのでは、転がりの感触も結構違うのですね~
空港、JR、バス、乗継で手荒に扱ってもOK
札幌でしたので、寒さで割れないかな~とも心配しましたが大丈夫でした
1回目ですが
・割れませんでした
・剥離、ヒビ割れもありません
・スムーズに転がってくれました
・軽いプラスチック、の感触です
・床とかの仕上げによりますが、音は大分軽減されました
・細かいタイル上や凹凸タイルの上では、カラカラと転がり音がします
・ゴムのような吸音、ショック吸収の感触はありませんでした
・白いので、汚れは見えます
ガサツに作業してしまって、いびつな厚さが違う分の音の違いは判りました
でもそれを知ってる私だけがわかる程度だと思います
ホイ-ルだけの時とは違い、遠慮なく引っ張り回せました
ほんとうにありがとうございました
まだ年内に何度か国内出張がありますので、様子を見てみます

PS 靴修理材のようなものでリペアされた方のサイトがありました
http://www.j-love.info/ino/archives/20091129_repair_wheels_of_suitcase.html
今回のパテ補修に加え、これを上塗りしたらますます良くなりそうな気がしてます
試すのはもう少し様子を見てからにしますが

投稿: kh | 2011年11月23日 (水) 17時04分

kh様

ご報告いただき、ありがとうございました。
パテ方式は、耐久性もなかなかのようですね。

> でもそれを知ってる私だけがわかる程度だと思います

この一文を読ませて頂き、以前、自分で加工してから最初に使ったときのドキドキ感を思い出してしまいました。

我が家では、ここ数年、キャリーバッグを使用する機会が全くなくなったため、このテーマの修理が一旦お預けになっているのが、少し悔しくなってきました。

あと、靴の修理材の件ですが、これはゴムの感触があるようなので、(上塗りではなく)直接使用するのもアリではないかと思っています。
誰か試してくれないかなぁ ・・・

このページは、私のブログの中では、一番、皆さんに興味を持たれている(ページヴューが多い)ようなので、また、実績ができれば、是非、書き込んでください。

投稿: Toshi | 2011年11月26日 (土) 09時58分

こんにちは
ご無沙汰してます

あれから北海道、九州と国内ですが出張を繰り返していました。
パテ車輪ですが、ついに欠け、剥離してきました。
どうも中心部の一番薄い部分から欠け始めた様です。
私のキャリーバッグの、ゴムが取れてしまったホイールの接地面は平ら(□)ではなく、断面が三角錐状(△)になっているので、くさびの様にパテに圧力がかかる◤▵◥のではないかと思います。
パテを盛るホイールの接地面形状にも気を使う必要があるかもしれません。
まだ試していませんが、私のホイール形状では圧力吸収のために、三角錐の先端部分を厚くするか、ゴム系の上塗りが役立ちそうと感じています。
説明が分かりにくくすいません。
少しハードに使いすぎたかな~

投稿: kh | 2012年2月 4日 (土) 19時36分

kh様

ご無沙汰しております 

ご報告ありがとうございます。

kh様はかなり使用頻度が高いようにお見受けしましたし、また、ホイールの接地面が凸形状になっているという悪い条件で(ちなみに私のキャリーバッグは平面です。凸だとゴムベルト式は難しいですね)数ヶ月大丈夫だったというのは、私のように利用頻度が少ない人にとっては、パテ方式は十分使えると言う印象を持ちました。

もし、更に改善等がありましたら、(この記事は結構参考にしている人が多いようなので)是非また報告をお願いします。

この話題では、私は完全に「koma様やkh様のふんどしで相撲をとっている」状態になっていますが ・・・・

投稿: Toshi | 2012年2月12日 (日) 16時00分

Toshi様、Koma様、皆様!私もエポキシパテで修理しました!1週間用の大きなスーツケース。しかも30年以上前のサムソナイトです。ツアー旅行の上、三箇所しか泊まらなかったので、移動はそんなに多くなかったのですが、4つ全換えだったので、どうなることかと思いましたが、無事に8日間帰ってまいりました。靴の修理剤は靴の修理に2種類ほど試したことがあったのですが、キャスターを直すなんてとても無理だと思い、諦めていました。プラ用エポキシパテの方が扱い易く、整形しやすいです。靴の修理剤は柔らかすぎます。思い出たっぷりのスーツケースがまた使用できただけで嬉しいです♪皆様投稿ありがとうございました♪

投稿: Korokoro | 2012年4月25日 (水) 23時51分

Korokoro 様

Toshiです。

靴の修理剤はダメそうですか。
ということであれば、もうエポキシパテの一択ですね。耐久性もまずますのようですし・・・

経験・実験に基づくご報告は本当にためになります。
ありがとうございました。

投稿: Toshi | 2012年4月28日 (土) 22時47分

布製ソフトキャリーバッグのハンドル部分のネジが外れ
おうほうをいただけませんか。同様のサイズのネジを買い 修理を試みましたがダメでした。メーカーは「FIDELE]。検索しましたが、わかりません。販売店も記憶にありません。なんとか情報を頂けませんか。

投稿: 前田 猛 | 2012年12月 8日 (土) 14時19分

「FIDELE」のアタッシュケースの取っ手修理です。メーカーの連絡先教えてください。

投稿: 前田 猛 | 2012年12月 8日 (土) 14時25分

前田様

Toshiです。
せっかくコメントを戴いたのですが、私も「FIDELE」なるメーカーは初耳です。
少しググってみましたが、インドに同名の革製品メーカーがありバッグも作っているようですが、布製ソフトキャリーバッグだと違うような気がします。

愛着がある品で修理を希望されるようであれば、記事の中でもリンクしたような、一般のカバンの修理屋さんをあたってみては如何でしょうか?

お役にたてずに申し訳ありません。
もし、ご存知の方がいれば、コメントをお願いします。

投稿: Toshi | 2012年12月 9日 (日) 18時39分

Toshi様 Koma様

以前からこの記事が気になっていまして、年末の帰省 前になんとかお気に入りのBenettonのキャリーバッグ のキャスターを修理したく、本日、エポキシパテを購 入し修理に取りかかりました。

過去のコメントも参考にして、寒い冬場のこの時期に 実行となったわけですが、パテを切ったりこねたり、 意外と硬くてベタベタしてたので、先行きが不安にな りましたが、盛ってみてからは意外と簡単にいい感じ でくっついてくれて、作業時間も15分で仕上がりまし た。

レトルトカレーの箱のくだりを読み間違えて、レトル トの袋を用意してしまったんですが、キャスターの幅 で袋を細長く切って、滑車のようにくるっと巻き、 バッグを足で抑えながら程よい力でコロコロコロコロ してたら、表面もなめらかに厚さも均一に仕上がりま した。

早く乾かないかなあ?さっきちょっとだけ転がしてみ たけど、思ったより良い感じです。この記事に出会う まではどっか適当に修理に出そうかなあ?と思ってい ましたが、変な足組に付け替えられるより、680円で 修理が出来て大変満足できました。あとはどれくらい 耐久性があるかですが、パテも十分残ってますし要領 も得ましたしたので、また壊れてもなんとかなりそう です。今回はどうしてもお礼が言いたくコメントさせ ていただきました。ありがとうございました。

投稿: さのさん | 2012年12月18日 (火) 00時26分

さのさん様

Toshiです。
詳細なご報告をいただき、ありがとうございました。

是非、実際に使ってみての続報をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

投稿: Toshi | 2012年12月24日 (月) 22時38分

はじめまして。検索で来ました。
数年前にも検索してあまり良いサイトが見つからず、バッグは壊れたまま、実家の押し入れの中です。ご紹介のサイト、良さそうです。連絡してみようと思います。

それにしても自分で修理の精神素晴らしいです。私も出来るものならとは思っています。なので、上記サイトに連絡する前に、ご意見をお聞きしたいです。

モノはティンバーランドのキャリーバッグ。十数年前にアメリカで購入。車輪にインラインスケートのホイールを使ってるのが特徴。そのホイールのゴムの部分がパックリ割れてしまいました。

なので、インラインスケートのホイールを購入して交換すれば良いのだと思います。ただ、どこからどうアプローチして車輪を外せば良いか、モノを眺めてもわかりません。それさえわかれば、やってみたいのですが。ここら辺のつくりは、モノによって、メーカによって異なるのでしょうか? だとすると、今の情報では答えようがないのかもしれません。

投稿: Quack | 2012年12月25日 (火) 00時51分

Quack様

Toshiです。

コメントを戴き、ありがとうございます。
しかし、残念ながらお役に立てそうにありません。

インラインスケートの車輪交換の方法は、「インラインスケート ウィール交換」でググるとそれなりに出てきますが、キャリーバッグだと当てはまらないのかもしれません。
でも、それさえ出来れば、Quack様が書かれているように、(インラインスケートのウィールを使っているのであれば、)逆に交換部品は手に入りやすいと思います。

もし、これを見られた方で情報をお持ちであれば、フォローをお願いします。

投稿: Toshi | 2012年12月30日 (日) 20時18分

はじめまして。私もサムソナイトのキャリーケースのタイヤが壊れエポキシパテ方式を使用させていただきました。しかし、エポキシパテはゴムより硬く、きれいな円になっていないこともあって、空港で引くと音が大きくうるさかったです。そこで、インラインスケートのウィールに交換しました。非常に快適です。単品売りのショップから径84mmウィールとベアリングを購入しました。ウィールが450円/個、ベアリングが50円/個でした。ベアリングはJIS規格の608ZZで外径22㎜、内径8㎜、幅7㎜です。ウィールの両側に一つずつはめればOKです。ウィール一つに2個必要です。私のサムソナイトのホイールのシャフトも8㎜でしたので、そのまま使用しました。交換はスーツケースの中側からタイヤボックスがねじ止めされているので外して、シャフトを引き抜いてホイールを入れ替えるだけで簡単にできました。ホイールとボックスのスキマが大きかったので、ワッシャを6枚いれました。ご参考になれば幸いです。

投稿: Tianlang | 2013年3月 9日 (土) 17時21分

Tianlangさん

貴重かつ詳細な体験談、ありがとうございます。

私も、インラインスケートのウィールの存在というのは、Quackさんのコメントで初めて認識したのですが、キャリーバッグの修理にも活用できるのですね。

そこで、私のキャリー(すっかり死蔵の域です )を確認してみたのですが、残念ながらタイヤが固定されている樹脂部品がバッグ本体にリベットで固定されており、その樹脂部品をバッグからはずさないとシャフトが抜けない構造のようです。(私の技術では復元に自信なし)

つまり、Tianlangさんが書かれている「スーツケースの中側からタイヤボックスがねじ止めされているので外して、シャフトを引き抜いて」ということができるか否かがポイントだと思います。

もし、それが出来る構造であれば、インラインスケートのウィールを検討するの「あり」ですね。

どうもありがとうございました。

※)今回から「様」ではなく「さん」付けとさせていただいています。(特に意味はないのですが、何となくこれまで少し違和感があったので・・・)

投稿: Toshi | 2013年3月10日 (日) 10時36分

実家にあったキャリーバッグを来月の研修に持って行こうと思い動かしたら、車輪のゴムが取れてものすごい音が…。
本体は新品同様なので買い替えるのも忍びなく、修理できないかと検索していたところ、こちらのサイトにたどりつきました。

さっそく、エポキシパテを購入し、修理してみました。
パテを練る時や伸ばす時など、難しい部分もありましたが、なんとか形になりました。
今は乾燥中ですが、使うのが楽しみです。

ずっと眠っていたバッグですが、無事に第二の人生を迎えることができそうです。
ありがとうございました!
(長文失礼いたしました。どうしてもお礼の気持ちを伝えたくて…)

投稿: こけし | 2013年5月15日 (水) 21時54分

こけし さん

Toshiです。

コメントをいただき、ありがとうございます。
こけしさんのようにコメントいただくと励みになります。

また、使ってみての結果が出ましたら、コメントいただけるとうれしいです。

では、こけしさんのバッグが長生きできることをお祈りしています。

投稿: Toshi | 2013年5月18日 (土) 22時31分

こんにちは 

機内持込可のキャリーケースのキャスター(2個のうち1個)をエポキシパテで修理しました! 旅行や出張に使い勝手が良く、愛着があるものなので、きれいに修理できて大満足です。

今年5月末の旅行を前に、キャスターを修理してくれるという店に持って行ってみたのですが、半径も幅も明らかに大きい車輪を持ってきて、「これに交換する、もう一方もすぐ壊れるだろうから一緒に交換する」と言われ、頼まずに帰ってきました。あきらめて別のスーツケースを買おうかと思っていた矢先、このサイトに巡り会えてラッキーでした。

『棒状に延ばして、らせん状にねじって、二つ折りにするを繰り返せば、比較的楽に混ざる』という、Komaさんのアドバイスどおりでした。車輪にくるっと盛って押し付けるようにしてざっと形を整え、あとは部分的に足してしっかり押えてを繰り返し、厚さを均一にし、走行面やサイドの面を平らにしてゆきました。15cmくらいの透明の定規をあてて見ながら、形を整えたので、後で定規をきれいにするのにちょっと手間取りましたが、作業は20分程度で終わりました。作業時の室温は半袖でちょっと涼しいくらいでした。エポキシパテなるものを初めて知った私ですが、お蔭様で簡単に、しかもかなり良い仕上がりにできました。1点、オリジナルのが黒で、今回直したものが白っぽいので、黒くした方が見た目が良いかなと思いましたが、妙案が浮かばずそのまま使用しました。機能は問題ないですし。

10日間の旅行を終え、キャスターも無事でした。段差のある所やでこぼこの道も普通にコロコロしていました。
有益な情報をいただき、ありがとうございました。私もぜひお礼が言いたくてコメントさせていただきました。

投稿: わんこと旅 | 2013年7月 3日 (水) 04時17分

わんこと旅 さん

Toshiです。

丁寧なご報告をいただき、ありがとうございました。
拙記事(コメントかな?)がお役立てたということでうれしいです。

愛着があるキャリーケースがいつまでも旅のお供ができることを祈っています。

投稿: Toshi | 2013年7月 6日 (土) 09時47分

弾性ゴム(1mm)を接着体にした両面テープを利用して、うまく修理できました。
ホームセンターの両面テープ売り場で、キャスターの車輪幅にあった両面テープを買い、欠けたゴムをすべて除去したあとに、くるくる巻き重ねしていき、ちょうど適当な厚さになったところで、終了。仕上げに電気絶縁テープを巻いて、作業終了。
いつもテープを用意しておいて、車輪のゴムが破損するごとに、ひとつづつ変えていってもいいかと思います。はさみとテープだけあれば、どこでもかんたんに補修できて、補修後また壊れても簡単に再補修ができます。
*必要なテープはどのホームセンターでも手に入る普及品の両面テープです

投稿: 桜田 | 2013年9月14日 (土) 13時44分

桜田さん

Toshiです。

コメントおよび新しい方法をご提案いただきありがとうございます。
なるほど、施工は簡単そうですね。
ただし、私的には耐久性が気になります。確かに補修も簡単なので剥がれればまた補修すればよいのですが、周りの絶縁テープなどが、すぐに(旅行の途中にでも)剥がれないのかが気になります。
よろしければ、使用後のレポートもいただければ参考になります。
よろしくお願いいたします。

投稿: Toshi | 2013年9月15日 (日) 09時45分

悩みましたね。キャスターゴムが壊れた時は。この掲示板を見て、参考にしながらホームセンターでゴム素材の棚を必死に見ましたが、こういう回転圧に耐えるゴム素材は見つかりません。で、手持ちの両面テープをヤケクソで張ってみたら、回転もOKで2KMくらい使用してもぜんぜん崩れないので、相当期間使用可能かと思います。
住宅の補修で、セメント、コーキング材、テープ類をよく使うのでその経験から適当に試したらうまくいったというところです。
ご指摘のように、テープは完全には固形化してないので、ある時点ではがれたり崩れたりすると思います。で、テープ2種とはさみを常備しておく必要があるかも知れません。テープは良いですがはさみは機内持込できないので、機内に持ち込もうとする場合は没収されますね。
修理方法(私の場合)
ゴム素材の両面テープ12ミリ幅を5層程度に
ぐるぐる巻きとし、最上面はべたつくので電気テープ(電線を巻くあれ)を張っておく。
でこぼこがないので、作業が簡単。

投稿: 桜田 | 2013年9月19日 (木) 07時51分

桜田さん

Toshiです。
返答いただき、ありがとうございます。

> 回転もOKで2KMくらい使用してもぜんぜん崩れないので、相当期間使用可能かと思います。

なるほど、両面テープでも意外に強固なんですね。簡便さではこの方法が一番かも知れません。

> この掲示板を見て、参考にしながらホームセンターでゴム素材の棚を必死に見ましたが、こういう回転圧に耐えるゴム素材は見つかりません。

私の経験では、ゴムベルトは丈夫なのですが、弾性があるせいか、どうしても剥がれてしまうのが欠点です。
ちょうど今日、超久しぶりに(4年以上 )本記事に載せたキャスターの再修理を行いました。
近日中に記事にする予定です。

投稿: Toshi | 2013年9月22日 (日) 18時41分

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